■のん、新曲「ribbon」を初披露!
のんが無観客配信ライブ『NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ) vol.12』を2月20日に都内某所で開催した。
おうちで観るライブは“みんなのお部屋がライブハウスになる!”をコンセプトに、相棒のミュージシャン、ひぐちけいと2020年5月より始めた無観客のトーク&ライブ・シリーズ。2021年9月以来5ヵ月振りの開催、通算14回目(特別編2回を挟む)の今回は、2月25日に劇場公開される、映画『Ribbon』(のん:脚本・監督・主演/ひぐちけい:劇伴)の公開を記念したスペシャル・ライブ。
冒頭、映画監督の岩井俊二が編集した映画『Ribbon』のトレーラー映像が流れる。画面が切り替わると、「わたしは部屋充」のライブ・パフォーマンスからスタート。リボンのネックレス、プリントTの上にはリボンがたくさんついたジャケット、パッチワークパンツに厚底ブーツを履いたのんと、ベージュのボウタイシャツにパッチワークデニム、リーボックのポンプフューリーを履いたひぐちけいが登場し、忘れらんねえよの柴田隆浩が書き下ろした疾走感溢れる原曲を、アコースティック・ギターをフィーチャーしたスロウ・バージョンで披露した。
ふたりのマイクスタンドにはピンク(のん側)とアイボリー(けい側)のリボンも結び付けられ、映画『Ribbon』にちなんだ、まさに「Ribbon」尽くし!
オープニングの演奏が終わると、のんは「皆さん、部屋充してますか? 久々の『のん おうちで観るライブ』です!」と挨拶。のん&ひぐちけいの質問コーナーでは、映画の劇伴を担当したひぐちけいが制作時の苦労を話すと、のんは脚本執筆時にひぐちへの劇伴のオファーを考えていた等、撮影時の写真を紹介しながら、映画にまつわるトークを展開した。
そして、新曲「ribbon」を初披露。アコースティックギターの美しい響きに乗せ、のんが透き通るようなクリスタルボイスをじっくりと聴かせる。配信画面のコメント欄には「名曲誕生の予感!」「鳥肌がたった!」「日曜の夜がしっとりいい感じ!」「泣けた!」と新曲への絶賛コメントが並ぶ。
ここで事前にSNSで募った質問に応えていくコーナーに。「監督から見た女優のんは?&女優さんからみたのん監督は?」「登場人物のネーミングはどうやって決めた?」「劇伴の中で、けいの作った曲で、すごい!と思った曲は?」といった質問ひとつひとつに丁寧に答えていく。
映画の主人公「浅川いつか(演:のん)」について、のんの高校時代のエピソードを元に脚本を書いたという。この流れで、のんの高校生時代をモチーフにノマアキコ(ex.GO!GO!7188)が詞を、ユウ(チリヌルヲワカ)が曲を書いた「涙の味、苦い味」を披露。そして学生時代からのんが敬愛してやまない忌野清志郎をイメージして矢野顕子が書き下ろした「わたしはベイベー」を情感たっぷりに、エモーショナルに歌った。
そしてラストに演奏されたのは、ひぐちけいが映画『Ribbon』にインスパイアされて書き下ろし、のんが詞を書いたミディアムテンポのバラードナンバーの新曲「鮮やかな日々」。歌詞にある<颯爽と歩く姿を君に見せてやる / 絡まったリボンをほどきながら前を行く / 鮮やかな日々を>こそがこの映画での、のんの生き様であり矜持であろう。
曲明けのMCでは映画のサウンドトラックを変わった形でリリースする計画があることを明かし、エンディングは『おうちで観るライブ』恒例のモグモグタイム。各々が映画に因んだドリンク&フードをリクエスト。のんがセレクトしたのはハワイ産のコナ・コーヒー。撮影中にスタッフが淹れてくれたコナ・コーヒーが美味しくて自身のコーヒー苦手意識を払拭してくれたそう。けいは、お菓子のリボンが型どられたホールケーキ。ふたりでコーヒーとケーキを楽しみながら、まったりトーク。最後はのんから、映画『Ribbon』への来場が呼びかけられ、約100分弱に及んだ『のんおうちで観るライブvol.12』は終了した。
この模様は3月2日まで見逃し視聴が出来る。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。
また、映画公開を記念し、2月25日から3日間、東京、川崎、横浜、大阪、神戸の各劇場でのんが舞台挨拶に登壇する。また3月3日より、渋谷PARCOにてのんのリボンアートをテーマにした展示会も開催される。
『のんおうちで観るライブvol.12 -映画Ribbon 公開直前! 記念LIVE』セットリスト
01.わたしは部屋充
02.ribbon
03.涙の味、苦い味
04.わたしはベイベー
05.鮮やかな日々
出演;のん、ひぐちけい
PHOTO BY 南賢太郎(FOCUS STUDIO)
映画『Ribbon』公式サイト
https://www.ribbon-movie.com/
のん OFFICIAL SITE
https://nondesu.jp/