■「すべてのことがいつまであるかわからないものをいつまでも愛し続けてほしいな」(meiyo)
TikTokでの総再生回数が5億回を突破した“究極の自虐ソング”「なにやってもうまくいかない」で話題沸騰中のアーティスト、meiyo(読み:メイヨー)。このたび、Billboard JAPANとTikTokによる、今話題のアーティストをフォーカスする番組『NEXT FIRE』が12月3日にBillboard JAPAN TikTokアカウントで配信され、12月のマンスリーピックアップアーティストとしてmeiyoが出演した。
『NEXT FIRE』は、Billboard JAPANが新たに公開を開始したJAPAN Heatseekers Songsのチャートをもとに、TikTok LIVEを用いたアーティストライブの生配信、今話題のアーティストの生声が聞ける収録インタビューを配信するハイブリッドな番組。前回の配信では、meiyoが生配信でのスタジオライブを行い、話題の「なにをやってもうまくいかない」や12月12日に配信リリースされた新曲「クエスチョン」などを披露。総視聴者数は14,159人にのぼった。
そして、12月17日20時からは、meiyoのインタビュー映像のほか、12月3日の生配信スタジオライブの模様もBillboard JAPAN TikTokアカウントで配信される。
■ライブレポート
静寂に包まれたステージにmeiyoが登場。第一声「よーしやるぞ」と自らを奮いたたせると、ライブは「KonichiwaTempraSushiNatto」でスタートした。頭から離れないインパクトのあるフレーズを繊細なボイスで届けていく。続けて披露された楽曲は「うろちょろ」だ。間奏、サンプラーでビートを作り上げていく姿もまた見応えがあった。約12年間音楽活動を続けてきたmeiyo。そんな中で4、5年前に作り上げたという「机上の空論」では、ストーリー性溢れるその歌詞をエレキギター一本で表現していく。さっきまでの高揚感溢れるステージとは一転して、しんみりとした空間が流れ始めた瞬間だった。
「ここのスイッチを押すと大変身?」という歌詞がTikTokでバズを起こしている「クエスチョン」もフル尺で初披露され、コメント欄で賑わいを見せた。なお、本楽曲は12月12日に配信リリースされる。躍動感あふれるサウンドによりステージが再び熱を帯びてきたところで、人気沸騰中の「なにやってもうまくいかない」へ。「僕をここまでのし上げてくれた。大事な曲」と語る程meiyoにとって思い入れのある楽曲のパフォーマンスによって、視聴者のボルテージも上がっていく。
ラストは「すべてのことがいつまであるかわからないものをいつまでも愛し続けてほしいな」という一言から「いつまであるか」が披露された。「なにやってもうまくいかなかった」とこれまでの音楽活動についてを振り返ったmeiyo。そんな苦労や葛藤を乗り換えてきたからこそ描けるストレートで現実味のある歌詞に心を揺れ動かされる。また、哀愁漂うエレキギターの音色もエモーショナルにスタジオ全体に響き渡った。コメント欄には「伝わる」という共感のメッセージが溢れていた。
【セットリスト】
1. KonichiwaTempraSushiNatto
2. うろちょろ
3. 机上の空論
4. クエスチョン
5. なにやってもうまくいかない
6. いつまであるか
TEXT BY Tatsuya Tanami
PHOTO BY Masanori Naruse
リリース情報
2021.09.26 ON SALE
meiyo
DIGITAL SINGLE「なにやってもうまくいかない」
2021.11.24 ON SALE
MAISONdes
DIGITAL SINGLE「ラリー、ラリー feat. Pii, meiyo」
2021.12.12 ON SALE
meiyo
DIGITAL SINGLE「クエスチョン」
番組サイト
http://www.billboard-japan.com/nextfire/
「クエスチョン」配信リンク
https://meiyo.lnk.to/questionPR
meiyo OFFICIAL SITE
https://www.universal-music.co.jp/meiyo/