■「今日は、ストリングスの方もいて、名曲をこの『The Covers』のスタジオで生演奏でできたのが、非常にうれしかった」(宮本浩次)
アーティストが思い出深い名曲をカバーするNHKの音楽番組『The Covers』(毎週日曜22時50分 BSP/BS4K)。10月24日放送回のゲストは宮本浩次。このたび、本人コメントと新規写真、“宮本浩次節”全開のトークなど、詳細が明らかとなった。
放送では、“歌姫の名バラード”をテーマに、宮本がカバー曲への思いや自身の創作との関係を赤裸々にコメント。
1曲目は、昭和の名バラード「春なのに」(柏原芳恵)。中島みゆきが手掛けたこの曲の歌詞に、宮本の号泣ポイントがあると熱弁する。パフォーマンスを観たMCのリリー・フランキーは、「歌い出しからグッと心を掴まれた。まるで、勇壮なロックオペラのエンディングを観ているようだった」と語った。
2曲目は、平成の大ヒットバラードである宇多田ヒカル「First Love」。宇多田が15歳で発表した1stアルバムに収録の1曲。エレキギターの弾き語りで、切実に歌い紡ぐ、宮本。宮本はこの曲の歌詞世界に対して、エレファントカシマシの1stアルバムに収録された、ある曲の歌詞に思いを馳せる。初々しい少女の恋心を、宮本浩次が弾き語りで表現。パフォーマンスを観た水原希子は「ギューッとなりました」と、感嘆の声を漏らした。
さらに、多くの名曲をカバーしてきた宮本とともに“1970~1990年代の歌姫名バラード映像”を楽しむコーナーも。映像を観る宮本の表情も七変化!? リリー・フランキーが宮本浩次に今後カバーしてもらいたいバラードとは?
そして最後に届けられるのは、宮本の最新曲「浮世小路のblues」。宮本浩次55歳のこれまでと今が詰まった渾身の一曲。圧巻のパフォーマンスを観たリリー・フランキーは、「ブルースロックと歌謡曲が融合した、宮本さんにしかできない曲。めっちゃいい曲~!」と大絶賛し、水原は「カッコ良い!!!」を連呼。MCの心を鷲掴みにした全力のパフォーマンスに乞うご期待!
■宮本浩次 コメント
今日は、ストリングスの方もいて、名曲をこの『The Covers』のスタジオで、生演奏でできたのが、非常にうれしかったというか。
すごく贅沢なことなんですけれども、やっぱり生演奏で、思い切って歌うことができるというのは、もう本当に希少な経験、体験になってきていて。
こういう、スタジオを通じてですけど、全力で生で歌えるって、気持ちいいですね。
すごく堂々と、安心して大きな気持ちで歌うことができました。
おふたりといろいろお話ししていると、やっぱり気付くところもありますね。
とても楽しい経験というか、非常に歌の世界をお届けできたんじゃないかと思います。
番組情報
NHK BSプレミアム/BS4K『The Covers』
「宮本浩次、バラードを歌う」
10/24(日)22:50~23:19
MC:リリー・フランキー 水原希子
【曲目】
「春なのに」(柏原芳恵/1983)詞・曲:中島みゆき
「First Love」(宇多田ヒカル/1999)詞・曲:宇多田ヒカル
「浮世小路のblues」(宮本浩次/2021)詞・曲:宮本浩次
『The Covers』番組サイト
nhk.jp/thecovers
宮本浩次 OFFICIAL SITE
https://miyamotohiroji.com/