■「「撮影後に声をアフレコするとき、あのシーンを観て笑いましたね。監督のディレクションが予想外すぎて。ここは本編観ていただいた方のお楽しみで」(岩田剛典)
映画『ウェディング・ハイ』の初日舞台挨拶が3月12日、東京・丸の内ピカデリー1で行われ、キャストの篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、皆川猿時、高橋克実、そしてメガホンをとった大九明子監督が登壇した。
本作は、バカリズムが脚本を手掛けた完全オリジナルストーリーの爆笑ウェディングエンターテインメント。
イベントに登場したキャストを代表して主演の篠原が「こんなにたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。『ウェディング・ハイ』、皆様いかがでしたか?」と尋ねると会場からは大きな拍手が。続けて「思いを込めて完成した作品を今日お披露目できて光栄です。楽しんでいってください」と挨拶し、舞台挨拶が開始した。
すでに映画を観た観客に「もし、もう一度観るとしたらどんなところに注目していただきたいでしょうか?」と問われると、篠原は岩田の“あるシーン”が見どころだと回答。それに対して岩田は「撮影後に声をアフレコするとき、あのシーンを観て笑いましたね。監督のディレクションが予想外すぎて。ここは本編観ていただいた方のお楽しみで」と語った。
そして中村が「余興のシーンと、映っていないところで皆川さんが大きな声で合いの手を入れていたこと。合いの手を想像して観ていただけたら」と答えると、皆川は「ずっと部活をやっていて“声出していこうぜ”とやってきましたから」と応じ、中村は「皆川さんの声で現場が明るくなった」と振り返った。
また、関水が「キャストそれぞれの表情に注目していただきたいです。なかでも篠原さん演じるウェディングプランナーの表情に注目していただきたい」と答えると、 篠原は「もっと言ってください」とおかわりを求め、会場を和ませた。
続いて「大安吉日」をお題として、『ウェディング・ハイ』の魅力をあいうえお作文にして紹介することに。
大九監督「た」:「高橋克実さんが」
高橋「い」:「いろいろあって」
中村「あん」:「アンシャンテ」(フランス語で「はじめまして」の意味)
篠原「き」:「気分が“ハイ”になる」
関水「ち」:「チームワーク抜群のウェディングプランナーさん」
岩田「じ」:「自由奔放に」
皆川「つ」:「つきましては、皆様のご多幸と『ウェディング・ハイ』のヒットをお祈りしまして乾杯」
大九監督は「“た”なのですぐ(高橋克実が)浮かんで、あとは主語を意識しました」とコメント。そして関水が文章を終わらせてしまっていることに対し「自分の(順番の)位置わかってる?」とツッコんだ。
今回自身が主語になった高橋は「私が演じる財津もいろいろある役柄なのでそこから連想しました」と言葉を選んだ理由を回答。一方で、いちばん謎に包まれた解答をした中村は「これはちょっとネタバレになってしまうので言えないですね…克実さんがいろいろあって今“アンシャンテ”って言える幸せという…」とおどけてみせると、MCが「無理矢理繋げてません?」とツッコむ場面も。
うまいこと文章をまとめた皆川は「乾杯で締まったのですが、もうひとつの案は“つかもうぜ! ドラゴンボール”」と答えると中村を筆頭に一同大爆笑。
最後に篠原が「今日楽しみにしていたこの日を迎えられて、大変な状況のなかお越しいただきありがとうございました。少しでも口コミなどで宣伝いただければすごく嬉しいです」と締め、舞台挨拶は終了。
その後のフォトセッションでは、大安吉日に加え、公開初日というおめでたい日にちなみ、鏡開き、くす玉、鯛、扇が用意され、全員で「よいしょ、よいしょ。よいしょ~!」の掛け声のなか、それぞれが“おめでたいこと”を行うと会場の盛り上がりは最高潮に。篠原、中村、関水は樽を木槌で叩き、岩田と高橋がくす玉を引き、皆川が鯛を持ち上げ、大九監督が扇を掲げるというおめでたさ満載の演出に会場はこの日いちばんの大きな拍手に包まれた。
『ウェディング・ハイ』は、大ヒット公開中。
映画情報
『ウェディング・ハイ』
大ヒット公開中!
出演:篠原涼子 中村倫也 関水渚 岩田剛典 向井理 高橋克実
脚本:バカリズム
監督:大九明子
主題歌︓東京スカパラダイスオーケストラ 「君にサチアレ」(cutting edge / JUSTA RECORD)
配給:松竹
(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
『ウェディング・ハイ』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/wedding-high-movie/