ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手した音楽業界人から見た新人アーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
今回は平均年齢21歳の4人組ロックバンド「yutori」をご紹介。
■「yutori」 Live Movie
■yutori – ワンルーム / FLASH THE FIRST TAKE
■yutori – 安眠剤 / FLASH THE FIRST TAKE
■音楽業界人は「yutori」のココに注目
こんなバンド良くないわけがない
(ヒトリエ シノダ)yutoriというバンドはメンバー全員子猫のように若いんですが、若いだけじゃ済ませられないようなポテンシャルをみんな持っていて、その中でもボーカルの古都子さん(名前がカッコ良すぎる)の歌声なりその姿なりを確認していただいた方が僕みたいなやつがあれこれ文字で説明するより早く、その早さを抱いたままとんでもないモンスターバンドに変貌していくのであろうと思う反面、あんまりモンスターになられすぎると僕のyutoriへの態度が途端によそよそしくなる(なぜなら若い才能が恐いから)ことは避けられないので、もう少しだけyutoriに対しては偉そうにふんぞり返っていたい気持ちがあります。現状、すでにちょっともう恐いです。
yutoriの音楽はその人となりから
(緑黄色社会 小林壱誓)いつもメンバーみんな仲良くしてくれてありがとうございます! yutoriの音楽のかっこ良さは彼女・彼らの人となりからきていると思います。会話をしてみるとみんなどこか不器用で、でも悶々と蓄えた本音の言葉や音色が“正直な偏屈”で楽曲に投影されているのを感じます。これまでの活動でもいろんな表情を見せてくれてますが、何よりこれからが楽しみなバンドです。引き続き仲良くしてください!(笑)
4人だから響かせられる、青い春の音
(株式会社スペースシャワーネットワーク 金子真侑)初めて音源を聴いた瞬間の心の動きも、初めてライブを観た日の光景も、不思議なくらい鮮明に覚えている。“あ、出会えたな”と思った。
浦山蓮が生み出す曲は誰かの孤独に寄り添うし、内田郁也のフレーズからは憧れの音がする。豊田太一のプレイは観る人を惹きつけるし、佐藤古都子の歌は宝物。
若い今だから鳴らせる音楽だとは思ってない。この4人だったら“青い春の音”を、きっといつまでも響かせ続けてくれるんだろうなと思っています。
大人になってもくだらない話をしようね。
■「yutori」手書きコメント
「yutori」メンバー
佐藤古都子(Vo./Gt.)
内田郁也(Gt.)
豊田太一(Ba.)
浦山蓮(Dr.)
■「バリサン」担当メモ
かっっっ…こいい!誰しもが一度は憧れるタイプのかっっっ…こいいボーカルに惹き付けられたのが出会いでした。彼女の鋭い目線の中から時折見せるアンニュイな表情とここぞというときに来るガナリ、そしてそのボーカルを支え、時には会場を飲み込むパフォーマンスを魅せるリズム隊、すべてが相まって強いのにどこか切なく、儚いyutoriの世界が創り上げられます。一度彼らのライブを訪れたらもう逃れることはできません。あなたもyutoriの世界の虜になってみてはいかがでしょうか!
yutori OFFICIAL
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