■テーマは「すとぷりらしい夏を一緒に楽しむ夏祭り!」
すとぷり公式ファンクラブ“すとぷり ふぁみりーくらぶ”会員限定の『すとぷりFC限定 1stファンミーティングツアー「すとふぁみ」』がスタート。
8月から9月にかけて大阪・名古屋・東京の3都市を巡る全13公演開催の今ツアー。本稿では8月8日に大阪・フェスティバルホールにて行われた初日昼公演のオフィシャルレポートを掲載する。
これまで、全国アリーナツアーや5大ドームツアーを開催してきたすとぷりにとって初となるファンミーティング。一体どんなステージが待っているのか、開演前から会場に集まったすとぷりすなー(すとぷりファンの呼称)の熱気が伝わるほどだ。星や雲、天使の羽、王冠、キャンディ、アイスクリームなどキュートでポップなオーナメントでデコレーションされた、カラフルでドリーミーなステージ。ファンミーティングの世界へと誘うカウントダウンが終わるとともに、大歓声の中スタイリッシュな新衣装がよく似合うメンバー4名がポップアップでゆっくりと姿を現し、おなじみのナンバーで会場中を盛り上げていく。メンバーカラーのペンライトを揺らしながらコールや声援で応えるすとぷりすなー。さすがはファンミーティング、出だしからすさまじい一体感だ。
今回初となるファンミーティングのテーマは「すとぷりらしい夏を一緒に楽しむ夏祭り!」。
「みんなとすごく距離が近い!」「同じ教室にいるみたいだよ!」と興奮気味なメンバー。多くの人に愛されアリーナやドームなど大規模会場でライブを行うようになったすとぷりを驚くほど近くに感じられる、というのも今回の初ファンミーティングの注目すべきポイントだ。会場全体がお祭りと化して展開していく参加型の企画やメンバーを近くに感じられる演出が目白押しの内容に、会場中が大興奮! 恒例となっているすとぷりすなーとの記念撮影を行った際には、「これは家族写真ってことだよね」とリラックスした笑顔を見せたりもして、メンバーにとって完全“ホーム”の居心地のよさがあるのだろうな、とも感じた。
また、今回のファンミーティングツアーではソロコーナーも用意されている。どの曲を歌うのか、どんな順番で歌うのかは会場に集まったすとぷりすなーと一緒にその場で決める、というのも面白い試み。それは、これまで生放送を中心にりすなーとのコミュニケーションを大切にして、ていねいに積み重ねてきた経験値があるからこそできることでもあるように思う。
夏祭りムード高まる中、夏な装いで夏にぴったりな曲を披露する場面や、すとぷりすなー歓喜の衣装をまとう場面も。ファンミーティングならではのアットホームな雰囲気の中で、いつものライブでは観られないような特別企画もあり、実に盛りだくさんで楽しい内容で届けていく本ツアー。結成7周年を記念してすとぷり結成日である6月4日にMVが公開された表題曲『ニジイロヒストリー』をはじめ、7月31日にリリースされた配信EPの収録曲を軸にみんなが大好きな代表曲もちりばめた全22曲に及ぶセットリストには、兎にも角にもすとぷりすなーへの愛と感謝が詰まっている。『すとふぁみ』という名の旅を通して、すとぷりとすとぷりすなーの家族さながらの絆がますます深まりそうだ。
TEXT BY 杉江優花
PHOTO BY 林晋介、東美樹
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