日向坂46が前作『ひなたざか』からは2年8ヵ月ぶりとなる2枚目のアルバム『脈打つ感情』をリリースした。11月3日からは四期生を含む坂道シリーズ3グループの“新参者”たちによる公演『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』がスタートし、12月9日、10日にはKアリーナ横浜での全国ツアー『Happy Train Tour 2023』の追加公演も控える彼女たち。この怒涛の日々をグループ加入から2年目に突入した四期生はどう感じているのか。ニューアルバムに収録された4曲目の四期生曲「ロッククライミング」で初のセンターを務める平尾帆夏と初の四期生曲「ブルベリー&ラズベリー」でセンターを担った清水理央のふたりに現在の率直な心境を聞いた。
■四期生としても今が正念場というか。今、大事なタイミング
──今、ツアー、アルバム制作、『新参者』が同時進行で動いてますね。
清水理央(以下、清水):はい!やっぱり忙しいんですけど、すごくありがたいなって感じてます。最近、リハもたくさんさせていただいたり、メディアに露出させていただくこともだんだん増えてきたので、すべてのチャンスをつかめるように、四期生12人で頑張りたいなっていうふうに思ってます。
平尾帆夏(以下、平尾):個人としても、四期生としても今が正念場というか。今、大事なタイミングなのかなと感じています。「新参者」は四期生だけで1ヵ月間10回ほど公演させていただけて。そこで、おひさま(日向坂46のファン)の皆さんにも、他の坂のファンの皆さんにも知っていただけたり、好きになっていただけるチャンスだと思うので、すごく頑張りどきかなと思います。
清水:そうだね。1ヵ月間四期生だけで公演をするっていうのが初めてなので。この先、苦しいこともたくさんあると思うんですけど、これを乗り越えたら、またさらに一段ステップアップできるのかなっていうふうに思うので、やっぱり頑張りたいな、正念場だなって思います。
──改めて、一つずつ聞かせてください。追加公演を残すのみとなった全国ツアーはどうでしたか。
清水&平尾:(顔を見合わせて)楽しい!
平尾:ふふふ。初めて地方に行かせていただいて。去年は千秋楽で、「ブルラズ」(「ブルーベリー&ラズベリー」)だけの披露だったんですけど、今年はもう7曲くらい踊らせていただいて。地方でおいしいものもいただきながら、先輩ともたくさん話せるようになって、もう楽しいです。
清水:ツアーの最初から最後まで出させていただけて、やっぱりライブが大好きだなって改めて、実感してます。おひさまの皆さんと会えるし。
平尾:顔が結構見えるしね。
清水:みんなで盛り上がれるのが楽しいですね。
──特に印象に残ってる出来事は何かありますか。
清水:「見たことない魔物」っていう四期生の曲は、四期生のみんなと、会場にいるおひさまの皆さんとひとつになれる感じがしていて。間奏でコールをするんですけど、皆さんすごい声を出してくださるのがうれしくて。盛り上がるし、気持ちが高まるので、楽しいです。
平尾:私はステージに上がってない裏の話なんですけど、四期生は「シーラカンス」で最初にステージに出るんですけど、その直前に毎回、みんなで円陣をするのが恒例になっていて。誰が話すかは決まっておらず、何かある人は発言して、最後に「頑張っていこう。えいえいおー!」ってやるんですけど、それが自分の中ですごく高まります。
清水:うれしいよね。今回のツアーで「シーラカンス」の前に、みんなであの円陣できることがうれしいです。
──みんなでやろうって決めたんですか?
