■映画『SING/シング:ネクストステージ』日本語吹替え版キャスト報告会に、豪華顔ぶれが集結!
2月14日、映画『SING/シング:ネクストステージ』の日本語吹替え版キャスト報告会が、東京・ザ・リッツ・カールトン東京 グランドボールルームで行われ、内村光良、長澤まさみ、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akaneが登壇した。
内村光良、長澤まさみ、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央という、前作からの続投キャスト4人の挨拶のあと、いよいよ新キャストを招くことに。彼らの緊張をほぐすひと言を求められた斎藤が「緊張してなかったですよ裏で!」と笑いをとったところで、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akaneの3名が登場。
ゾウのアルフォンゾを演じるジェシーは「ジェシー役をやらせていただいたアルフォンゾです、逆だね!」とさっそく存在感を発揮しながら、「この夢のような素晴らしいキャストの皆さまのなかにいるのが信じられませんが、MISIAさん演じるミーナとアルフォンゾが一緒に歌うシーンがあり、MISIAさんと歌うの!? という緊張感のなかで全力で歌いました」と挨拶。
オオカミのポーシャを演じたアイナ・ジ・エンドが「ポーシャのことをどんどん好きになっていく本当に楽しい収録でした。初めてでどうしようと思っていたんですが、指導してくださった三間さん(音響監督)が情熱的で優しくて、そこに身を委ねていたらどんどん楽しくなっていった。いい経験をさせていただきました」と続け、ヤマネコのヌーシーを演じるakaneは「普段は振付師としてダンスを作るお仕事をしていて、初めて声優をやらせていただいて緊張しましたが、今回の作品はダンスがたくさんあるのでぜひそこも楽しんでほしいです」とバブリーダンスの振り付けで知られるakaneならではの想いを語った。
内村が「私がいちばん先に声を収録したので、今初めて他の皆さんの声を聞いて、本当にうまくてびっくりしているところ。バラエティでのジェシー君しかしらないので歌も楽しみですし、アイナさんもはじめましてなんですがすごい自然に、akaneさんも本当に自然にしゃべっていて、皆さんすごいなあと先ほど長澤さんとも話してました」とそれぞれの熱演に心を打たれたことを語ると、akaneは「誰も観たことがないステージを作る過程で、他のキャラクターたちが落ち込んだり諦めそうになったときも、バスターやヌーシーが励ましの言葉をかけているので、改めて大切だなと気づかされました」と作品に共感していたポイントを明かした。
アーティストとしてコンサートの舞台に立つことも多いジェシーは、「とにかくまずは大きいことを、炎がほしい、レーザーがほしい、ここで空中に行きたい、とかぶつけてみて1時間の打ち合わせがあれば40分はふざけながら話してますね」とアイデアを出している話を披露。
すると、横で聞いていたアイナ・ジ・エンドから「そんなこと言ってみたいです~! レーザーばんばんやってほしいとか。私たちは、私が振り付けを担当していたり、メンバー皆で作り上げているところをスタッフさんが指導してくださって準備してくださる方がいる感じなので、もうちょっと売れたらやりたいです」と謙虚で切実な発言が。一同から「売れてるよ!」とツッコまれると、アイナは「もっと!」とBiSHらしいフレーズとともに笑顔を見せ、斎藤が「わがままだなあ」と重ねたり、ジェシーからは「今度一緒にやりますか?」と世紀のコラボにも期待がよぎるひと幕もあり、会場は大盛り上がりとなった。
ここで新キャストから”先輩”キャストへの質問コーナーに。
akaneが斎藤へ「お笑いが大好きで、キャッチーな動きも漫才に入っていたりするんですがどのように考えているんでしょうか?」と尋ねると、斎藤は「なるほど、たぶんakaneさんとも一緒だと思うんですが、下りてくる、というか。パッションがそのまま動きとして出てくる。一緒だと思います」と回答。akaneも「一緒です!(笑) 今度一緒に踊らせてください!」と笑い、なにやら通じ合った様子。
