■映画の大ヒット祈願として倉悠貴&大悟(千鳥)&品川ヒロシのOUTチームvsヤンキー軍団の“願掛け綱引き”対決も!
映画『OUT』(11月17日公開)の公開直前大ヒット祈願イベントが11月9日、東京・ 赤城神社で行われた。
イベントには、主演の倉悠貴と、与田祐希(乃木坂46)、大悟(千鳥)、監督・脚本を務めた品川ヒロシが登場。倉は「天気が良くて気持ちいいですね! もうすぐ公開が迎えられるのと、こうしてイベントが行えるのが本当にうれしいですし、観てくれる人が増えるといいなと思います」と挨拶。
与田が「スクリーンで観る皆さんが本当にカッコよくて、そこに一緒に映れているのがうれしいですし、劇場でぜひ迫力を感じてほしい」と続けると、品川がすかさず「かわいい与田ちゃんの姿もね!」とひと言。
大悟が「よくぞイベントに呼んでいただきました。神社で嘘をつくのはイヤなので正直に言います、出演は数10秒です!(笑) 短いですけどすごい演技しましたので、観ていただきたいです」と明かすと、品川が「笑えるし緊迫感もあるし、さすが大悟、なシーンになってます」と注目に挙げた。
品川監督の現場に初参加だった倉が「本当にあたたかい方でまったく緊張もせず、和気あいあいと、それでいて緊張感があってすごくよい雰囲気でした」と振り返ると、大悟が「品川さんのヒキ笑いが常にどっかから聞こえてくる、さんまさんの楽屋なんかな? ってくらい(笑)」と重ねて報道陣を沸かせた。
同じく初参加の与田からは「普段女子グループにいるので、このヤンキーの世界観になじめるか不安だったんですがとてもあったかくて、芋を持ってきて焼き芋を焼けるくらい居心地がよかったです」と自由奔放なエピソードが飛び出した。
さらに、大悟から教官役の芝居として「ありましたよ。倉くん演じる達也が、少年院の塀の外に出てくるシーンなので、空を見ました。“自由”を感じ取って表現してみました」と意外な役作りが明かされると、品川が「大悟は以前にも映画に出てもらったんですが、そのときはまだじわじわと売れ始めの頃で、今回は売れに売れた人間の持つ登場オーラと余裕をまとってた(笑)」と切り込み、大悟が「オーラ出ちゃってましたね~、セリフも少ないんでそりゃ余裕ありますよね(笑)」と返して笑いをさらった。
改めて映画の見どころに話が及び、倉は「多種多様なアクションがすごい。関節技に木刀に見ごたえあります」、与田は「私が演じる千紘と達也との関係性。初対面から段々仲良くなり、いろんな“達也”で名前を呼ぶ“七色の達也”です」とアピール。
大悟が「僕が走っていく…これはやめます(笑)。やっぱり与田ちゃんの涙のシーン! カメラに向いている側の目からツーっと涙を流している良いシーンです」と話すと一同から「あれは素晴らしい!」と声が上がり、品川は「倉も水上恒司も醍醐虎汰朗も、そしてJO1もみんなアクションはキレキレです。あとは、渡辺満里奈さんと与田ちゃんのふたり、秋元康さんのグループから世代を超えて一緒にいるのも個人的にアツかった」と熱を込めて語った。
その後、アツい青春を描く作品にちなみ、それぞれの青春時代の写真が公開されることに。倉は17~18歳ごろのパーマをかけた驚きの姿が披露され、「いいじゃん! カッコつけてんなー!」と評判上々で、倉は「僕的にはグレてた時期です。すぐにバイト先に怒られてストレートパーマかけました(笑)」と一瞬の貴重な瞬間だったことを告白。
与田は10歳ごろ、小学生時代の写真が披露されると登壇者たちは「うーわ、カワイイ! ようこんなカワイイ写真あるな!」と大盛り上がりで、与田は「わたしもいちばんグレてた、島で暴れてた頃です。よく男子たちと戦ってしょっちゅう怒られて、いつも服を破いて山から転がり海に入ってた」とかなりのやんちゃだった様子。
『ドロップ』でも良く知られるようにさぞワルい青春時代を過ごしていたであろうと注目が集まる品川の写真は17歳ごろ、なんと真面目にキリっとスーツを着用するスっとした立ち姿で、大悟から「証券マンっぽい詐欺師!(笑) それで10代!?」、与田から「いまのほうがちょっとだけ若く見えるぐらい!」と次々にツッコミが入るほどにイメージとのギャップ、今とのギャップにも騒然となった。
大悟は高校時代、学生服に黄色のサングラスを装着した姿で「サングラスすぎてゴーグルじゃん! 眉毛もない!」と指摘されるも、大悟が「まじめに大学を受けようとしている頃です」としみじみ振り返り、「してないだろ!」と総ツッコミを受けたりと衝撃作の連続に盛り上がった。
するとそこへ、ドスが効き大いに気合いの入った「オラー!!」の怒声が響き渡り、見るからに悪そうな15人の不良ヤンキー軍団が応援(?)に乱入。品川から「『OUT』に出ているチョイ役の皆さんですね(笑)」と暴露されますますヒートアップするなか、大ヒット祈願として倉&大悟&品川のOUTチームvsヤンキー軍団の“願掛け綱引き”対決を実施することに。
品川は「弱いヤツやまあまあのオッサンもいるし(笑)、撮影現場で与田ちゃんにメロメロだったヤツらですよ」と次々に暴露がやまずボルテージも高まり続けるなか、勝負に挑むべく目の色が変わった男たちが綱を握りしめ、「わたしも綱引きやりたい!」と無邪気に言いながら審判役を務めることになった与田による掛け声で、3vs3の真剣勝負がスタート。
全員が顔を真っ赤にするほど一心不乱に綱を引き、どちらに転ぶか予測不能な一進一退の大熱戦が展開されるなか、徐々にリードしていったのはOUTチーム。最後は一気に引ききり見事に、まさかの(!?)OUTチームが勝利をおさめた。
息も切らしながら品川が「俺たちを立たせるためにもしかしたら勝たせてくれるのか、と思ったんだけど、それにしても粘りすぎ…(苦笑)」と冗談めかしてコメントすると、ヤンキー軍団は「ガチです…強い…」と敵を讃え、見守った与田からは「かっこよかったですね。勝ってよかった、映画ヒットしそうですね!」と労いの言葉が。
余韻も消えぬままに、息もあがったままの倉が「間違いなく面白い映画で、自信をもって。ぜひ、ふー。ぜひ劇場で観てください!」、品川も「ヤンキー映画が好みじゃなくても絶対に楽しめるように、笑いも、アクションも、お腹の減るようなシーンもある。喧嘩シーンも迫力満点。ぜひ楽しんで頂きたい」と最後までアピールを忘れなかった。
映画情報
『OUT』
11月17日(金)全国劇場公開
出演:倉悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) 水上恒司
與那城奨(JO1) 大平祥生(JO1) 金城碧海(JO1)
小柳心 久遠親 山崎竜太郎 宮澤佑 長田拓郎 仲野温
じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥)庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
配給:KADOKAWA
(C)2023『OUT』製作委員会
映画『OUT』作品サイト
https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie