■CMソングはアイナ・ジ・エンドが歌唱する「川の流れのように」
“サントリー生ビール”の新TVCM『雨上がる』篇(15秒、30秒、60秒)が、4月1日から全国で順次オンエア開始となる。
2023年3月から放映されているTVCMシリーズの最新作。山崎賢人(崎は、たつさきが正式表記)を筆頭に、上白石萌音、坂口憲二、お笑いコンビ・オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が引き続き出演し、さらに本作からアイナ・ジ・エンド、アニメ『ルパン三世』の峰不二子が新メッセンジャーとして出演する。
■新TVCMについて
2023年3月からスタートしたTVCMでは、とある街で暮らすインテリアデザイナーの山崎、定食屋さんを営む上白石、町役場で働く坂口、運送業者のオズワルドらの人生が交錯する群像劇が展開されたが、今回の『雨上がる』篇では、これまで出演してきたメッセンジャーに加えて、古本屋の店員としてアイナ・ジ・エンド、自由気ままにバイクを走らせる峰不二子が登場。
通り雨に見舞われた街で懸命に過ごしていた山崎らが、徐々に回復する天気と雨上がりの虹によって前向きな気持ちになる様子を、CMソング「川の流れのように」に乗せて表現している。それぞれが一生懸命に生きたある日の夜、晴れやかな気分で“サントリー生ビール”を飲む姿を通じて、雨上がりの虹のように、すべての人の明日へと向かう力になる存在でありたいというメッセージを訴求していく。
■CMソング「川の流れのように」は、アイナ・ジ・エンドが歌唱を担当
前作に引き続き、CMソングには美空ひばりの名曲「川の流れのように」を採用。歌唱は、BiSH解散後に新しいステージで表現者として幅広いチャンレンジを行い、“サントリー生ビール”が掲げる「頑張って生きている人」を体現しているアイナ・ジ・エンドが担当。力強くも温かみがあり頑張る人を包み込むような歌声、アイナ・ジ・エンドらしい圧倒的な表現力は、新TVCMをさらに引き立て、その世界観に誘う。
■撮影エピソード
◇ハイスピードカメラで撮影! インパクト抜群の山崎の疾走シーン
山崎が雨の商店街を走り抜けるシーンでは、被写体の動きをよりダイナミックに捉えるハイスピードカメラで撮影。雨に濡れながら50メートルほどの距離を走る山崎は、監督から“雨が降り出したことに気付いた当初はけげんな表情なのに、時間が経つにつれて雨に濡れる自分を楽しんでいるような感じ”とのオーダーを受けてスタンバイ。全力に近い速度で走るため、カメラワークとのタイミングが難しく、撮影回数を重ねることになったが、10テイク目でベストショットが誕生。約500メートルの距離を走ったにもかかわらず、一切疲れを見せずに演技を続ける山崎の集中力とパワフルさに、スタッフから拍手が湧き起こった。
◇会話が弾む山崎とアイナ・ジ・エンド
今回が初共演の山崎とアイナ・ジ・エンド。山崎は、以前出演した映画にBiSHのメンバーが出演していたことからその存在を知り、楽曲を聴くようになったのだとか。そんな接点のあるふたりは、インテリアデザイナーと古本屋の店員というお互いの役どころについて話し合うなど、撮影中も会話が弾んでいる様子だった。
◇アイナ・ジ・エンドによる「川の流れのように」のギター弾き語り
CMソング「川の流れのように」を弾き語りするシーンで、監督から“部屋で飲みながらギターを弾いているうちに、自然と盛り上がってしまうというお芝居です”と説明を受けたアイナ・ジ・エンド。美空ひばりの名曲「川の流れのように」を歌唱するということで、やや緊張の面持ちで現場入りしたものの、スタッフから部屋に置いてある小道具へのこだわりを聞いたり、現場近くで食べたおいしいご飯屋さんを紹介されたりしているうちに、いつの間にか表情も和やかに。その後の本番では、リラックスしたムードや盛り上がっている様子など、バリエーション違いの演奏もスムーズにこなし、終始部屋中に美しい旋律と歌声を響かせていた。
◇初めて撮影するビールの飲みカットにテンション爆上がり!?
