■「I’m ready to rock.(ロックする準備はできている)」(YOSHIKI)
YOSHIKIのインタビューが、米メディア『TIME』にて公開されている。
本記事では、YOSHIKIがどのようにして国際的なアーティストとなったのかについて言及。ニューヨーク最大であり世界最高の舞台であるマディソン・スクエア・ガーデンでの公演をソールドアウトさせた実績や、KISSのジーン・シモンズや、ビートルズのプロデューサーであるジョージ・マーティンとのコラボレーションなど、これまでのワールドワイドな活動の紹介とあわせ、「YOSHIKIの名声は、国境を越えて広がっている」と評している。
そして、マーベル・コミックの伝説的な人物である故スタン・リーによって制作された、YOSHIKIをモデルにした『ブラッド・レッド・ドラゴン』は、その名声を不動のものにしたと述べられている。
一方、精神的にも肉体的にも悲劇に見舞われた人生において、YOSHIKIが自分のすべてをパフォーマンスに注いでいること、加えて常に向き合ってきた満身創痍の身体と、度重なる怪我により、過去に二度大手術を経験していることにも触れ、2019年のインタビューでYOSHIKIがTIMEに語った「私の演奏方法は自殺行為だと言う人もいる」という言葉が記されている。
また、自身のクラシカルワールドツアーの最終公演の地、ニューヨーク カーネギーホールでの、リハーサルの合間をぬって行われたというインタビューでYOSHIKIは、 “I’m ready to rock”(ロックする準備はできている)と語り、クラシックコンサートでドラムパフォーマンスを披露したという前代未聞の演出についても触れられている。
この、他に類を見ないクラシックとロックの融合は、今回のワールドツアー最大のハイライトシーンとなった。
なお、このクラシカルワールドツアーは、日本・東京ガーデンシアターを皮切りに、ロンドン・ロイヤルアルバートホール、ロサンゼルス・ドルビーシアター、ニューヨーク・カーネギーホールで行われ、先日盛大なフィナーレを迎えたばかり。そしてYOSHIKIは、英米歴史的3会場すべてを制覇した初の日本人という偉業を成し遂げた。
そして、ロサンゼルスにて、YOSHIKIの初監督作品である音楽ドキュメンタリー映画『YOSHIKI UNDER SKY』が上映されることも紹介されている。
本作品は、12月にイギリスでの公開も予定されており、名声のみならず、YOSHIKIが生み出す作品は、今後も世界へ向けてさらなる広がりを見せていく。
リリース情報
2023.07.28 ON SALE
X JAPAN
DIGITAL SINGLE「Angel」
『YOSHIKI:UNDER THE SKY』作品サイト
https://yoshikiunderthesky.com/
YOSHIKI OFFICIAL SITE
https://jp.yoshiki.net/