■「路上ライブは会場でのライブと全然違って、メンタルがめっちゃ鍛えられる。どっちかっていうと自分との戦い。だからドMなのかも知れないですね、あえて自分にシンドいことを課すという」(SHIN)
interfmおよびJFN系列11局で放送中、芸人×アーティストが送る音楽バラエティ新番組『みゅ~じっくろっく』。『THE FIRST TIMES』では、番組で放送されたトークを毎週ダイジェストで紹介!
41回目となる放送は、DJの山崎あみと、ピン芸人のやす子、天野 裕加里(あっぱれ婦人会)が、ソロアーティストのSHINを迎えて、ほっこりした時間を届けた。
「2011年、ビジュアル系ロックバンド、ViViDのボーカルとしてデビュー。ViViD解散後、2016年ワンマンライブでソロボーカリスト、SHINとして復活。2018年にはYouTubeで『SHIN LOID』チャンネルを立ち上げ、登録者数は現在14万人超え。圧倒的な歌唱力と魅力的なルックスでファンを魅了し続けています」と、山崎がSHINの紹介文を読むと、「お~!」とリアクションするやす子や天野に向けて、「このプロフィール、僕考えてないですからね!」と弁明し、「歌に関してはずっと歌手でやってますけど、“魅力的なルックス”とかは誰が一体考えたのか?って(笑)」と笑ったSHIN。
■すごい速さで駆け抜けたViViD時代。ソロになってからの気づき
先日、『The First Times』で「バンド解散後、2年間はニート生活をしていた。泥臭くやってるビジュアル系もいる」という記事が掲載されたという話題から、ソロになっての7年について聞かれたSHINは、「人のありがたみをあらためて知る7年でした」と感慨深そうに振り返る。
「いろんな方が協力してくれて、こうしていろんなところに出させてもらえてるし。前の事務所の方にもすごいお世話になってて、すごく応援して下さっていたり。ViViDをやってる時はすごい速さで駆け抜けたんで、人の温かみとか、周りがあまり見えていなかったんですけど。(ソロになって)あらためて世の中の広さとか、自分のちっぽけなところも感じられて。『それでもここまでやってこれた』というのが、すごい良かったなと思ってます」と話したSHIN。
「2年間のニート生活は、どんな日々を送られてたんですか?」という質問にSHINは、「ViViDの時もメロディを書いたりはしてたんですけど、イチから自分で曲を作るというのをやったことがなくて。自分がソロでやることになって、どんなボーカリストとしてやっていこうか? となった時、2年間くらいかけて曲をずっと作ったり、ヴィジュアルイメージを考えたりしていました。あと、やることがなかったんで、トレーニングしたり」と答えた。
また、「ViViDの時は、高速道路みたいなスピードで走ってたんで。立ち止まったり、ゆっくり歩くことで、“こんな素敵な景色があったんだな”みたいに気づけることもあって。だからこそ、今またZeppに立つんですけど。ViViD以来のZeppワンマンで、すごく感慨深いです」と、再びZeppのステージに立てる喜びをしみじみと語った。
そんなSHINの話に、「そういうことに気付ける人柄が素敵ですよ」と天野が感想を告げると、「お母さんが良い育て方をしてくれたんで」と答えたSHIN。「また、こういうことを言えるのに泣きそうになりますよね」とその返しにも感動する天野を見て、「(天野が)お母さんに見えてきた」と笑う山崎。
「良い子に育ってくれて……」と母性丸出しで迫る天野と「え、お母さん!?」と困惑するSHINに笑いが起きる中、自身の曲紹介でデジタルシングル「NEON」をオンエアした。
■路上ライブに立つことで得た喜びと感謝
「2019年から、路上ライブを行っていた」という話題で始まった後半戦。
「なぜ、路上ライブやろうと思ったんですか?」という質問に、「YouTubeを始めたキッカケも、路上ライブみたいなことが出来たらいいなみたいなことで。いろんな人に聴いてもらいたいだけじゃなくて、聴かせに行くみたいなことも大事だなと思って。自分から発信するみたいなことが、あまり得意じゃないんですけど。YouTubeをきっかけに、やってみようかな? みたいな」とその理由を語ると、「『NEON』をリリースした12月6日にも(路上ライブを)やったんですけど。本当に無告知でやったんです」と告白。
「最初、人が止まってくれなくて、『心折れそう…!』とか思ったんですけど。駆けつけてくれた子もいて、最終的には15人くらい止まってくれて。しかもその中の男性が一人、チケットを買ってくれたんです」と話すと、「いまってチケットも電子のやり取りだけど、ちゃんとお金を払って買ってくれるって光景を目の当たりにして、『1枚のチケットの後ろにはちゃんとひとりの人がいて、ひとりひとりの思いがあるんだな』という感触を掴めたんで。すげぇ良かったなと思いました」と、路上に立つことで得た喜びと感謝を語った。
さらに、「路上とか結構好きで、海外でも路上ライブをやったことがあって」と明かし、「海外は止まってくれる人が少ないんですけど。ちょっと聴いてカンパをしてくれたりとか、面白いです」と体験談を話したSHIN。「会場でのライブとは全然違って、メンタルがめっちゃ鍛えられますね。どっちかっていうと自分との戦い。だからドMなのかも知れないですね、あえて自分にシンドいことを課すという」と笑った。
「今後、どうなって行きたいですか?」というやす子の質問には、「大それた目標かも知れないですけど。ViViDで武道館をやったんですけど、できれば自分でもう1回武道館のステージに立ちたいというのが目標です」と今後の意気込みを語ったSHIN。番組最後はSHINが大好きだという、ファレル・ウィリアムスの「Happy」をオンエアした。
SHINの最新情報は、公式サイトをチェックして欲しい。
『みゅ~じっくろっく』は、interfmおよびJFN系列11局にて順次放送中。コンテンツは、全国各地の人気ラジオ番組が参加する音声コンテンツアプリ「AuDee(オーディー)」でも聴くことができる。
番組情報
『みゅ~じっくろっく』
放送局:JFN系列11局ネット
1月13日(土)から各局順次スタート
※各局それぞれOA時間が異なる
出演者:山崎あみ、天野 裕加里(あっぱれ婦人会)、やす子(SMA芸人)、アーティスト
第41回・ゲストアーティスト:SHIN
リリース情報
2023.12.06 ON SALE
SHIN
DIGITAL SINGLE「NEON」
『みゅ~じっくろっく』番組サイト
interfm
https://www.interfm.co.jp/musiroku
AuDee(オーディー)
https://audee.jp/program/show/300004988
JFN
https://jfn.co.jp/program/2095/
SHIN オフィシャルサイト
https://shin-project.jp/