■「ぴーおーぴー」では曲途中で自らトラックを止め、アーティスト活動への決意のこもったアカペララップを披露
新世代ラッパー#KTちゃんが渋谷Spotify O-nestにて主催ライブ『ぱにゃぱにゃ』を開催した。
TikTokを中心に若者から人気を集めている大阪出身の兄妹ポップラップユニット・ぺろぺろきゃんでーのライブからスタート。兄妹ならではのいい意味でゆるいふたりの絡みが癖になる。
続いてはMIKU BREAK。昨今耳にする“AI”と“ラップ”を組み合わせた、どんなリリックも瞬時に作り上げるAIラッパー。AIラッパーとはUoC(博報堂)で開発中のAI x ラップで人の創造性の拡張を目指すプロジェクトだ。
AIラッパー初音ミクとテックダンスフュージョン軍団・CONDENSEのSHUN、 #KTちゃんがスペシャルセッションを繰り広げた。ラッパーふたりとAIによる化学反応がフロアを一層盛り上げていく。
そしていよいよ#KTちゃんの登場だ。
先日リリースしたばかりのEP『Oneder』から、リード曲の「choma! feat. Bryn, IIVY B」のビートとともに登場し、フロアから歓声があがる。
この曲は韓国人ラッパーBryn、タイ人ラッパーIIVY Bとのコラボ曲。ライブではふたりのパートも#KTちゃん自身でラップし、音源とはまた違った印象となり、よりオリジナル感が増した。
続けて「BaNe BaNe feat. DOTAMA」を披露し、先ほどとは打って変わって会場が一気にドリーミーな#KT劇場へ。4曲目の「ぴーおーぴー」では、曲途中で自らトラックを止め、アーティスト活動への決意のこもったアカペララップを披露し、フロアからは大きな拍手が巻き起こった。
#KTちゃんの地元である“夜の横浜”をイメージ した5曲目「PIKA PIKA」では、#KTちゃんのブレッシーな歌声とミラーボールの明かり、観客の手が合わさり会場がドリーミーなムードに包まれた。
その後のMCでは今後のアーティスト活動や秋に開催予定のワンマンライブへの決意を語った。最後はEP『Oneder』からリード曲「choma! feat. Bryn, IIVY B」を披露し「またワンマンライブでお会いしましょう」という言葉と共にライブが終了。
ストリーミングデビューから1年。今後の“アーティスト#KTちゃん”に期待が膨らむ1日となった。
【セットリスト】
1.choma! feat. Bryn, IIVY B
2.BaNe BaNe feat. DOTAMA
3.BEKI feat. 花譜 (Prod.peko)
4.ぴーおーぴー feat. DJペコちゃん
5.PIKA PIKA
6.おつポム
7.MERA MERA feat. DJ CHARI
8.choma! feat. Bryn, IIVY B
#KTちゃん OFFICIAL SITE
https://ktchan.yokohama