■Da-iCE花村想太&セントチヒロ・チッチが『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』完全吹替版キャストに!
『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーが超豪華キャスト&スタッフを迎えて贈る、歌と魔法と感動のファンタジー映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が12月8日に公開。
そしてこのたび、“完全吹替版”の製作発表会見が開催された。
世代を超えて愛されてきたチョコレート工場の工場長・ウィリー・ウォンカの若き日を描く本作では、夢を見ることを禁じられた町を舞台に、彼が世界一のチョコレート工場を作るまでの軌跡が描かれる。
主人公ウォンカ役を演じる、ハリウッドで大ブレイク中の若手トップスター、ティモシー・シャラメを筆頭に、『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けてきたデイビット・ヘイマン、『パディントン』のポール・キング監督が贈る本作に大きな注目が集まっている。
今回発表された“完全吹替版” ”とは、一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結し、セリフも歌も完全に日本語で吹き替えをしている日本語吹替版作品のこと。本作では、アーティスト、俳優、芸人、ミュージカル声優、声優と各界の実力派が集結し、セリフだけでなく全13曲に及ぶ楽曲もすべてキャストが吹替を担当する。
吹替声優に抜擢となったのは、魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人である本作の主人公ウィリー・ウォンカ役に、日本レコード大賞受賞の5人組男性アーティスト・Da-iCEのボーカルを務める花村想太、ウォンカの魔法を信じ彼の相棒となっていく、孤独な少女・ヌードル役に楽器を持たないパンクバンドBiSHのボーカルを務めていたセントチヒロ・チッチが抜擢。純粋な心ときらめくイマジネーションを持つウォンカは魔法のチョコレートで人々を幸せにし、 “世界一のチョコレート店を開く”という亡き母との約束を胸に大きな夢を追いかける。
その他、音楽からミュージカル、お笑い、アニメまで、様々なエンターテインメントのジャンルで活躍する圧倒的な実力と人気を兼ね備えた豪華声優陣が”完全吹替版”に大集結。吹替版ならではの魅力が詰まったもうひとつの『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を届ける。
満を持して発表となった花村、チッチ、岸は米国本社のボイステストを経て見事吹替キャストに決定。
花村は「(『チャーリーとチョコレート工場』は)自分が10代の頃からみていたので、その作品の一部になれるということは幸せなことだなと思いました」と小さい頃にみていた作品の吹替キャストになれた喜びを語り、「同時にテストがあるということもお伺いしたので、資料を頂いてからずっと自分でボイスメモをとってみたりしながら練習したんですが、いざ本番を迎えるとびっくりするくらい棒読みだったんですよね(笑)。そのあとに歌のテストもやらせていただいて、歌はすごくのびやかに気持ちよく歌えたのですが、口と空気感を合わせていかないといけないので、花村想太としてではなく”ウォンカの“歌として本番はしっかり撮っていきたいなと思います」とアフレコへの強い意気込みを覗かせる。
チッチもまた「ボイステストは緊張してたんですけど、うれしかったのでるんるんでいったんですよ(笑)。楽しいままボイステストやらせて頂いて、演じるヌードルという女の子の人生を想像しながら声を吹き込んでいくのが楽しくて」と本人自身も楽しみながらテストに挑んだという。「ただ帰り道で落ちたらどうしようという不安が押し寄せてきて、“受かったよ”と聞くまでドキドキしてました。なのですごく今うれしいです!」と当時の緊張を振り返り、今この場にいる喜びを嚙み締めた。
そして数々の映画賞を総なめにし、いまハリウッドで最も注目されている若手スター、ティモシー・シャラメの吹替を担当する花村は「本当に光栄な気持ちでいっぱいですね。表情が素敵でテストのときもみたんですが、その表情に声質をあわせていくことが幸せで、これから本編の収録が楽しみだなと思っています」とティモシーの表情から滲み出る演技力を絶賛しつつ、アフレコへの期待を膨らませた。
花村とチッチは、声優初挑戦となる本作でセリフだけではなく数々の歌唱も披露する。花村は「僕はここ4、5年ずっと“声優のお仕事に挑戦させていただきたいです”といろんなところで言っていて、その夢が叶うと同時に歌声も作品にのせていただけるのというのが幸せだと思うので、ヌードルと一緒に夢をつかんでいけたらと思います」、チッチは「私も小さいときから何かになりきって声に出して絵本を読んでみたりすることが大好きだったので、声のお仕事をするのがすごく幸せですし、いままで9年ほどBiSHとして培った、心を掴んで何かを伝える気持ちとか、今まで得たものをこの作品に活かせたらいいなと精一杯やらせていただけたらなと思います」とあらたな挑戦を楽しみにしているよう。アーティストとしてステージに立ち、多くの人々に大きな感動を与えてきたふたりが圧倒的な歌声で本作のファンタジーな世界を彩る。
また、工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が明かされる本作にちなんで、花村とチッチがこの世界を“夢”みたきっかけを聞かれると「小さい時からテレビが大好きでお母さんとみてたんですが、とんねるずさんと一緒に仕事がしたいと思ったのが夢のはじまりでした。実は裏方の仕事がしたかったのが最初なんですが、表でエンタメを届けるみなさんをみているうちにこちら側にきてみたい、表現したいと思ったのがきっかけで歌ったり声のお仕事をできるようになりました」(チッチ)、「15歳のときに受験期だったんですが、修学旅行でみんなの前で謳う機会があったんですが、3番目くらいだったんですが名指しでアンコールをもらって。その時に歌手になりたいなと思って声を出していえるようになりました。中学の時に高校入試をうけずに中学卒でこの世界に入っていました、一歩踏み出したことが良かったなと思います」(花村)とふたりが夢を追いかけていた輝かしい日々を振り返った。
本作では、主人公ウィリー・ウォンカが亡き母と夢みた世界一のチョコレート店をオープンするために奮闘する物語が描かれる。あっと驚く美味しいチョコレートを生み出していくも、ウォンカがやってきたその町は“夢見ることが禁じられた町”。行く手を阻むものが現れようとも決して諦めることなく、チョコレートの魔法で人々を魅了させ続けるウォンカ。そんな物語を通して「夢見ることから全ては始まる」というメッセージが込められた本作にちなんで、本イベントは<願いが叶う神社>として参拝客で賑わいをみせる神田明神で開催。各キャストが自身の「夢」を絵馬に託した。
チッチはたくさん夢を見続けてかっこよくて可愛いおばあちゃんになりたいと「イケオバ」、そして花村は自身のグループとバンドの活躍を願って「グループでドーム!バンドで武道館!」とそれぞれの大きな夢を発表。輝く夢を風船で空に託し、華やかなイベントは幕を閉じた。
映画情報
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
12月8日(金)全国公開
監督・脚本:ポール・キング
製作:デイビッド・ヘイマン
原案:ロアルド・ダール
出演:ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
作品サイト
wonka-chocolate.jp