「うわー!! “超”ビールのCM撮影だ(笑)」と初めての飲みカットの撮影にすっかりテンションが上がっていたアイナ・ジ・エンド。監督から“缶を持ちながら、ビールという存在を眺める感じの表情をお願いします”と指示を受けると、「うふふ」とほほ笑みながらその意図を把握した様子で、演技を披露した。
◇上白石と3度目の共演で、ますます冴えまくる天才猫の演技
上白石が飼い猫役のミックスの椎(シイ)ちゃんと見つめ合うシーン。今回が3度目の共演となるが、上白石も「毎回感動します」と絶賛する椎ちゃんの天才ぶりはますます磨きがかかり、ファーストテイクから飲んでいる最中も微動だにせず“ガン見”する絶妙の演技を披露。上白石は「すごいじゃん! えらーい!」と頭をなでながら、歓喜のハグを交わしていた。
◇名曲のレコーディングに挑むアイナ・ジ・エンド。表現力・迫力にファーストテイクから拍手が
新TVCM撮影日とは別日で、CMソング「川の流れのように」のレコーディングを行ったアイナ・ジ・エンド。スタジオ入りすると、さっそくテーブルに置いてあったチョコレートのお菓子を見つけ、「食べたいな~」とおちゃめなひと言。名曲に挑むということで、どこか緊張感があったスタジオに笑いが起こる。その後、いざ収録に入るとアーティストの真剣な表情に早変わり。監督から“アイナ・ジ・エンドらしい、クセやニュアンスがほしい” “ああ〜は、いくぞ~! という感じがほしい”とリクエストを受け、テストから忠実に表現していく。
そして、体を揺らしたり、大きく手を伸ばすなど全身で歌う姿にスタジオ中の視線がくぎ付けとなり、その表現力と迫力にファーストテイクから拍手が。また、テイクを重ねていくと、アイナ・ジ・エンドから「爽やか系がいいですか?」「1回悲しげな様子でも歌ってみたい」等の意見も。細かなニュアンスの違いも、見事に歌い上げた。
■出演者インタビュー
※山崎賢人、上白石萌音、坂口憲二、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、アイナ・ジ・エンド――撮影の感想をお聞かせください。
山崎:初めてみんなそろって撮影できたことがすごく楽しかったです。萌音ちゃんと一緒にお芝居するのは久々でしたし、オズワルドのふたりも2回目だったので、合間にいろいろおしゃべりしながら、楽しく撮影できました。初めてお会いした坂口さんも気さくに話しかけてくださって、爽やかでカッコよくて、本当に優しい方でしたね。
上白石:“サントリー生ビール”の撮影は、スタッフの皆さんが朗らかで明るくてテキパキとしていて、プロの現場だなという感じなので、いつも楽しみにしています。今回はなかなかお会いできなかった山崎さん、坂口さん、オズワルドさんと一緒に撮影できて、すごくうれしかったですね。出来上がったCMを観ると、毎回とても雰囲気がいいので、皆さん素敵な方々なんだろうなと思っていましたが、一緒に撮影して、その答え合わせができた気がしました。
坂口:やっと皆さんに会えましたね。現場でご一緒できてうれしかったし、ドラマを撮っているような感覚があって、撮影中も「こういうドラマありそうだね」と話していました。あと、飲むシーンの撮影とか、他の人はどういう感じなのか気になっていたんですけど、結構回数を撮っていたので、「あ、俺だけじゃないんだ」と。飲みカットは毎回大変なので、その思いを共有できて良かったです。
伊藤:初めてお会いした坂口さんが、信じられないぐらいフランクな方で、めちゃくちゃ和気あいあいとした現場になったなという感じですね。
畠中:中学校の頃から、坂口さんが出ているドラマを観ていたんですけど、20年ぐらいたっているのに、印象が全然変わらないってすごいですよね。カッコよかったです。
アイナ:CM撮影ということですごく緊張しました。歌うシーンもあって、「あぁ、どうしよう」という感じでしたが、いざ現場に入ったら、周りの皆さんが人生2周目なのかなと思うぐらい、穏やかで優しい方ばかりで(笑)。温かく迎え入れてくださったことがとてもうれしかったです。――雨上がりの虹を見てうれしくなるCMにちなんで、最近ちょっとうれしくなった出来事は?
