■「正直言っていいですか?ライブや映画初主演よりも緊張しました(笑)」(JO1川西拓実)
映画『バジーノイズ』(5月3日公開)に主演するJO1の川西拓実が4月6日、東京・東京ドームで行われたプロ野球・巨人対横浜DeNA戦で、映画の大ヒットを記念したファーストピッチセレモニーに登場した。
川西は兵庫県内の小中高時代、約15年間、野球をやってきた。高校では1、2番を打ち、守備はセンター、右投げ右打ち。父親の影響で生まれた時からの巨人ファン。高校時代は明石商業(当時)の山崎伊織と対戦し、四番・岡本和真選手とは公私で交流もある。
川西は場内アナウンスとともに歓声を浴び、マウンドへ。背中には「BUZZY NOISE」のネーム、背番号は岡本選手の「25」を背負って登場。きれいなフォームで巨人のドラフト3位の外野手、佐々木俊輔が構えるミットへ。惜しくも手前でショートバウンドしてしまったが、時速125キロの速球に場内から「おお!」という歓声もあがった。
「160キロ出します」と宣言していた川西。「もうちょっといけたかなと思いますが、まぁまぁ頑張ったんじゃないかな。バウンドしてしまって、ちょっと悔しいですね。次回こそ160キロを出して、ジャイアンツに入団できたら(笑)」と振り返った。
人生初のファーストピッチはいままでにない緊張感だったそうで、「正直言っていいですか? ライブや映画初主演よりも緊張しました(笑)。毎日、試合をしている選手のみなさんはすごいなと感じました。映画では、仲間の絆が描かれているんですが、野球は一人ではできないスポーツ。皆さん絆が繋がればと思って投げさせていただきました」と話した。
セレモニーに先立っては、JO1の野球経験者、豆原一成が見守るなか、ブルペンで約20球の投球練習。捕手のミットから「パン!」という快音も。内海哲也巨人投手コーチが打席に立ったり、巨人のブルペンキャッチャーが球を受けるサプライズも。「始球式でこんなに速い球を投げるのは初めてだ」と励まされ、球速101キロを出していた。
<囲み取材質疑応答>
Q:初のファーストピッチは?
球速にこだわったんですが、125キロでした。 もうちょっといけたかなと思いますが、まぁまぁ頑張ったんじゃないかなと思います。バウンドしてしまって、悔しいですね。次回こそ160キロを出して、ジャイアンツに入団できたら。Q:セレモニーに向けての準備は?
ちゃんとマウンドがあるところで。2日間、ひたすら投げ込み練習をしました。Q:東京ドームのマウンドは?
本当に広くてすごい。たくさんの方がいらっしゃって、立っているだけで緊張しました。Q:映画主演と今回、どちらが緊張しましたか。
正直言って、今回のほうが緊張しました(笑)。Q:球を受けた佐々木選手とは話を交わしましたか?
僕の球がカットボール気味になるとおっしゃっていただきました。Q:実際に間近でプロの選手を見て、いかがでしたか?
かっこいいですね。みなさん大きいです。毎日ここで試合しているのは本当にすごいなと思いました。Q:両チームに応援メッセージをお願いします。
怪我のないように、皆さん全力プレーで頑張ってほしいなって思います。映画『バジーノイズ』では、仲間の絆が描かれているんですが、野球は一人じゃできないスポーツなので、皆さんの絆が繋がればいいなと思って投げさせていただきました。Q:高校時代はどんな選手でしたか?
足が速かったので。センター、1番2番を打つことが多かったです。球速は130キロくらいを出したことがあります。夏の大会で山崎伊織投手とは対戦したこともありますが、負けてしまいましたが、いい思い出です。Q:巨人ファンですか?
僕の父親が元々巨人ファンでだから生まれた頃からもう巨人ファンです。注目している選手は背番号25番、岡本さんです!Q:メンバーにはどう報告しますか?
率直にちょっと悔しいなと伝えたいですね。メンバーからは「普通にやんないよね?」「ちょっとボケるよね」「アンダースローで投げるとかやるよね」と言われたけれども、さすがにできなかったです(笑)。
映画情報
『バジーノイズ』
5月3日(金・祝)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
原作:むつき潤『バジーノイズ』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)
出演:川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、柳俊太郎
監督:風間太樹
製作:映画『バジーノイズ』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
製作幹事・配給:ギャガ
(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
『バジーノイズ』作品サイト
https://gaga.ne.jp/buzzynoise_movie/
JO1 OFFICIAL SITE
https://jo1.jp/