■「メンバーたちの内面にフォーカスしたアルバムです」(KAZUHA)、「LE SSERAFIMの成長が感じられるカムバックになると思います」(SAKURA)
LE SSERAFIMが2月19日、3rdミニアルバム『EASY』のリリースを記念して、韓国・ソウルでメディアショーケースを行った。
『EASY』のアルバムトレーラー「Good Bones(Portrait ver.)」が放映されたあと、MCに呼び込まれてLE SSERAFIMが登場。メンバーはクールな表情をはじめ、ハートのポーズや明るい表情で手を振ったりしながらフォトセッションを行い、挨拶とともに集まったメディア関係者へ感謝の言葉を伝えた。
そして、LE SSERAFIMの堂々とした姿の裏にある不安と悩みを表現したアルバムのストーリーを語った。
MCとのトークでは、今年初めて発表するアルバムに期待を込めながら「昨年、『Perfect Night』でLE SSERAFIMのあらたな魅力をお見せしましたが、今回は“LE SSERAFIMってこんなジャンルもできるの?”と驚いていただけるようなアルバムを準備しました!」(HUH YUNJIN)、「今までとはまた違ったLE SSERAFIMをお見せしようと本当に一生懸命準備しました。期待を超えるステージをお見せします」(KIM CHAEWON)と自信に満ちた表情で答えた。
ミニアルバムには全5曲が収録されており、「メンバーたちの内面にフォーカスしたアルバムです。そのため、もっと率直で人間らしいLE SSERAFIMをお見せできるアルバムが完成したと思います」(KAZUHA)、「FEARNOT(ファンの総称)の皆さんが長く待ってくださったぶん、LE SSERAFIMの成長が感じられるカムバックになるのではないかと思います」(SAKURA)とファンへの想いを語り、「音楽、メッセージ、パフォーマンスすべてを通して新しい魅力をお見せしようと努力しました。LE SSERAFIMの新しい始まりになりそうで、とてもわくわくします」(HONG EUNCHAE)と説明した。
タイトル曲「EASY」は、トラップジャンルをベースに、中毒性のあるR&Bスタイルのボーカルとメロディが魅力的な楽曲。
「最初のワンフレーズを聴いたときにとても素敵だと思いましたし、“これは本当にすごい!”と思いました。これまでのLE SSERAFIMの楽曲とは異なる新しいスタイルの音楽に出会うことができると思います」(KIM CHAEWON)と意気込みを語り、いよいよパフォーマンスへ。
「EASY」のパフォーマンスは、1980~90年代を風靡したオールドスクールヒップホップダンスに、5人のメンバーそれぞれの個性と自由な雰囲気が盛り込まれた。水が流れるように動く腕と足、リズミカルなステップを通じて、「ガールグループパフォーマンス最強者」と呼ばれるLE SSERAFIMならではのステージを披露した。
今回、全編アメリカ・ロサンゼルスで撮影されたMVについて、ドージャ・キャット、ザ・ウィークエンド)など、世界的なスターたちに携わってきたディレクター兼振付師のニナ・マクニーリーとコラボレーションした感想を聞かれ、「監督が、リアクションが良くてユーモアのある方だったので、撮影中ずっと楽しかった記憶があります。そして監督も実際にダンスをされるので、振り付けについて理解度が高い方でした。そのためか、パフォーマンスが本当に素敵に(MVに)盛り込まれているので気に入っています」(KIM CHAEWON)とMV撮影当時についてコメント。
「MVの撮影前日にカメラワークまでシミュレーションするリハーサルもしたのですが、撮影前のリハーサルは初めてで、不思議で楽しかったです。私はYUNJINさんとふたりで撮るシーンがあり、以前は目が合っただけでも笑ってしまっていたと思いますが、今回はNGなしで一気に集中して撮れました。LE SSERAFIMがまた成長したんだなと感じました」(HONG EUNCHAE)とグループの成長を感じたエピソードも披露した。
続けて、KIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHAが作詞に参加した「Swan Song」のパフォーマンスを披露。ホワイトを基調に、白鳥を彷彿とさせる華麗な衣装に着替えて登場した5人のメンバーは、まるで一羽の白鳥になったかのような身振りで、にモダンダンスのポイントを取り入れたパフォーマンスを披露した。
「Swan Song」は、優雅ですべてを簡単に手に入れたように見えるが、実は見えないところで誰よりも血と汗を流して努力しているということを語っており、タイトル曲「EASY」とは異なる魅力を感じさせた。LE SSERAFIMのあらたな魅力が感じられるパフォーマンスを終えると、メディアからの質疑応答へ。
日本メディアからの「『ANTIFRAGILE』はマッスルキャットダンス、『UNFORGIVEN』はヴィランウサギダンスなど様々なポイントダンスも魅力のひとつですが、今回の楽曲でファンに注目してほしい振り付けは?」という質問に、「タイトル曲『EASY』のサビの振り付けに注目していただきたいです。今回の振り付けはグルーブ感がすごく重要なんですが、 サビはその雰囲気をもっとよく活かすために、練習を本当にたくさんしました。そして今回のパフォーマンスはメンバー一人ひとりを見ることで楽しさが異なりますので、ひとりも見逃すことなく注目してほしいです」(KAZUHA)と回答。
また、現地メディアから、4月に出演する米国最大の音楽フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival』(以下「Coachella」)のへの出演も決まったLE SSERAFIMの今後の目標を聞かれると、「昨年の年末に『MAMA 2023』で東京ドームの舞台に立ち、そのときにYUNJINさんのリハーサルを客席から観ていたのですが、その姿を観ながらLE SSERAFIMがFEARNOT(ファンの総称)の皆さんと一緒に公演ができたら幸せだろうなと思い、東京ドームで公演をしたいと思いました」(SAKURA)と展望を語った。
最後にリーダーのKIM CHAEWONは「新曲をリリースするときは、いつもドキドキして緊張します。3rdミニアルバム『EASY』のステージを初めて披露する大切なこの場にご一緒してくださったすべての記者の皆様に心より感謝申し上げます。今回の活動も無事に終えることができるようにたくさんお力添えいただけますと幸いです。私たちLE SSERAFIMも期待に応える姿をお見せします」と挨拶し、メディアショーケースを締め括った。
なお、イベント内でも紹介された3rdミニアルバムタイトル曲「EASY」のMVが、2月19日18時に公開。
MV公開と同時にミニアルバム『EASY』のデジタル配信も開始。配信に合わせてここでしか手に入らない特典が当たるデジタルキャンペーンもスタートした。詳細はオフィシャルサイトで。
(P)&(C)SOURCE MUSIC
リリース情報
2024.02.19 ON SALE
MINI ALBUM『EASY』
LE SSERAFIM OFFICIAL SITE
https://www.le-sserafim.jp/