■「この空間はME:IとYOU:ME、お互いがあって作り上げられています。これからもみんなで最高の未来を作り上げていきましょう」(MOMONA)
ME:Iが、初のファンコンサート『2024 ME:I LAUNCHING SHOW ME:ICONIC』の追加公演を4月14日に国立代々木競技場 第一体育館にて開催した。
初のファンコンサートは東京・東京ガーデンシアター、大阪・おおきにアリーナ舞州、そして4月13日・14日の国立代々木競技場 第一体育館公演の全9公演が実施され、計6.5万人を動員した。
開演前からビジョンに映し出されるメンバーの映像に大きな声が贈られ、期待に胸を膨らませていたYOU:ME。場内が暗転すると、大歓声で場内を埋め尽くす。そこへシルバーの衣装に身を包んだメンバーがひとりずつ花道をランウェイのように進む。最後に MOMONAがランウェイから後ろを向くと、メインステージに10人が待ち構える。ゆっくりと合流した11人は「想像以上」でコンサートをスタートさせた。
オーディション課題曲でもあり、4月17日にリリースされるデビューシングル「MIRAI」にも収録される「CHOPPY CHOPPY(ME:I Ver.)」をキュートに披露したあと、MCにNICE73を迎えてトークへ。序盤から大盛り上がりのYOU:MEの様子にMOMONAは「皆さんの勢いと声援に負けそう」と感激しつつも「でも絶対に負けないように頑張っていきます」と意気込みを語り、RANも「この熱を最後まで燃やし続けて一緒に楽しんでいきましょう」と呼びかけた。
そして11人はライブを再開。デビューシングル収録曲の新曲「Sugar Bomb」はSUZUいわく「ムードで可憐な曲」。ハンドマイクとマイクスタンドを使った艶やかな振り付けや歌声、レーザーを使ったクールな演出で“私たちと共に行こう”という想いを届けた。
それぞれのキャッチコピーとともに、メンバー自身が自分の強みや武器を語った映像が映し出される。最後に「次のME:Iはもっと変化します」との文字が出されると、11人は追加公演からセットリストに加えられたオーディション課題曲「TOXIC」をパフォーマンス。KOKONAが歌い出しのパートを力強く歌い出すと、大歓声が上がった。「変化します」との言葉通り、前半の3曲とは違う激しさとパワーで魅力。またオーディション時とは異なる構成であるME:I 11人によるパフォーマンスで、改めて一人ひとりの成長と11人のチームワークをしっかりと見せつけた。
さらにAYANEが「今日来てくれたYOU:MEのためにもうひよつサプライズステージをご用意しました」と言うと、SHIZUKUが「つづ(TSUZUMI)と私がポジションバトルで披露した安室奈美恵さんのHEROをカバーします」と紹介。11人はセンターステージで大きな円形になると、丁寧に同曲を歌い上げる。隣に立ったTSUZUMIとSHIZUKUがハモるパートではふたりが見つめ合いながら歌唱するなど、オーディションを彷彿とさせる一幕も。曲の最後にはクラップを煽り、場内を感動的なムードで包んだ。歌い終えたあとにはTSUZUMIが「いつかしーちゃんと『一緒に歌いたいね』と話をしていて。こんなにも早く皆さんの前で披露させていただけてうれしいです」と感動を伝えた。
デビューシングルのタイトル曲「Click」の披露前には“Click Challenge”が。RAN、MIU、SUZUの3人が、同曲のサビ部分の“ディティールを加えたバージョン”の振り付けを、「私たちに投票してくれたようにスマートフォンを操作するように」「こっちの腕は動いてはダメです。YUMEKIさんに怒られます(笑)」「顔の周りをきらきらさせるように」「盛れる角度で」などと説明しながらレクチャーしていく。説明後には、3人によるClick Challengeの撮影も。リレーダンス形式での撮影をすることになるも一度失敗してしまい2回挑戦するという、ファンコンサートならではのナチュラルな姿も見せた。撮影後にはいよいよ11人で「Click」のパフォーマンスへ。YOU:MEからの掛け声も完璧で、YOU:MEとME:Iの関係性を感じられるステージとなった。
