■「寝る暇も惜しんで、デビューに向かって夢に進んでいた頃を思い出した」(Stray Kidsチャンビン)、「自分の歌を好きになってくれる人は居るのかなって、すごく不安な時間があった」(LiSA)
Stray KidsとLiSAによるスペシャル対談が実現。YouTubeで公開された。
9月6日に発売されたStray Kidsの日本1st EP『Social Path (feat. LiSA) / Super Bowl -Japanese ver.-』のダブルタイトル曲「Social Path(feat. LiSA)」で初コラボレーション果たした両者。
“Social Path“とは、”道を切り拓いていく”という意味で、「未来のため音楽だけに賭けてきた」という2組のヒストリーを感じることができる楽曲となっている。
8月30日に先行配信されると、日本を含む世界26の国と地域のiTunesトップソングチャート1位を獲得。日本のみならず、世界中から支持を集めている。
さらに、『Social Path(feat. LiSA) / Super Bowl -Japanese ver.-』は、日本の音楽チャートを席巻。
Billboard JAPANでは、「Hot Albums」「Top Albums Sales」「Artist 100」で1位を獲得、オリコンでも「週間アルバムランキング」および「オリコン週間合算アルバムランキング」の2冠に輝いた。
今回のスペシャル対談では、楽曲の制作秘話や、それぞれのデビュー前のエピソードなどを余すところなく語っている。
対談中、「日頃からリスペクトしている先輩との共演が実現したことが信じられず光栄です」とStray Kidsのバンチャンが伝えると、「Social Path(feat. LiSA)」の歌詞についてLiSAは「みんなの声が重なっていくパートでは、道を切り開いていくStray Kidsの強い意志を感じ、私も一緒に戦うぞ! と思った」と応え、歌詞とLiSA自身の道のりを重ね合わせて涙ぐむ場面も…。
【Stray Kids×LiSA スペシャル対談】
Q:LiSAさんとのコラボを聞いたときの感想は?
バンチャン:以前からずっと尊敬していたアーティストだったので、このような機会をいただいてコラボすることができると聞いたとき本当に信じられませんでした。機会をいただいて楽曲を制作することになりましたが、この曲を見事に仕上げてくださって、いまだに思い返すだけでドキドキするというか、今この瞬間も いまだに信じられないです。本当にとても光栄に思いますし、とても幸せです。
フィリックス:LiSA先輩と一緒に 初めてMV撮影させていただいたのですが、実際にお会いしたとき、とても緊張しました。楽しみにしていたので より緊張したのだと思います。LiSA先輩の歌声がとても素晴らしいので、実際に生の歌声を聴いてみたいと思っていたのでさらに期待が高まりました。
スンミン:僕もとても光栄です。MVの撮影現場にありがたいことに、直接足を運んでくださった際、いまだに忘れられないシーンがあります。旗を持ちながら撮影するシーンがあったのですが、すごくエナジーに圧倒されました。カッコよくカメラを見つめていらっしゃってて、とても光栄だと思ったし、MVのワンシーンに一緒に映ることができてとてもうれしかったです。
LiSA:はじめに別の番組で、リモートでご一緒させていただいたときに、こんな日が来るなんて思いませんでした。STAY(Stray Kidsファンの呼称)の皆さんから、(Stray Kidsの)皆さんが、私のことを知っていてくれてるよ~ってことを伝えてくれていて、そんなことから私も、まさか韓国で活動・活躍されていて世界に羽ばたいている皆さんが、日本の音楽や日本のアニメ、それから私のことを知っていてくれるなんて信じられなかったんですけど、とてもうれしくてライブにお邪魔してみんなのすごさを生で体感して「あぁ、いつか一緒に私もやれたらいいなぁ」「こんなふうに一緒に歌えたらいいなぁ」って思っていたら、まさかこんな日が来て
、とても信じられないです。今回は大切な楽曲、そして大切な言葉を預けてもらって、とてもうれしいです。ありがとうございます。
Q:「Social Path(feat. LiSA)」は どのように作詞・作曲しましたか? また歌詞に込められた想いは?