平尾:いえ、自然に発生して恒例になりました。
清水:なんか、いつの間にかだよね。最初の大阪からしてました。たぶんみんなの頑張ろうっていう気持ちから自然に発生したものだと思います。
■今回の『新参者』も、ステップアップもしたいけど、四期生みんなで楽しみたい
──そして、先ほどもあった『新参者』ですが、楽しみにしてることなどありますか。
清水:四期生だけでのライブが「おもてなし会」以来なんですね。「おもてなし会」はすごく緊張したんですけど、後から思い返してみたら、楽しかった思い出がたくさんなので、今回の『新参者』も、ステップアップもしたいけど、四期生みんなで楽しみたいっていう気持ちがあります。
平尾:私はもう不安しかないです。もちろん四期生として大きくなりたい気持ちはもちろんありますけど、あやふやなもので…。とにかく今日のリハを頑張るっていう意識でいます。それに、ちょうど『新参者』の時期に四期生曲で前に立たせていただくことになったので、今まで以上に、自分だけのことというよりも周りも見ないといけないなと思って。まだ楽しみだとは言えないし、不安しかないです。
──さらに、アルバムの制作にも参加してます。
清水:まず、2ndアルバムに、私たちも参加させていただけてるっていうことがすごくまずはうれしいし、光栄だなって思います。
平尾:加入前からたくさん聴いていた大好きな曲が入ってるアルバムにまさか自分の声も入るっていうのがまず、うれしいです。光栄でございます。
清水:あはははは、固い。
──ニューアルバムの新曲として収録されている四期生曲「ロッククライミング」は平尾さんがセンターを務めてます。
清水:4曲目の四期生曲をいただけて、平尾がセンターで、「おめでとう」って思ってるんですけど(笑)。
平尾:ありがとう(笑)。今まで応援してくださった方には喜んでいただけるのかなと、ちょっとうれしい気持ちもあります。でも、今まではずっと3列目だったので、全く実感がまだ湧いていないというか。
──清水さんは四期生曲の1曲目「ブルーベリー&ラズベリー」でセンターを経験してます。
清水:そうですね。四期生の子たちが支えてくれるのを実感できる一番の場所だと思って。センターに最初に立たせていただいて、同期の温かさとかありがたみがすごくわかったので──(平尾の方を向いて)、心配しなくても全然大丈夫です。
平尾:不安です(笑)。でも、清水もいてくれてますし、両サイドにはセンターをした正源司(陽子)と藤嶌(果歩)もいるので、自分が自分がってなるよりも、周りに頼りつつ、いい曲になるように頑張りたいなと思います。
■歌詞が今の私たちに響く。何か心にくるものがたくさんありました
──楽曲を聴いてどう感じましたか。
平尾:アニメの主題歌っぽいねっていう話をしていて。こんなにいい曲いただいてうれしいですし、歌詞が今の私たちに響くというか。私はポジティブな性格で、ずっと上を見て、ここまで1年間走ってきたので、何か心にくるものがたくさんありました。
清水:四期生楽曲、今まで4曲いただいてるんですけど、どの曲もそのセンターの子に合った歌詞なのかなって思ってて、やっぱり、平尾っぽいんですよね。
平尾:ほんと!? へ〜。
清水:うん。すごく似合う曲だなって思って。この先ステージで披露させていただくのが楽しみだなって感じる曲ですね。
──どの辺が平尾さんっぽい?
清水:“自分なりの哲学で頑張ったけど”っていうところ。
平尾:ちょうどひとりで歌うところだ。
清水:平尾は頭が良いってずっと思ってて。でも、その分、自分だけで考えすぎちゃうこともあるのかなって思ってたんです。この曲でも、自分なりに考えて頑張ったけどっていうところが平尾っぽいなと思って。そこをひとりで歌ってるので、やっぱそうなんだなと思った。
平尾:本当に!? ウルウルしちゃう。でも、四期全体としてもすごく歌詞あっているなと思って。最初の方の<あちこち岩場だらけさ>とか。もうとにかく上を向いて、わくわくしながら、確かな自信になるまで頑張ろう、みたいな。あと、やっぱり2番のサビ。<いつか見た未来は指が掴んでる>には、私達も励まされるし、すごくグッときます。
■乃木坂五期さん、櫻坂三期さんに負けたくないなっていう気持ちもすごくあるので、それも壁だなって思う
──歌詞にある“高い壁”はどんなものをイメージしましたか。
平尾:毎日ですね。本当に今、『新参者』ですごく感じていて。やっぱり乃木坂五期生さんや櫻坂三期生さんはもう選抜で先輩と一緒にしていて。同じぐらいの時期に入ったので、やっぱり比べられることも多いんですけど、そういうときにすごく壁を感じるので、日々、壁だなって思います。今も本当に感じてます。
清水:毎日っていうのは本当に一緒で、何をやるにしても、うまくやらなきゃとか、どんどん日々成長しなきゃっていうふうに焦ってる自分がいて。それは、いろんな見えない壁にぶつかってるからなのかなっていうふうに思います。やっぱり乃木坂五期さん、櫻坂三期さんに負けたくないなっていう気持ちもすごくあるので、それも壁だなって思うんですけど、『新参者』で、その壁を乗り越えていけたらなって思います。
平尾:ちょうどね、この曲の時期なので。
──その壁乗り越えて未来を向かう姿勢が書かれてますが、未来はどんなものを見てますか。
平尾:3年後にはメディアで見ない日はないくらいの高い目標を立てております。前を向いてます!四期生として、メディアや雑誌、バラエティーだったり、いろいろなところで活躍してるねって言ってもらえるように頑張りたいです。
──平尾さんはラジオも始まりましたし。
平尾:そうなんです。ありがといことに、このタイミングで自分のラジオ番組をいただけることになって。羽ばたきます!