アンコールでは、ファンコンサートのTシャツに着替えたメンバーが登場。公式キャラクター・ME:EYE(ミャイ)のトロッコに乗り、YOU:MEとコミュケーションを取りながら「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のテーマ曲「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」を歌唱した。さらにオーディションのファイナルで歌った木村カエラ作詞の「FLY UP SO HIGH」も披露。YOU:MEがライトで照らす会場 内で<目指した夢は きらめく星が 瞬く夜空>と歌う姿に、場内は感動的なムードに包まれた。間奏では、YOU:MEの愛をたくさん受け取ったメンバーが「YOU:MEは宝物です」「皆さん愛してるよー!」などとYOU:MEへの想いを次々と口にしていた。
ラストナンバーを前に、メンバーが一人ひとり挨拶をした。最初に話すことになったKEIKOは「緊張すると思ったので紙に書いてきました」と言い、メンバーやスタッフ、YOU:MEへの感謝の想いを綴った手紙を、感涙と共に読み上げる。すると彼女の涙につられるようにメンバーが次々と涙。「泣きません」と笑ったMIUは「私自身も好きなアーティストさんのライブにたくさん行っていたんですけど、そういうときにアーティストさんからもらった力とか生きている楽しさを、私も届けられたらいいなと思ってこの道を始めました。今回は間近でパフォーマンスできる機会も多くて、みなさんのキラキラした目をたくさん見られて、私たちが皆さんの楽しみのひとつになれているのかなと思えてうれしかったです」と振り返る。
またMOMONAは「ME:IもYOU:MEも、どちらかだけじゃ成り立たなくて、この空間はME:IとYOU:ME、お互いがあって作り上げられています。これからもみんなで最高の未来を作り上げていきましょう」と語った。
最後に選曲されたのは「&ME(ME:I Ver.)」。冒頭の「High!」の掛け声をみんなで一緒に歌ったり、「You & ME!」の歌詞を 「YOU:ME」に変えたりと“YOU:ME Ver.”で披露することに。すると会場には大きな「High!」「YOU:ME」が響き渡り、ME:I初の ファンコンサートは大団円を迎えた。
なお4月14日よりSHIBUYA109店頭ではデビューシングル「MIRAI」をモチーフにした体験型企画ME:I MIRAI COCKPITが登場した。“MIRAI”へ旅立つコックピットをモチーフに、操縦席モニターではタイトル曲「Click」のMVが視聴できる他、メンバーのメッセージを聞く仕掛けもある。
ME:Iメンバー コメント
■KEIKO
YOU:ME、スタッフの皆さん、YUMEKIさん、そしてメンバーのみんな、改めて本当に今日までありがとうございました。メンバーのみんなへ。12月から突然家族のように毎日を共にする仲になって、いろんなことがあったけれど、11人がすごく誇らしいです。みんなすごく愛しています。そしてYOU:ME、こんな素晴らしい景色を見せてくれてありがとう。これからもっともっといろんな景色を見ようね。今日はありがとうございました。■TSUZUMI
皆さん、今日ほんとにありがとうございました。デビュー前にこんなに大きな会場でYOU:MEの皆さんと一緒にファンコンサートをすることができて、ほんとにうれしいですし、いつもどんな時でも味方でいてくれるYOU:MEの皆さんがほんとに大好きです。そして、いつもどんなときでも、私のことを嫌いにならずにいつも抱きしめてくれるメンバーが私はすごく大好きです。私は勝手に、おばあちゃんになるまで一緒にいるつもりなので、これからもずっとみんな11人でもっともっと素敵な未来に走っていけるようにこれからも頑張ります。YOU:ME、これからもよろしくお願いします。今日もありがとうございました!■RAN
まずは、12月にファイナルが終わってME:Iとしてデビューすることができてとても幸せです。そして、デビューしてから今日まで、楽しいことだけじゃなくて、メンバー1人ひとりが辛い思いもしながらもここまでみんなで乗り越えてやってらこれたことをすごく今になって実感して、すごく幸せ者だなと思います。YOU:MEの皆さんのためにME:Iとして、これからもっともっと精進して努力して、素敵なME:Iの姿をこれからお見せできるように一生懸命、11人で頑張っていきたいと思います。まだデビュー前ではありますが、たくさん集まってくれて、愛をくれてありがとうございます。大好きです。■AYANE
