■「一貫して言えるのは、サザンオールスターズの“作品”こそが主役の本、ということだ」(本文より)
サザンオールスターズの歴史を振り返る書籍『いわゆる「サザン」について』が、8月21日に発売されることが決定した。
2023年にデビュー45周年を迎え、2024年には新作オリジナルアルバムの制作が発表されるなど、今もなお精力的な活動を続け、その名曲の数々でつねに日本のミュージックシーンを牽引し続けている唯一無二のバンド、サザンオールスターズ。
そんなサザンの、誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまでの軌跡を、音楽評論家・小貫信昭が余すところなく克明に綴った。
40年以上にわたり、ことあるごとに取材をし、唯一その言葉を聞き続けた著者だからこそ書けた、サザンオールスターズ本の決定版。サザンの歴史を振り返りながら彼らの楽曲や音楽人としての魅力、そしてこれからを紐解く、音楽ファン必読の一冊となっている。
■著者:小貫信昭 コメント
本書は私が長年にわたりサザンオールスターズを取材して知り得たこと、感じたことをもとに書き下ろしたものである。たいへん有り難いことに、ほぼ執筆し終わろうかという時に、新たに桑田さんに時間を頂き、追加取材もした。文中に引用させて頂いた桑田さんの発言は、出典を明記しているもの以外、すべて直接ご本人に伺ったものから構成している。しかし一貫して言えるのは、サザンオールスターズの「作品」こそが主役の本、ということだ。(本文より)
書籍情報
2024.08.21 ON SALE
『いわゆる「サザン」について』
■目次
序章:サザンオールスターズ誕生
1章:1978年~「勝手にシンドバッド」の衝動と「いとしのエリー」の老獪さ
2章:1981年~「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」で得た自信
3章:1985年~2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」
4章:1987年~デビュー10周年 復活を告げる「みんなのうた」
5章:1991年~甘くてしょっぱい「涙のキッス」でチャートを席巻
6章:1995年~「マンピーのG★SPOT」誕生の瞬間
7章:1999年~新たな代表曲「TSUNAMI」が描く「侘しさ」とは
8章:2003年~不退転の覚悟と『キラーストーリート』の充実
9章:2008年~スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜
10章:2019年~下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を
終章:2023年~バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音
メッセージ
あとがき
『いわゆる「サザン」について』の詳細はこちら
https://www.suirinsha.co.jp/books/detail13.html
サザンオールスターズ OFFICIAL SITE
https://southernallstars.jp