■与田祐希が演じるのは、丹沢敦司(醍醐虎汰朗)が7代目総長を務める暴走族「斬人」の5代目総長・皆川状介の妹!
映画『OUT』(11月17日公開)より、乃木坂46の与田祐希が演じるヒロイン・皆川千紘の本編映像が公開された。
本作は、累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画『OUT』(秋田書店『ヤングチャンピオン・コミックス』刊)を実写映画化。監督・脚本は、原作者・井口達也の中学からの友人である品川ヒロシ(品川庄司)が務めた。
本作で与田が演じるのは、喧嘩で強さを見せつけることしか頭になかった井口達也(倉悠貴)の心を変えるヒロインの皆川千紘。丹沢敦司(醍醐虎汰朗)が7代目総長を務める暴走族「斬人」の5代目総長・皆川状介の妹で、千葉のあらゆる暴走族がたまり場として利用するアイビーボウルというボウリング場でバイトをしている。
かつて、アイビーボウル周辺では西千葉近郊の4大暴走族「愚狼」「斬人」「阿修羅」「SID」が入り乱れる大抗争「狂命戦争」が勃発し、数人の死者を出す大惨事に。実は千紘の兄・状介もその抗争で命を落とした…。この凄惨な事件をきっかけに4大勢力はアイビーボウルでの“もめごと禁止”という不戦協定を結んだのだが、千紘はあえて、辛い過去の詰まったアイビーボウルでバイトを始め、揉めそうな連中を見つけては止めに入る“抑止力”としての役割を担っている。
暴力にも脅しにも屈さず、確固たる信念をもってアイビーボウルで彼らを守ろうとする健気な姿は、札付きの不良たちからも一目置かれ、彼女には頭が上がらない。今回解禁となったのは、まさにその様子を収めた与田祐希演じる千紘の一喝シーン。
アイビーボウルに連れられてきた達也と「斬人」のメンバーが初めて出会い、血気盛んな彼らはまさに一触即発の危機に陥る。「斬人」メンバーVS井口達也の喧嘩がいままさに始まろうとした瞬間、「はーい。そこまで!」とたったひと言、一瞬でその場を収める千紘の声が響き渡る。全員が千紘に頭を下げて挨拶をするなか、「斬人」総長の丹沢も千紘に駆け寄り、思わずご機嫌伺いまで。冷酷な一面も持ち合わせ、圧倒的強さを誇る「斬人」総長も千紘の姿にタジタジで、総長たる威厳を微塵も感じない。
しかし達也はそんな様子を意に介さず、突然割り込んできた千紘に突っかかっていく。「男の喧嘩に口出しすんな」とすごまれても千紘の強気な態度と迫力は逆に増していくばかりで、「舐められたまま生きていくのは無理」と無茶な喧嘩に死ぬ気で挑もうとしていた達也に対し、ついに強烈なビンタをお見舞いする。
優しさと悲しさを怒りという形で表現しつつ、札付きの不良たちに囲まれても怯まずぶつかっていく千紘役を見事に体現した与田祐希。
品川監督も最初は「どちらか言うと天然でポワッとしているから、ヤンキーの役なんかできるのかな? って心配していたんです」と告白するが、「でも、ホン(台本)読みのときの千紘になりきった彼女を見て全然大丈夫だと思いましたね」と与田の圧巻の演技に惚れ込んだという。
映画情報
『OUT』
11月17日(金)全国劇場公開
出演:倉悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) 水上恒司
與那城奨(JO1) 大平祥生(JO1) 金城碧海(JO1)
小柳心 久遠親 山崎竜太郎 宮澤佑 長田拓郎 仲野温
じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥)庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
配給:KADOKAWA
(C)2023『OUT』製作委員会
映画『OUT』作品サイト
https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie
乃木坂46 OFFICIAL SITE
https://www.nogizaka46.com