■実際に運行している電車に乗り、数十秒しかないトンネル内での限られた時間で撮影が行われた、こだわりの映像!
日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)より、日本でひとり旅をする主人公ジミー(シュー・グァンハン)と、18歳のバックパッカー幸次(道枝駿佑/なにわ男子)を乗せた電車が大雪原に入っていく、息をのむほどに美しい景色を映し出した本編映像が解禁となった。
本作は、『余命10年』や『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』など数多くのヒット作で近年の映画業界を牽引するヒットメーカー藤井道人監督が贈る、珠玉のラブストーリー。人生につまずいたジミーは、18年前に出会ったアミ(清原果耶)との“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に、日本へのひとり旅を決意する。
東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で出会う様々な人々との交流をきっかけに、止まっていたジミーの時間が少しずつ動き出す――。
このたび解禁された映像は、長野県長野市と新潟県長岡市を繋ぐ、JR飯山線で出会ったジミーと幸次の会話から始まる。
自身が台湾でアミと出会った18歳の頃を思い出しながら、「ひとり旅、すごいですね」と話しかけるジミーに、幸次は「よく旅って自分探しって言うじゃないですか? でも、自分は自分だし、1回きりの人生思いっきり楽しみたいんすよね、俺は」と屈託のない笑顔で答える。トンネルの出口に近付くと、幸次がジミーを運転室前に連れていき「3・2・1」とカウントダウンを始め、その瞬間、あたり一面に真っ白に輝く雪景色が広がる。雪が降らない台湾で生まれ育ったジミーは、「ずっと見たかった」という大雪原を前に言葉にならない感動を噛みしめながら、18年前にアミと一緒に観た岩井俊二監督の映画『Love Letter』のことを思い出す…。
本作随一の印象的なシーンは、実際に運行している電車に乗って、数十秒しかないトンネル内での限られた時間で撮影されたこだわりの映像。3月14日に本作が台湾でプレミア上映された際には、一面に広がる銀世界がスクリーンに映し出されると「ワッ」と感嘆の声が場内に広がった。そんな冬の日本の景色を美しく映し取る日本パートには、「ジミーの旅路をリアルに描きたい」という藤井監督のこだわりが詰まっている。
藤井監督は、「僕たちはジミーのように実際に電車に乗って旅をしました。乗り換えで40分待ちなんてざらですし、雪が降ったら電車も止まる。そうした体験をできたことで、ドキュメンタリースタイルで日本パートを撮影できました。とにかくリアルにこだわったルートになっているので、公開後に“聖地巡礼”を楽しんでください」と、JR東日本全面協力のもと実現した本作への自信をのぞかせた。
日本の美しい景色や、旅の途中で出会う人々との交流を通して、ジミーはアミとの記憶を一つひとつ拾い集めていく――。ジミーが旅の果てに知るアミが隠していた想いとは…?
涙なしには観ることのできないジミーとアミの切なくも美しい感動のラブストーリーを、ぜひスクリーンで堪能しよう。
映画情報
『青春18×2 君へと続く道』
05/03(金・祝)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
出演:シュー・グァンハン 清原果耶
ジョセフ・チャン 道枝駿佑 黒木華 松重豊 黒木瞳
監督:藤井道人
原作:ジミー・ライ『青春18×2 日本慢車流浪記』
主題歌:Mr.Children「記憶の旅人」
脚本:藤井道人/林田浩川
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2024「青春18×2」Film Partners
映画『青春18×2 君へと続く道』作品サイト
https://happinet-phantom.com/seishun18x2/