清水:羽ばたいた(笑)。たしかにそれぐらいの勢いで進んでいったほうがいいのっていうのはわかってるんですけど、自分自身はまだ全然、未来がどうなるのかわかってなくて。今のところは、今できることを一歩一歩全力で進んでいけたらなっていうふうにはずっと思ってます。
■先輩方の背中にずっとついていきたいなって思わせてくださるような力強い楽曲
──アルバムのリード曲「君は0から1になれ」の感想ももらえますか。
清水:四期生曲「ロッククライミング」もそうだったんですけど、やっぱり助言と言いますか、今の私たちが目指すべき場所が記されているのかなって勝手に思ってて。(佐々木)久美さんがセンターで、この先輩方の背中にずっとついていきたいなって思わせてくださるような力強い楽曲で、聴くたびに感動しますね。頑張ろうって思います。
平尾:宮城公演で、MVが出ますっていう発表があって。その場で佐々木美玲さんが「せ〜の」って声をかけて、サプライズで久美さんにおめでとうって言って。久美さんがちょっと涙する場面があったんですけども、私ももらい泣きしてしまって。キャプテンで、センターで、本当にかっこいいなって思いました。早く私たちも力にならなきゃって思いました。
──おふたりにとって、佐々木久美さんはどんな存在ですか。
清水:四期生がいろいろな壁に当たったときとか、12人が同じ方向を見られてないときに、手を差し伸べてくださる存在ですね。『新参者』をやらせていただきますって報告した際も、「先輩たちはいつも味方だからね。みんなのこと大好きだからね」って言ってくださったのが、もう泣いちゃうくらいうれしくて。やっぱり久美さんに恩返ししたい。私たちがつらいときに優しく声をかけてくださったことの恩返しがしたいっていうふうにずっと思ってます。
平尾:個々にいろんな先輩に助けていただいてるんですけど、四期生全体として見たときはやっぱりいちばん寄り添ってくださっている先輩だなって思います。以前、私たち四期生のレッスンをわざわざ見に来てくださって、アドバイスをくださったこともあって。「私たちはひとりで踊るというよりも、みんなで踊る意識でいるよ」とか、「もっとこうしたらいい」という助言してくださったり。『新参者』でも、「絶対味方だから頑張って」っていう連絡もくださって。常に思うんですよ、一期二期三期生さんがたくさんおられるときに、加入できて本当に幸せだなって。だからこそ、先輩方も永遠におられるわけではないと思うので、この時期に、本当にいろんなものを吸収しないといけないなって感じます。
──MVはどうでした。
清水:YouTubeでプレミア公開を見てたんですけど。
平尾:私もその時間に見てました。
清水:私たちは、その前にちょっとだけ見てたんですけど、やっぱYouTubeで改めて見ると感動しました。まず、かっこいい!って思って。最初はかっこいい表情だったのが、どんどん曲が進むにつれて、柔らかい表情になっていくのがすごく素敵で。
平尾:ラスサビの花火が上がっているところが私はやっぱりいちばん好きで、かっこいいなって思います。
──あそこに四期生も入っていくイメージはもうできてますか。
清水:やっぱり自分が見てたのは、先輩方だけの日向坂だったので、まだ想像できない気持ちのほうが大きいです。でも、もう入っていかなきゃいけない時期なのかなって思うので、ちょっと覚悟はしておかないといけないなっていうふうに感じてます。
平尾:ずっと先輩方だけの表題曲だったので、もしこれから入るとなると──私もいちおひさまなので、ファンの皆さんも、四期生が入ることに全肯定ではないと思うんですね。でも、先輩方の日向坂を継承するためにも、ずっと入らないというのはないと思うので、今、本当に成長して、少しでも『新参者』を通して認めていただけるように頑張らないとなと思います。
