ザ・ビートルズ最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」が記録ラッシュに！「頭が真っ白になりました」（ポール・マッカートニー）

■「ビートは続くぜ、ピース＆ラブ」（リンゴ・スター）

ザ・ビートルズ最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」が全英シングルチャートにて1位を獲得し、同時に様々な記録を打ちたてた。

「ナウ・アンド・ゼン」は1969年の「ジョンとヨーコのバラード」以来、54年ぶりの全英シングルチャート1位となり、今までケイト・ブッシュが保有していた44年ぶりの1位という記録を更新。

また、1963年に「フロム・ミー・トゥ・ユー」でビートルズが初めて同チャートで1位を獲得してから60年6ヵ月となり、最初と最新のチャート1位の期間が最も長いアーティストとなった（今までの記録はエルヴィス・プレスリーの47年6ヵ月）。

さらに、今回で18曲目の全英シングル1位となり、UKアーティストとして史上最多数の自身の記録を更新（全アーティストの枠では2位。1位は21曲のエルヴィス・プレスリー）。

その他にも、

「2023年にUKでフィジカルとダウンロードでの最多初週売り上げ」
「1週間のフィジカル売り上げは2014年以来最多」
「アナログシングルとして今世紀最多の週間売り上げ」
「1位を獲得した最高齢アーティストの2位（リンゴ・スター）と3位（ポール・マッカートニー）」※過去最年長は退役軍人トーマス・ムーアの99歳

このチャートの発表を受け、ビートルズのふたりは次のようにコメントを寄せている。

「驚きました。頭が真っ白になりましたよ。とても感動的な瞬間です。最高ですね」（ポール・マッカートニー）
「ビートは続くぜ、ピース＆ラブ」（リンゴ・スター）

「ナウ・アンド・ゼン」は1970年代にジョン・レノンが作成したデモテープから、最新技術を用いてジョンの歌声を抽出してあらたに作り上げられた一曲。映画界の巨匠であるピーター・ジャクソンによるバンド全員が一緒に演奏するMVも公開1週間で2,400万回再生を超えている。

「ナウ・アンド・ゼン」は、11月10日に発売となったバンドのベスト盤『ザ・ビートルズ 1967年～1970年』（通称：青盤）の2023年バージョンに追加収録。さらに、同日には『赤盤』の2023年バージョンも発売となり、それぞれオリジナル版に楽曲が追加収録、多くの楽曲がデミックス技術を使用した2023年ミックスとなっている。

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