アイナ・ジ・エンドからは数々の大ステージを経験している大地へ「ステージの上で気をつけていらっしゃることはありますか?」と質問。大地の「私はひと月公演などが多くて、だんだん慣れてくるので自分のなかで鮮度を保って、生まれたての自分で1回を重ねていくように。あとは何が起きてもショーマストゴーオンなので、平常心を保つように心がけています」と説得力たっぷりの回答に、アイナ・ジ・エンドは「ありがとうございます、手汗がすごいです…!」と恐縮しきり。
ジェシーからは内村へ、「舞台挨拶やプロモーションで大切にされていることはありますか?」と質問。内村は「いちばん後ろの席をよく見ます。そこまでちゃんと気持ちが届くようにやってますね。そこに愛はあるんか、と」と隣に座る大地のお馴染みのセリフを持ち出し会場を盛り上げた。
またイベント当日がバレンタインデーということで、チョコレートをあげるならどのキャラクターにあげたいか? と全員に質問。
内村は「やっぱり、バスター・ムーンを支援してショーを成功させていただいているナナさんにお贈りしたいです」と感謝を述べ、ナナを演じる大地も「ありがとうございます」と笑顔。
長澤が「(MISIAが演じるゾウの)ミーナにあげたいかも、友チョコみたいな感じで。かわいしいですし、内に秘めた強さもあってカッコイイので」と明かしたあと、斎藤は「そうですね、僕は…まさみ、ですかね」とダイレクトに名前を出すも、すかさず長澤が「ネタに使わないでください」ときっぱり。気を取り直して「ごめんなさい、僕はそうですね、(坂本真綾演じるブタの)ロジータですかね、パートナーとして積み上げてきているので感謝を」とコメントすると内村から「無難じゃねーか!(笑)」とツッコまれタジタジに。
大地は「私はバスターに。今言っていただいたからですが(笑)、希望と勇気をもって前に突き進むバスターはとっても魅力的です」とさっそく内村が演じるバスターへお返し。
ジェシーは「僕はやっぱりミーナですね。(演じるアルフォンゾを)好きになってくれたので、僕からガチチョコをあげたいです」と告白。アイナ・ジ・エンドは「(ハリネズミの)アッシュにあげたいです! ハリで刺されてお返しをされたいです」と独特の好みを明かし、akaneは「今回ダンスを頑張るジョニーに、頑張ったねの気持ちを込めてあげたいです!」と劇中の相棒への想いを明かした。
イベントも終盤となり、長澤が「難しい曲が多くてすべて曲調が違うので苦戦したんですが、新しいキャラクターであるクレイ・キャロウェイとのデュエットがあり、チャレンジして良かったです」と話し、伝説のロック歌手となる新キャラクター、クレイ役の吹替キャストに話が及ぶと、長澤は「この方が…! と思った。誰もが知ってる方です」と語ると、内村も「マネージャーから聞いたとき、二度聞きしました。え、マジ!? ホントに!? というぐらい、皆さんビックリすると思います」と心底驚いたようで、名前がまだ明かせないなか斎藤が「僕はザコシショウと聞いてます。裸で帽子被っている人です」とオチをつけて終幕。
最後に内村が「本当に豪華で、アメリカのキャストにも引けを取らない、上を行っているのでは、というぐらいの皆さんが一生懸命吹替えをしました。最後に泣いてしまう物語もあり、夢と野心をもって突っ走る仲間たちをぜひ映画館で応援してほしいです!」と力を込めて挨拶。約1ヵ月後に迫った日本公開へ意気揚々、続投キャストも新キャストもさっそく息ぴったりな“SINGファミリー”がこの春、日本で“SING旋風”を巻き起こすことを予感させるイベントを締めくくった。
『SING/シング:ネクストステージ』は、3月18日全国ロードショー。
映画情報
『SING/シング:ネクストステージ』
3月18日(金)全国ロードショー!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
日本吹替版キャスト:内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、坂本真綾、田中真弓、大地真央 他
日本吹替版新キャスト:ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akane
配給:東宝東和
(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
映画『SING/シング:ネクストステージ』作品サイト
http://sing-movie.jp