デビューが決まって11人でこんな大きなステージに立てることがすごく幸せでした。これまでいっぱいつらいことも経験してきて。私はファンの方に会えない中で準備するのもすごくつらくて。皆さんの顔が見えないと頑張るのがしんどいときもあったんです。おちこんじゃったりするときもありましたし、すごくつらいときもありました。そんなときは(メンバーの)10人が支えてくれて。まだ全然短いですけど一緒に乗り越えてきて、今こんなに大きな場所に立てて、皆さんと会えて、すごく愛してもらえているなって思えて、幸せだなと思えました。本当に本
当にありがとうございます。もっともっと愛で返せるように、愛してもらえるように、もっと頑張ります。ありがとうございました。■MIU
まずはこうやって健康に心身ともに健康に11人で、デビュー前にも関わらず公演ができて本当によかったなと思っています。YOU:MEの皆さんのおかげ、そして本当にいろんな準備をしてくださったスタッフさんのおかげで、私たちは公演ができたので、まずは本当にありがとうございますという気持ちと、お疲れ様という気持ちでいっぱいです。私自身も練習生になる前に、好きなアーティストさんのライブにたくさん行っていたんですけど、そういうときにアーティストさんからもらった力とか生きてる楽しさを、私も誰かに届けられたらいいなと思ってこ
の道を始めました。今回は、トロッコに乗ったり、間近でパフォーマンスできる機会が多かったんですけど、その時にみんなのキラキラした目をたくさん見られて、皆さんの楽しみのひとつに私たちがなれているのかなと思えて、一歩前進した気がしてうれしかったです。それでは9回目ですが、お聞きください……練習生を卒業いたしました! ありがとうございました!■MOMONA
みんなの話も聞いて、YOU:MEの顔を1人ひとり見ていて、ほんとに幸せだなと思いました。ME:IもYOU:MEも、どっちかだけじゃ成り立たなくて。この空間はME:IとYOU:ME、お互いがあって作り上げられています。それから、本当に多くのスタッフの方々が制作に携わっていただいて、今こうしてコンサートを行うことができています。これから未来を切り開いていく、素敵な未来を作っていくためには、まずはスタッフさんたちを含めてみんなが健康であること、心身ともにすごくいい気持ちであることがすごく大事だと思うので、それを心がけて、みんなで最高の未来を作っていきましょうね、ということを言いたいです。みんなほんとに大好きです。みんな愛しています。■RINON
今日は会いに来てくれてありがとうございます。私がここまで来られたのは、私だけの力だけでは決してなくて。友達や家族、スタッフさん、トレーナーの皆さんだったり、たくさんの人たちの力が合わさって私はここにいるなというふうにすごく思います。今日はお母さんが来てるので言いたいんですけど、私がオーディションに応募したきっかけはお母さんで。勇気と自信がなくて、自分はこのオーディションには応募する気はなかったんですけど、母の一言で応募しようと決めて、このオーディションに参加して。「あ、落ちたな」と思って帰ったら合格して、こうやってME:Iとしてデビューできて。ほんとに人生何があるかわからないなと思っていて。YOU:MEに出会えたことも運命だし、YOU:MEが私たちを見つけてくれたことも運命だと思うので、これからもYOU:MEとたくさんの思い出を一緒に作っていきたいなと思います。これからももっと努力して成長してみんなの元に帰ってくるので、それまでずっと待っていてください。ありがとうございます。■SUZU
私も感謝の言葉しか浮かばないんですけど…スタッフの皆さんの力で私たちはこに立ってると思ってます。そして、私は韓国でひとりで練習生をしていたんですけど。夜、暗い道をひとりで帰っていました。なのに、今、こうして大きな照明の下で11人並んでいることが本当に幸せです。そして11人に出会えたのも本当に運命のようで。みんなに支えられてここまでやってこれました。12月16日から今日まで、ほんとにたくさんの崖をみんなで登ってきました。YOU:MEの皆さんがいて、私たちがいます。これからも皆さんと一緒にどこまでも走っていけたらいいなと思っています。これからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。
(c)LAPONE GIRLS
リリース情報
2024.03.25 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Click」
2024.04.17 ON SALE
SINGLE「MIRAI」
ME:I OFFICIAL YouTube
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