バンチャン:今回の楽曲も3RACHAと一緒に制作したのですが、僕たちのストーリーに他の方たちが共感できて、そのストーリーから力をもらえるような楽曲を作りたかったです。歌詞もそうですが、楽曲のもつエナジーも考えながら、LiSA先輩の歌声が入ることを想像しながら制作させていただきました。思っていたよりもMVも含め素敵なものになりましたし、LiSA先輩の歌声もこの楽曲にしっかり込められたと思うので、とても満足しています。最高です。
ハン:この楽曲を初めて聴いたときからバンチャンさんに話していたのが、楽曲が僕の好きなスタイルでしたし、メロディもそうですしトラックもそうでしたが、全体的な雰囲気がとても良かったです。LiSA先輩の歌声が加わると想像しただけで、すごく心に衝撃が走りましたね。あと 歌うパートが僕たちの楽曲にしては 多いほうだと感じました。ロックにとても近いジャンルだったので、メンバーたちのパワフルな姿とLiSA先輩が持っているカッコいい歌声、カッコいい歌が合わさったら今のデモよりももっとカッコいい曲になるだろうなと、考えたら胸が熱くなりました。
アイエン:僕の琴線に触れた日本のタイトル楽曲が2曲あるのですが、1曲目が「TOP -Japanese ver.-」で2曲目がこの楽曲でした。すごくいい楽曲で、デモバージョンもダウンロードしてずっと聴いているくらいでした。広いライブ会場でバンドサウンドと一緒にステージに立つ想像をしていたのですが、今回のドームツアーで実現することができてうれしいです。
LiSA:デモの時点で完成されていて、とても素晴らしかったです。歌詞を読ませてもらって、道を切り開いていく、すごく強い意志の込められた楽曲だと思ったので、フィリックスさんから始まって、チャンビンさんにいって、ハンさんが歌って、どんどんどんどんみんなの声が重なっていくこの楽曲がとても素晴らしいなと思いました。(歌詞を)もらった時にはまだ私の歌は入っていなかったんですけど、私もこの言葉をどうしても歌いたい、私もこれで一緒にみんなと切り開いていく気持ちを歌っていきたいとすごく思いました。完成したMVと楽曲を聴いて、これまで皆さんがここまで…今回日本ではドームツアーですけど、ドームツアーに至るまでの苦労だったり、大変さや葛藤や、今回のこのドームツアーに向けての気持ちやこれから向かっていく先に対しての強い意志をとても感じました。私もみんなと一緒に戦うぞ、って言う気持ちで歌いました。
Q:歌詞にはこれまでの苦労や努力、歩みが語られていますが、この曲を聴くと思い出すエピソードはありますか?
リノ:僕は練習生になったばかりの頃、歌もうまくないしラップもうまくないなか、JYPに入ったのですが、苦難と逆境を乗り越えて「Social Path (feat. LiSA)」のサビを任されるまでに成長して活動することができて感激です。
チャンビン:今いちばんに思い浮かぶのは、練習生の頃、学校に通いながら楽曲制作をしたり、夜中まで練習していた記憶ですね。1日に2時間しか寝れなかったと思います。バスのなかだけで寝たりして、今の僕の身長に…(笑)。とにかく本当に寝る暇も惜しんで、デビューに向かって夢に進んでいた頃が思い浮かびました。ここ最近ですと、リリースをする前の段階、アルバムを準備するとき、大きな苦難があったり、試練があってたくさん努力するのですが、そういう部分も僕たちの夢に向かって進んでいくひとつの過程ではないかなと思います。
ヒョンジン:辛かったときを思い返すとたくさんのことが思い浮かびますが、そのなかでも今いちばんに言えることは、練習生の頃に踊っていたダンスのスタイルがデビュー後に見たとき、僕の想像していた姿じゃなくて、それをきっかけにもっと学ぼうと努力した時期がありました。ジャズを習ったり舞踊を習ったり、その頃の自分は体力的に辛いのではなく、精神的にこれから前へ進む道を定めることがすごく大変でした。でも 僕ならではの道を定めたいという意志があったからこそ今の自分になれたのだと思います。
LiSA:私も自分自身がデビューをするまですごく長くて。私は23歳でデビューをしていんですが、その前にもダンススクールに行ったりバンドをやってみたり、自分のスタイルをずっと探す作業を何年もしていました。23歳のときに日本のアニメに出会って、アニメソングを歌う機会をもらってやっとデビューできるようになったんですね。それまでは自分が本当にシンガーになれるんだろうかとか、自分の歌を好きになってくれる人はいるのかなって、すごく不安な時間があったんですけど、でもそこからたくさんの人に出会って、いろんな歌を歌わせてもらって、たくさんの作品に出会ってこの12年、13年経ったときに皆さんとこの「Social Path(feat. LiSA)」という楽曲で一緒に歌わせてもらって、すごく私も改めて「そうだよな」って確信になりましたし、私も頑張りたいなと思いました。
Q:今回別々に行われたレコーディングですが、記憶に残るエピソードはありますか?
バンチャン:最近になってこの話をたくさんしているのですが、、本当のことなのですが今回のレコーディングのときもメンバーたちがすごくカッコよくレコーディングしてくれて成長し続ける姿を見ることができました。成長し続けることが当たり前のようになってきていて、パート一つひとつを活かしてくれるのがすごくうれしかったです。なので、楽曲の完成度をあげてくれたのはメンバーたちではないかなと思います。惜しかったことがあるとするなら、LiSA先輩がレコーディングしている姿を直接見れなかったこと!(笑)それがいちばん残念でしたね。でも 聴いただけで、本当に素晴らしいレコーディングをしてくださったんだなと、感謝の気持ちを胸に この曲を完成させることができたと思います。
LiSA:まず皆さんから送られてきたデモが本当に素晴らしすぎて。最初に私が聴かせていただいたのは韓国語バージョンだったのですが、いつもは日本語で歌っているので、それを英語で歌うということも含めてすごくプレッシャーはありました。みんながすごく自信を持ってそれぞれのパートを歌ってくれているのを聴いて、そこに自分自身が声を重ねられることにワクワクしながら作っていきました。最後バンチャンと一緒に歌うじゃないですか、もうあそこも魂を込めました。日本語もすごいですね、日本語の高速ラップすごい!
