■清澄(JO1川西拓実)、潮(桜田ひより)らがバンド「AZUR」を結成し、音楽を通じて繋がっていくさまを描いた映像
映画『バジーノイズ』(5月3日公開)より、新映像トレーラー「AZUR edition」が解禁された。
本作の主演を務めるのは、JO1の川西拓実。映画初主演の川西は、人と関わることを必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄を演じる。
そしてもうひとりの主演は、俳優・モデルとして着実にキャリアを重ね、風間監督とは『silent』に続き2回目のタッグを組むことになる俳優、桜田ひより。自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる。
さらにレコード会社に勤める潮の幼なじみ・航太郎に井之脇海、清澄と音楽を始めることになるベーシスト陸役に柳俊太郎(※「柳」は旧漢字が正式表記)と出演者情報が発表され、情報解禁のたびに大きな反響を呼んでいる。
今回解禁されたのは清澄、潮、航太郎、陸、そして円井わん演じるドラマーの岬がバンド「AZUR」を結成することで音楽を通して繋がっていく様を描いた映像。
潮の「ほんまに音楽だけやったんね」、航太郎の「典型的なひとりよがりの打ち込み音楽」という言葉のどおり、ひとり音楽を奏でていた清澄だったが、陸そして岬と音楽を奏でていくなかで、自らの「鳴らしたい音」の世界を広げていく。清澄だけではなく、会社員としての葛藤を抱える航太郎、そして「好きを続けるのムズイんだよ」という陸、それぞれの悩みを抱えながら、自らの想いと向き合う登場人物たちの姿が軽やかな音楽にのせて映し出される。
「早く行くならひとりで、遠く行くならみんなでって言うけど、あんたはひとりで遠くにいけるね」という岬の言葉が、どこか寂しい表情をする潮、そして涙を流す清澄の姿に重なる。果たして清澄と潮、そしてAZURに関わっていくキャラクターたちはどんな決断をするのか…?
風間監督が『バジーノイズ』実写化にあたって、最もこだわったのは、個の想いを大事にすること。バンドを組んで仲間と生きていくのも素晴らしいし、ひとりでいることを選んでもいい。どちらの良さも消さない物語を、繊細に作り上げるということだった。その狙いどおり、今回解禁された映像でもひとりで音楽をマイペースに奏でる姿、そしてバンドを組んで生き生きと奏でる姿のどちらも魅力的に捉えられている。
映画情報
『バジーノイズ』
5月3日(金・祝)公開
原作:むつき潤『バジーノイズ』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)
出演: 川西拓実(JO1)桜田ひより 井之脇海 柳俊太郎 円井わん 奥野瑛太 天野はな 駒井 蓮 櫻井海音 馬場園梓 / 佐津川愛美 テイ龍進
監督:風間太樹
製作幹事・配給:ギャガ
(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
『バジーノイズ』作品サイト
https://gaga.ne.jp/buzzynoise_movie/