■「人間の身体は意識(魂)を宿しているホテルのようなものなのかなと思います」(THE YELLOW MONKEY吉井和哉)
THE YELLOW MONKEYが、約4年ぶりの新曲「ホテルニュートリノ」を1月1日にリリース。併せて、同曲のMVと新アーティスト写真も公開された。
「ホテルニュートリノ」は、2023年11月17日より放送スタートとなったWOWOWドラマ『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』の主題歌として、吉井和哉が書き下ろした楽曲。エマ(菊地英昭)のイントロのギターの歪み、重厚なヒーセ(廣瀬洋一)のベース、そしてアニー(菊地英二)の繊細なリズムが、これぞTHE YELLOW MONKEYと感じさせ、バンドにとっては珍しいスカ調のアレンジとなっている。
2023年には吉井の喉の病気で療養中であったことを発表したこともあり、ファンからの心配の声とともに、新曲を待ち望む声も多く寄せられていたなか、東京ドーム公演の発表に加え、満を持しての新曲リリースとなった。
また、新曲「ホテルニュートリノ」のMVは、渡邉直監督が担当。「ホテルニュートリノ」に関して、作詞・作曲をした吉井は、「人間の身体は意識(魂)を宿しているホテルのようなものなのかなと思います。いわゆる高級ホテルから廃墟のようなものまで。そしてそれぞれのホテルを人生の旅が終わる頃にチェックアウトするのでしょう」とメッセージを残していた。渡邉監督は、楽曲から受けたインスピレーションと吉井のメッセージを受け、イメージを膨らませていったのだという。
素粒子(魂・意識)が宿っている肉体で、「ホテルニュートリノ」というそのホテルは、人生の積み重ねとともに満室になっていく。何が起こるかわからない人生を、横転したトラックで表現。横たわるトラックの上で、何か遠く先を見つめるメンバーの姿。2024年、ここから始まるTHE YELLOW MONKEYのあらたな歴史を期待させてくれるMVだ。
そして、新アーティスト写真は、アートディレクターに吉良進太郎、新鋭カメラマンの刈馬健太を迎え、“ロックレジェンド”という言葉がふさわしい陰影を強く強調した作品に仕上げた。THE YELLOW MONKEYの原点回帰が感じられ、ロックの真髄が写真から音として鳴り響いてくるような一枚となっている。
なお、4月27日には東京ドーム公演を控えているTHE YELLOW MONKEY。バンドにとって久しぶりのライブになるだけでなく、結成35周年イヤーの貴重な1day公演のチケットは特別先行受付中。
■渡邉直監督 コメント
積み重なった困難の上に、凛として立っている孤独な男たち。
後ろは振り返らず歩き続ける。ゴールに向かって黙々と。
背負っている虚しさが多ければ多いほど、男の人生は輝くのかもしれない。
リリース情報
2024.01.01 ON SALE
DIGITAL SINGLE「ホテルニュートリノ」
ライブ情報
『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024“SHINE ON”』
04/27(土)東京・東京ドーム
ドラマ『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』番組サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/hinkon/
『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024“SHINE ON”』特設サイト
https://theyellowmonkeysuper.jp/feature/superbigegg2024
THE YELLOW MONKEY OFFICIAL SITE
http://theyellowmonkey.jp/