■「紫式部も、まさか時代を超えて、刈り上げのピンクの髪の少女が自分を演じるとは思ってもみなかったでしょう」(水曜日のカンパネラ・詩羽)
水曜日のカンパネラの詩羽が、SF時代劇『紫式部のスマホ』(NHK総合)で主演を務めることが決定した。
『紫式部のスマホ』は、明智光秀、豊臣秀吉、源義経、徳川家康、そんな歴史上の偉人たちが“スマホを持っていたら?”という奇想天外な設定と、番組全編がスマホ画面を中心に進行するという異例の演出で話題となった『〇〇のスマホ』シリーズの最新作。2024年の大河ドラマ『光る君へ』でも描かれる平安時代の才人・紫式部を主人公に、全8話のストーリーが展開される。
主人公である紫式部を演じるのは、水曜日のカンパネラやソロでの音楽活動はもとより、俳優、モデルなど、多彩な活躍を見せる詩羽。文学オタクで、妄想癖あり。エゴサがやめられない紫式部をどのように演じるのか注目だ。
また、藤原道長との関係は? 宮中での抗争勃発!? 『源氏物語』が完結した真の理由など、脚本の竹村武司による独自の解釈が繰り広げられるストーリーからも目が離せない。『〇〇のスマホ』シリーズに欠かせないあの人は今回も登場するのか、『枕草子』は作中どう訳されているのかなど、様々な切り口で楽しもう。
■詩羽(紫式部役)コメント
わたしは歴史に全く詳しくなくて、紫式部も“物語を書いた人”っていうイメージしかなかったです。今回演じることで、彼女に何が起きたのかを少し知ることができました。ただ、スマホがあることによって、こんなにも趣が無くなるんだって(笑)。スマホがあるからこその現代的な解釈やギャル語訳は、いまだからこそ考えられることなので、そんな世界が見られたのはうれしかったです。十二単を初めて着てみて、重かったし暑かったですね。あれを普段着ていた人間たちがいたのかと思うと…。紫式部も、まさか時代を超えて、刈り上げのピンクの髪の少女が自分を演じるとは思ってもみなかったでしょうし、どこかでそんな現代を、紫式部が見ていたら面白いのかなって思います。
番組情報
NHK総合『紫式部のスマホ』
09/09(月)~12(木)、16(月・祝)~19(木)23:45~23:50
出演:詩羽 / 賀屋壮也(かが屋) 宮澤佐江 DOTAMA 悠木 碧(声) 相沢 舞(声) 金子有希(声) 小手伸也 他
脚本:竹村武司
演出:日景千秋
ドラマ『紫式部のスマホ』番組サイト
https://www.nhk.jp/p/shikibu-smapho/
水曜日のカンパネラ OFFICIAL SITE
http://www.wed-camp.com/