山崎:この前めちゃくちゃ大きい虹をリアルで見たときは、「今日はいい日だな」と思って、うれしい気持ちになりました。あとはやっぱり、今回の撮影で皆さんに会えたことがうれしかったです。
上白石:地方のホテルに泊まったとき、部屋番号が4桁のゾロ目「1111」だったので、ちょっとうれしくなって写真を撮りました。
坂口:子供の運動会に参加できたことですね。本人も家でダンスの練習を頑張っていて、すごく楽しみにしていましたし、やっと家族みんなで応援して、近くで見られたことがとてもうれしかったです。自分としてはそういうイメージがあんまりなかったんですけど、かけっこのリレーにも出て、子供よりも俺のほうが熱くなっちゃいました(笑)。
アイナ:最近はおうちにこもらず、人と会ってお話をしたり、ご飯を一緒に食べたりすることが楽しいと思っています。どんな話題でも、とにかく話をしてくれる人と出会えるのが今はとてもうれしくて。BiSHというグループにいた8年間がものすごく忙しかったこともありますが、解散してひとりになって、いかに人とのご縁が大切なのかということを、日々学んでいます。――「生きれば、生きるほど、生ビールはうまい!」というコピーにちなんで、最近“サントリー生ビール”を飲んでおいしいなと思ったエピソードがありましたらお聞かせください。
山崎:自分で運転して現場に行って、帰ってリラックスして飲む一杯はおいしかったです。
坂口:僕は家で晩酌したいタイプですが、次の日のことを考えると、そんなに飲めないじゃないですか。でも、最近ちょっといい飲み方を見つけて。“サントリー生ビール”を2本飲むとき、1本目はコマーシャルのように豪快に「あー、うめー!」と飲んで、2本目はちびちび飲むと。そうやって限られた量と時間を楽しみながら飲んでいます。
伊藤:頑張った人を見たときもおいしいです。今年からハマっているプロ野球を見ながら飲む“サントリー生ビール”がいちばんおいしいです。
アイナ:やっぱり忙しいときとか、今日一日頑張らなきゃと思った日を終えたあとに飲むビールは、文句なしにおいしいですよね。――この春、発売1周年を迎える“サントリー生ビール”ですが、この1年間で皆さんに起きた変化や印象的な出来事をお聞かせください。
山崎:初めてキャンプに行ったことです。そこで飲んだ“サン生”はもちろん、何を食べてもおいしくて、これからも続けていきたいなと思いました。
上白石:今までは隙あらば休みたいという感じでしたが、この1年でやる気が増して「働きたい!」と思うようになりました。仕事が楽しいからだと思います。今年もバリバリ頑張ります。
坂口:去年久しぶりにドラマやCMに出させてもらって、今まで以上にたくさんの方から声を掛けられるようになりました。僕が写っている“サントリー生ビール”のポスターと写真を撮って、SNSで送ってくれる方もいれば、よく行くコンビニやスーパーで顔見知りの店員さんから「サントリー生ビール、売れてますよ」と言われることもあって。皆さんが応援してくれるんですよね。だから、自分自身もすごくうれしいし、もっと頑張って、もっと売らなきゃなという気持ちになります。
伊藤:芸人さんだけでなく、いろんな人と仕事させてもらえるようになったことですね。今回のCMのような豪華メンツの中に、なぜか交ざってるみたいなこともちょっと増えた気がします。
畠中:今回みんなで写真撮ったじゃないですか。やっぱり俺らだけ、明らかに素人が紛れ込んだみたいな顔してましたよね。写真1枚撮っても全然違うというか、あんなに華やかなんだと。だから、あそこに入れてもらえるんだと思うと、すごくありがたいです。
伊藤:華がないので、華がある人を見つけて、おんぶにだっこでやっていこうと思います。――“サントリー生ビール”はこの春から飲食店でも飲めるようになりますが、一緒に食べたいおつまみ、お気に入りのメニューは?
山﨑:キムチがあると、絶対注文しちゃいますね。あと、お刺し身は何でも好きですし、ギョーザも合いそうですね。考えてたら、めちゃくちゃ出てきました(笑)。
上白石:お店にあると絶対頼んじゃうのはチャンジャですね。濃厚な味と、ずっとおいしいお得感が好きで、ビールにもよく合います。父がビールのお供でよく食べていて、私もそれを小さいときからもらっていましたし、(父は)塩辛とかたこわさも好きだったので、自然の流れで好きになりました。おつまみって、本当においしいですよね(笑)。
坂口:僕は海好きなので、焼きハマグリですね。ハマグリは5月ぐらいから解禁になるので、お店でよく頼みますし、知り合いのサーファーの漁師の方に頂くこともあります。あと、千葉のほうで出回るちっちゃいハマグリのゼンナもめちゃくちゃおいしくて。量もいっぱい食べられて、味も濃いので、“サン生”と一緒に食べたら、もう大変なことになっちゃうと思います。――新年度から新しく始めたいこと、挑戦したいことは?
上白石:習い事もしたいし、資格も取りたいし、とにかくたくさんあります(笑)。忙しくなりそうですね。本を読むのが好きなので、まずはそれに関連した資格を取ろうと思っているところです。
アイナ:最近オカリナを買ったんですけど、部屋で吹くと結構音が大きいので、お昼に川とかに行って練習したいと思っています。
“サントリー生ビール”ブランドサイト
https://www.suntory.co.jp/beer/suntorynama/