Q:気に入っている歌詞やフレーズはありますか?
フィリックス:LiSA先輩のパートで「Look back, the ashes prove my ~」のメロディがすぐ耳に入ってきて、よく思い浮かぶので そのパートがすごくお気に入りです。
LiSA:私は 一緒に歌うとこ、“Gave up my youth / For my future / I just want to / Rise up stronger / I’m gonna…”で一緒になるところがすごくグッときますね。
Q:MV撮影時の感想 エピソードを教えてください。
リノ:初めて直接ご挨拶して、すぐに向かい合うシーンを撮影したのですが、実は目を合わせるのが難しくて、どこを見たらいいかわかりませんでした(笑)。
チャンビン:初めて実際にお会いしたのですが、とても素敵な方だなと思いました。でも話し方だったり行動がかわいらしい部分もあって、ギャップのある魅力を感じました。それに加えて、僕たちの楽曲を力強く表現してくださっている姿を拝見したのですが、本当にカッコよくて これは本当に本物だなと思いました。僕たちも学ばなきゃと思いました。こんなにオーラを感じたのは久しぶりだったので、本当にカッコよかったです。MVを撮影しながら緊張しましたね。
LiSA:私は普段日本ではソロで活動しているので、ソロのMVを撮ることはあるんですけど、皆さんがそれぞれのパートをカメラの前で撮っている映像を見て、一つひとつこだわって撮っているんだなと思ったのと、あと2日間かけて前日にもダンスのシーンだったり、いろんなシーンを撮っていたのを聞いてすごいなと思いました。チャンビンさんが言ってくれてるように私も皆さんのカッコいい姿をやっぱり見ていたし、ライブでもカッコいい姿を観ていたのでカメラが回っていないオフシーンがかわいくて。これは(ファンの)みんなメロメロになるなと思いました。
アイエン:楽曲とは真逆な雰囲気が見どころだと思います。すごく明るい雰囲気のMVを撮影すると思ってたのですが、監督がまったく違ったアイデアをもって表現してくださったのでそれもまた新鮮で、MV撮影を楽しむことができました。
ヒョンジン:ここまで暗いMVを撮影したのが初めてだと思います。スリラーも含まれていますし、この楽曲とも とてもピッタリなのでぜひ観ていただきたいです。あと、やはりLiSA先輩にも注目してほしいです。とてもカッコいいです。
LiSA:やっぱりなんといってもみんなのカッコよさ、あとダンス! ダンスが戦う気持ちも出ていますし、Stray Kidsのカッコよさもあるし、カッコいいの根底にある大変な思いをしてきたものも、すべてがすごく伝わるMVになっているなと思います。私がすごい高いところで歌っているので、その絵がどんなふうに実際重なっていくのかなと思っていたんですけど実際出来上がったらひとつの世界になっていてとても素晴らしいなと思いました。
スンミン:歌を歌うことがとても大好きなので、先輩と一緒にもう一度歌いたいなと思いました。パワフルなやつで、先輩がいつもやっているスタイルで主題歌を一度やってみたいですね。アニメ主題歌とか。
Q:今後お互いにやってみたいことはありますか?
ハン:僕も機会があれば、コラボをもう一度やりたいですね。その際はもっと素晴らしい楽曲をもってきて、さっきスンミンが言ったとおりアニメの主題歌もつくってみたいです。あと 次回は同じレコーディング室で、一緒にレコーディングしながらビハインド映像も撮影して、個人的に所蔵しようと思います。
LiSA:今回は「Social Path (feat. LiSA)」という、とても素晴らしい楽曲に私が参加させてもらったので、今度はLiSAの楽曲でコラボレーションしたいです。
Q:お互いへのメッセージを一言ずつお願いします。
バンチャン:本当に尊敬するカッコいいアーティストの方と一緒にこのような光栄なコラボができるということだけでも夢がひとつ叶ったような気持ちです。僕たちStray Kidsをもう一段階上に成長させてくださって感謝しています。先ほどもお話ししましたが、もしチャンスがあれば僕たちStray Kidsはいつでも大歓迎です。オープンな心でお待ちしています。
LiSA:たくさんの道をこれまでもたくさん切り開いてきたStray Kidsのみんなが、JAPAN 1st EPの「Social Path(feat. LiSA)」で私を招いてくれて本当にとてもとてもうれしかったです。そしてとてもとても光栄です。今回この楽曲が本当に私にもすごくパワーになったように、Stray Kidsを応援しているSTAYの皆さんや世界中の々さんが心動かされる楽曲になっていると思います。楽曲もとても素晴らしいので、ぜひLiSAの名前でも一緒にやれるといいなと思っています。今回はおめでとうございます!
リリース情報
2023.09.06 ON SALE
EP『Social Path(feat. LiSA)/ Super Bowl -Japanese ver.-』
『Venue101』番組サイト
https://www.nhk.or.jp/music/venue101/
Stray Kids OFFICIAL SITE
https://www.straykidsjapan.com/
LiSA OFFICIAL SITE
http://www.lxixsxa.com