■『脈打つ感情』というタイトルもライブでの鼓動だったり、曲を聴いたときの感情を表してる題名だと思う
──アルバムが完成した感想も聞かせてください。
平尾:ライブで盛り上がる曲というか、ライブの印象が強い曲ばかりのイメージでした。『脈打つ感情』というタイトルもライブでの鼓動だったり、曲を聴いたときの感情を表してる題名だと思うし、ボーナストラックにもライブの生の音源が入ったりするので。コールも入ると思うんですけど、日向坂のライブを表してるのかなって思います。
清水:リード曲もそうなんですけど、日向坂はこれからまたまだまだ頑張っていくよみたいな応援歌が多いような気がしてて。それがすごく楽しみだし、これから私たちもどんどん成長していきたいっていうふうに思うので、日向坂第二章みたいな感じで受け取ってくださったらうれしいです。
──平尾さんは加入前から好きだった曲も入ってるっておっしゃってました。
平尾:はい。「僕なんか」は、研修生時代を思い返す曲だったりするんですよ。
清水:私たちが研修生のときに、歌のレッスンの課題曲だったんだよね。
平尾:そのときは地方組は通っていたので、東京に来て、すごく練習してた曲だったので、1年前の頃を思い出しますね。
清水:歌詞もそのときの自分とリンクしてて、すごく感情を込められるような曲だったのでよく覚えてますね。やっぱり、「僕なんか」ってずっと思ってたから。
平尾:ずっとね(笑)。オーディション中も自分は受からないだろうって。
清水:「僕なんか」っていう歌詞と自分の「私なんか」っていう気持ちが合ってたような気がします。
平尾:あと、個人的には「恋した魚は空を飛ぶ」が大好きです。日向坂に入るきっかけになった大好きな先輩である渡邉美穂さんのセンター曲でもあるので、もう何百回も聴いてて。大好きな推しメンの曲で、最後のセンター曲でもあって。今回のアルバムでいうと、潮さんが最後のアルバムで、センター曲「最初の白夜」の歌詞が繊細だけど素敵で、本当に潮さんぽいなというか、聴いただけでちょっと涙が出てしまうような曲になってて。短かったですけど、本当に潮さんからもたくさんのものをいただいたので、少しでも良いアルバムに私たちもしたいなって思います。
清水:寂しいですね。潮さんのセンター曲、やっぱり聴いたときに、潮さんだって思いました。
平尾:…寂しい。私、ご本人を見ると泣いちゃいます。
清水:ね。なんか優しい曲調で、やっぱ落ち着いてるイメージがあって。やっぱり聖母っていう雰囲気がすごく似合うような優しい曲ですね。
平尾:“君を救い出すつもりだ”とか、すごく潮さんだなって思えます。ちょっとでも下向いてたら、すぐ話しかけてくださるんですよ。“希望のように太陽は沈まない”とか、本当にポジティブで、優しい感じが潮さんの曲だなと思います。
──アルバム、『新参者』、追加公演と続きますが、これからはどうしていきたいですか。今年の9月で2年目に入りました。
清水:やっぱり1年目までは、おひさまの皆さんも新人として見てくださっていたと思うんですけど、2年目に突入して、坂道だけじゃなくても、新しいアイドルグループもたくさん出てきてるので、私たちだけの強みというか、個性というか、日向坂四期らしさっていうのをどんどん見つけていかなきゃいけないなっていうふうには思っています。だから、やっぱり、『新参者』が鍵だなって思います。そこで、結果を残さないと、この先、結構怖いなって思うので。
平尾:他の坂のファンの方をハッピーオーラを包み込んで、日向坂いいなって思ってもらえるようになりたい。
■今を必死にやってたらいつか何かが見つかるかなって思います
──他の坂道グループも意識してるんですね。
