■「やっぱり僕は、バンドマンとしてステージに立つことが自分の使命であると思った」(ハマ・オカモト)
2024年にデビュー15周年を迎えるOKAMOTO’Sの全国47都道府県をまわるツアー『OKAMOTO’S 15thAnniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR RETURNS』の初日公演が、9月1日に東京・Zepp Shinjukuにて開催された。
本ツアーは約7ヵ月かけて全国を行脚していくライブハウスツアーとなり、本公演より活動休止をしていたハマ・オカモト(Ba)が活動を再開した。
今回のツアーは、バンドとしては8年ぶり2度目の47都道府県ツアーとなる。そのツアーの初日となったZepp Shinjuku公演はキャパシティを大きく上回る応募で即完売。4人での復活を待ち詫びていた観客が会場へと詰めかけた。
4人がステージにあがるとライブは会場が割れんばかりの観客の大きな歓声と声援で幕を切り、「どうも、新宿から来たOKAMOTO’Sです!」とオカモトショウ(Vo)がファンとともに拳を大きく突き上げると、ブランクを感じさせない高揚感にあふれたパフォーマンスで会場は歓喜の渦に巻き込まれた。
3曲目の演奏が終わると、この日久しぶりにファンの前へ姿をみせるハマ・オカモトが、MCにて自身の言葉で活動休止に至った経緯や思いを綴った。
綴られた話の中には「やっぱり僕は、バンドマンとしてステージに立つことが自分の使命であると思った。万全に戻るにはまだ乗り越える壁はあるものの、待ってくれるメンバーやファンの皆さんのおかげでこの47都道府県ツアーのタイミングで戻ってこれました。今日からまたよろしくお願いします」と、ハマ・オカモトらしく丁寧で和やかな言葉で伝えられた。
そのハマ・オカモトの言葉の後に、オカモトショウが「バンドって最高だなと思いました」と宣言し次の曲が始まると、演奏中にオカモトショウがハマ・オカモトを抱きしめるというシーンも。観客はもちろんのこと、中学からの同級生で結成され、人生の半分以上を一緒に過ごしてきたバンドメンバー全員がこの日を待ち焦がれていたことがオーディエンスの胸を打った。
デビュー15周年がテーマとなる本ツアーは、バンド初期の楽曲から未リリースの新曲まで、まさにOKAMOTO’Sの過去・現在・未来の歴史を辿るようなセットリストで展開されるライブとなった。
そして、アンコール後のMC内にて、OKAMOTO’Sの10枚目となるオリジナルアルバム『4EVER』(読み:フォー・エヴァー)が2025年1月22日に発売されることが発表され、早くもそのアルバムに収録されるファンへ向けた新曲が披露された。
アルバムは通常盤と初回限定盤の2形態となっており、アナログジャケット仕様となる初回限定盤には、メンバー密着のドキュメンタリーBlu-rayが付属される。
さらに『OKAMOTO’S 15thAnniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR RETURNS』会場限定にてアルバムを予約購入した人限定で、フォトカード(メンバー直筆サイン入り)が特典としてプレゼントされる。こちらのフォトカードはハマ・オカモトが撮影した写真となっている。その他のアルバム情報は今後随時発表されていく。
デビュー15周年をメンバー4人と、そしてファンとともに祝っていくツアーは幕を開けたばかり。47都道府県ツアーの各地の日程はオフィシャルサイトをチェックしよう。
PHOTO BY Goku Noguchi
リリース情報
2025.01.22 ON SALE
ALBUM『4EVER』
OKAMOTO’S OFFICIAL SITE
https://www.okamotos.net/