■「逃走中ファンの方も、逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルを味わえる作品になっています。」(JO1川西拓実)
7月19日から全国公開される『逃走中 THE MOVIE』の現場レポート&メイキングカット、そして新規場面写真が公開された。
本作は、今年で放送開始から20周年を迎えるフジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』をドラマ映画化。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の番組史上最大級かつ命懸けのゲームが描かれる。
そして、そんなゲームの鍵を握るメインキャストとして、JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が出演する。
6人が演じるのは、高校時代の陸上部仲間として熱い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たち。メインキャストとして参加するにあたって、6人それぞれが大きな喜びや驚き、心躍る感情に包まれながら、撮影にも挑んだ。
202年2月、春のような暖かさに包まれた快晴のなか、映画『逃走中 THE MOVIE』がクランクイン。撮影は6人が高校生の陸上部時代のシーンからスタートし、その翌日からは早速、大規模に開催される『逃走中』へそれぞれが参加する撮影へと移っていった。
そんななかでもやはり、JO1と FANTASTICS、両グループメンバーの競演シーンは、今作ならではの要素であり、最大の見どころのひとつ。互いが競演に心躍らせ、リスペクトを寄せ合うなかで撮影は進んでいったが、実際には緊迫感溢れるシーンも多くなっていた。
その代表的なシーンとして大和(川西)と譲司(佐藤)が再会するシーン。互いに過去の出来事を引きずり、わだかまりのあるなかでの突然の再会の場面とだけあって、西浦正記監督からもハイレベルな要求が。
川西から佐藤へ「なんでここに!?」と言うセリフでは、「怒りだけでなく、悲しみも含めた表情を出してほしい」。加えて、「『無視かよ』のセリフでは逆に乱暴な感じを出してほしい」と細やかなオーダーが入り、川西は何度も自身の芝居を映像でチェックするなど、試行錯誤を繰り返しながら真摯に取り組んでいた。
とある出来事が原因で突然姿を消した元部活仲間という訳ありな役柄を演じる佐藤も「立ち姿を少し猫背にしたり、しゃべり方を工夫したりなど、過去と現在で別人のようになってしまった譲司を表現しようと、監督とも事前にたくさん話して取り組んだ」と語っているように、変わりはててしまった譲司を表現すべく、細部までにこだわりをもって取り組んだ。
またスケールの大きさも今作の注目ポイントのひとつ。東京23区全域を舞台にした参加総数1,000人の史上最大規模の『逃走中』ということもあり、なんと東京ドームでの撮影を敢行。
川西と佐藤はとある場面で東京ドームの端から端までおよそ約130メートルを全力疾走 。ふたりの走りを見ていた監督、スタッフ、トレーナーからは絶賛の声が上がった。はたしてどんな壮観な画になっているかは映画の完成を楽しみに待とう。
その他にも東京ドーム内・外を使用し、様々な撮影を実施。撮影を終えた瀬口が「何より東京ドームっていうシチュエーションがやっぱりすごいなって思いましたし、あの場を貸し切って撮影したっていうのが今後の人生でなかなかないような体験になったなと思います」と語るとおり、キャスト陣にとっても貴重な経験となったようだ。
その後、各シーンの撮影においても、各々が試行錯誤を繰り返しながら粘り強く取り組んできたようで、瑛次郎(中島)が涙を流すシーンで中島が感情のもっていき方に苦悩していると、監督から「考える時間をあげるから気持ちの部分をまず作ったほうがよい」とアドバイスが。中島は監督と入念に相談しつつ、10分ほどかけて気持ちを作り撮影に挑んだ。
また、『逃走中』が命がけのゲームと化したあと「生贄ゲーム」を行う緊迫感あるシーンでは、キャスト、スタッフ一同張り詰めた空気のなかでの撮影となった。
なかでも木全は、そういった緊張感あるシーンの撮影経験がなかったこともあり、監督へ積極的に質問しては教わったポイントを台本へメモして、インプットする姿勢が印象的であった。
さらには、自主的にセリフの掛け合いを練習するなど、人一倍ベストな芝居を模索しながら取り組んでいた。
撮影を通して西浦監督は、セリフの表現の仕方や体の動かし方、お芝居のタイミングなどをキャストたちに事細かに説明しながら撮影を進めていた。たとえキャストが疑問に思うことがあっても、まずは本人たちに考えさせ答えを導き出させるための道筋を作りだしていた。
そんな監督に対してキャスト陣も、「アドバイスがすごい的確でしたし、時々一緒にふざけてくれたりすることもあって、どこか優しいお父さんのような存在でした」(木全)、「良いところはちゃんとほめてくださいますし、本当に寄り添ってくれる人だと思います」(金城)、「素直に監督のご意見を言ってくださるし、逆に自分の希望もしっかり受け止めてくださって、お互い高めあってやらせてくださった」(瀬口)とコメント。撮影を通して強固な信頼関係が築きあげられていったようだ。
各々が役に向き合い撮影に取り組む真摯な姿勢が見られるなか、JO1、FANTASTICSメンバー間の雰囲気は非常に良く、空き時間には“写ルンです”を使用してお互いの写真を撮り合うなど、仲睦まじい様子も目撃された。撮影中に監督から「どんだけ仲良しなんだよ(笑)」とツッコミが入れられていたというエピソードからも、充実した撮影ぶりが伺える。
それぞれに異なる魅力を放ち第一線で活躍を続けるボーイズグループ、JO1とFANTASTICS のメンバーたち。夢の競演が実現し、彼らはいったいどのような活躍と化学反応を魅せてくれるのか。
「逃走中ファンの方も、逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルを味わえる作品になっています。」(川西)、「観て後悔はさせません! ぜひ、逃走中の映画を楽しんでいただければと思います。」(佐藤)とメンバーたちもそれぞれ自信をみなぎらせている。
映画情報
『逃走中 THE MOVIE』
2024年7月19日(金)全国ロードショー
監督:西浦正記
キャスト:川西拓実、中島颯太、木全翔也、金城碧海、瀬口黎弥 / 佐藤大樹
田鍋梨々花、川原瑛都 ・内田慈、笠原秀幸、長井短、本多力
芸能人逃走者 HIKAKIN ほか
脚本:青塚美穂
製作:フジテレビジョン 東映 FNS27 社
制作プロダクション:FCC
配給:東映
配給:東映
(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
『逃走中 THE MOVIE』公式サイト
http://tosochu-movie.com