■「選べなかった“つながり”は、まだ途切れていない」のキャッチコピーは、脚本家・生方美久が担当
目黒蓮(Snow Man)が主演を務める、フジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』(7月1日スタート)のポスタービジュアルが公開された。
『海のはじまり』は、脚本を生方美久が担当し、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を丁寧に描いていく。
物語の主人公となるのは月岡夏(つきおか・なつ/目黒蓮)。大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき/古川琴音)と幸せな日々を送っていたが、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのままふたりは別れることに。それから7年がたち、今は百瀬弥生(ももせ・やよい/有村架純)と付き合い、新しい人生を歩んでいる。
そんな夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(うみ/泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、水季の母親である朱音(あかね/大竹しのぶ)から、自分が海の父親だと聞かされる。
水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせる――。
ポスターは、我が子と向き合う思いと優しさに溢れた夏と、無邪気に笑う海。その瞳にすべての感情が収束したかのように、遠くを見上げて何かを思う弥生。手を繋ぎ決意のこもった表情で砂浜を歩く水季。自宅でふとした瞬間に思いをはせるかのような表情の朱音。目の前にいたはずの誰かを目で追いかけるような津野(池松壮亮)。少し寂しさもゆらめく笑顔の大和(木戸大聖)。そしてその背景にある朝焼けとも夕景ともとれる、うつろいゆく瞬間を切りとった海の水平線――という内容。
いくつもの物語がひとつに溶け合っていくビジュアルは、抱えるものは違っても“大切な誰かを思う”気持ちは同じかもしれないというメッセージ性も表現されているように見える。
そして、ポスターのキャッチコピーは、『silent』『いちばんすきな花』のポスターに続いて、今回も脚本家・生方美久が担当。「選べなかった“つながり”は、まだ途切れていない」という、生方ならではの言い回しで、ビジュアルと同じように主人公の夏だけでなく、登場人物一人ひとりが抱えている複雑な状況、そしてそこからくる感情、それらを表現した言葉となっている。
それぞれの登場人物たちにとって、“親子の愛”とは何なのか。公開されたビジュアルとキャッチコピーを合わせて感じながら、ドラマの放送開始を待ちたい。
番組情報
フジテレビ系『海のはじまり』
7月1日(月)スタート ※初回30分拡大
毎週月曜 21:00~21:54
出演者:目黒蓮、有村架純、泉谷星奈、古川琴音、池松壮亮・大竹しのぶ 他
脚本:生方美久
プロデュース:村瀬健
演出:風間太樹、高野舞(「高」は、はしごだかが正式表記)、ジョン・ウンヒ
(C)フジテレビ
『海のはじまり』番組サイト
https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/