清水:そうですね。乃木坂五期さんは歌がお上手だし、櫻坂三期さんはダンスが武器きだと思うんですけど、日向坂四期は…まだ正直、これといった強みが、確実に自信を持って言える強みがあんまり思い浮かばなくて。でも、やっぱり私たちはハッピーオーラを武器にしていきたいなっていうふうには思うので、そこをもっともっと伸ばしていきたいし、新たな強みも見つけていかなきゃいけないなっていうふうに思います。
平尾:やっぱりそこのふたつと比較されることも多いですからね。でも、ファンの方に一度、「今の四期生って“けやき坂”の頃に似てるね」って言っていただいたことが心に残っていて。今をただひたすらがむしゃらに頑張っていたら、もしかしたら先輩方のように何かを見つけることができるのかもしれない。なので、とにかく今をがむしゃらに、一つひとつのお仕事をすべて120%でやっていきたいです。
清水:このリード曲にある通りですね。“何しても結果が出ない空回り/そんな不運を嘆き悲しむより 全力で生きてみろよ”っていう。ここが今の私たちにすごく響いてて。どうなりたいとか、こうしなきゃっていうよりも、とにかく何事も全力で。たくさんの方が支えたいと思っていただけるような四期生になりたいなって思います。
平尾:そうだね。今を必死にやってたらいつか何かが見つかるかなって思います。頑張ります!
INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY 関信行
楽曲リンク
リリース情報
2023.11.8 ON SALE
ALBUM『脈打つ感情』
ライブ情報
「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」
11月3日(金・祝)~12月3日(日)
乃木坂46(五期生)、櫻坂46(三期生)、日向坂46(四期生)
※各日1グループによる公演
https://www.hinatazaka46.com/s/official/page/shinzanmono
日向坂46「Happy Train Tour 2023」追加公演
12月9日(土) <神奈川>Kアリーナ横浜
12月10日(日) <神奈川>Kアリーナ横浜
日向坂46「Happy Train Tour 2023」SPECIAL SITE (hinatazaka46.com)
プロフィール
日向坂46
ヒナタザカフォーティーシックス/秋元康総合プロデュース。2016年デビューの欅坂46(現・櫻坂46)のアンダーグループである「けやき坂46(ひらがなけやき)」が前身。持ち味であるパワフルなライブステージングとピースフルなパフォーマンスで地道に人気を獲得。2018年6月には、けやき坂46として初の単独アルバム「走り出す瞬間」を発売、オリコンウィークリーチャート1位を獲得。この年は1年間で日本武道館7公演という快挙を成し遂げるまでに成長する。2019年2月11日「けやき坂46(ひらがなけやき)」から「日向坂46(ひなたざかふぉーてぃーしっくす)」に改名、3月27日にシングル「キュン」でデビュー。以降、シングル9枚、アルバム1枚全てオリコンチャートの1位を獲得している。更には女性アーティストとして初の1stシングルから9作連続初週40万枚超えを果たした。2019年末にはデビュー1年目ながら第70回紅白歌合戦へも出場。2021年9月より日向坂46としては初となる全国アリーナツアー「全国おひさま化計画 2021」を開催。また、2022年3月末には念願の東京ドーム公演を開催し2日間計約10万人を動員。2022年夏、新メンバーとなる四期生を迎え、翌年2023年4月には横浜スタジアムで2日間公演をソールドアウトさせた。
日向坂46 OFFICIAL SITE
https://www.hinatazaka46.com/