■大阪の工事現場で日雇い労働者として働く和也が職場の宿舎の浴場で鏑木と出会い、知り合っで間もない鏑木を見つめるカットなどが解禁!
横浜流星主演映画『正体』より、森本慎太郎(SixTONES)演じる和也の場面写真および撮影エピソードが公開された。
本作は、『余命10年』『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督による極上の逃走サスペンスエンタテイメント。
横浜流星が日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し、日本各地を潜伏し逃走を続ける5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木、鏑木が逃走期間中に出会った人物を吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之が演じる。
藤井道人監督がドラマ『だが、情熱はある』(2023年)の山里亮太役のハマりっぷりに感嘆し、本作にオファーされた森本。本作で森本が演じるのは、日本各地で逃亡を続ける鏑木が大阪に潜伏中に出会い、やがて友人となる野々村和也だ。
このたび解禁となった場面写真は、大阪の工事現場で日雇い労働者として働く和也が職場の宿舎の浴場で鏑木と出会い、知り合っで間もない鏑木を見つめるカット。鏑木と友人になるがその後姿を消した指名手配犯鏑木についてテレビのインタビューを受けるカットの2点。
初の藤井組参戦となった本作では、天性の明るさと本人のひた向きな努力によって演じた和也に人間味と親しみやすさを持ち込み、俳優としてあらたな一面を見せているが、夏編の撮影となった大阪での撮影について「大阪にいる期間はマジで不安でした!」と当時の心境を語る。
「皆さん『和也推しだよ』とか『和也のあのシーンマジでよかったよ』って言ってくれるけど、俺の不安が隠しきれなくてみんながフォローしてくれているんじゃないかと思っていたから、正直不安だったけど藤井監督の演出やアドバイスが僕は好きだったから、楽しみでもありました」と振り返る。
さらに「藤井監督が毎シーン気持ちや言い回し、表情だったりいろんなことを教えてくれて、和也という人間のパーソナルな部分を一緒に作ってくれたというのがあって。自分自身の不安が和也の人に対する接し方とか自分の置かれている現状みたいものに重なっていた気がして、そういうところも藤井監督がうまく表現してくれたのかなと思います。本当に難しかったし本当に大変だったけどめちゃくちゃいい経験でした。すごく充実していました」と明かす。
また森本について横浜流星も「森本くんは持ち前の明るさで現場の雰囲気をよくしてくれたし、和也と向き合って必死に食らいついていく姿を見て、昔は自分がそこにいたので昔の自分を見ているような感覚もあったし、鏑木と同じような感情を抱くことができました」と語っている。
森本が「藤井組に参加して得た経験が今後の役者人生にたくさん影響していくだろうなと思います」と手応えを口にしているとおり、真摯に和也役に向き合った森本により、逃亡を続ける鏑木を“信じる”ひとりとして、観る人の心を掴むキャラクターが完成した。
映画『正体』は、11月29日から全国公開。
映画情報
『正体』
11月29日(金)全国公開
原作:染井為人『正体』(光文社文庫)
出演:横浜流星
吉岡里帆 森本慎太郎 山田杏奈
前田公輝 田島亮 遠藤雄弥 宮崎優(「崎」は、たつさきが正式表記)森田甘路
西田尚美 山中崇 宇野祥平 駿河太郎 / 木野花 田中哲司 原日出子 松重豊
山田孝之
監督:藤井道人
脚本:小寺和久、藤井道人
配給:松竹
(C)2024 映画「正体」製作委員会
映画『正体』作品サイト
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