■「まだ見たことない自分に出会えるような予感がします」(稲垣吾郎)
稲垣吾郎がモボ・モガプロデュース舞台『多重露光』(読み:たじゅうろこう)に出演することが発表された。
これまでに『家族のはなしPART1』(作・演出:淀川フーヨーハイ あべの金欠 主演:草彅剛)、『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』(作・演出:鈴木聡 主演:稲垣吾郎)、『恋のすべて』(作・演出:鈴木聡 主演:稲垣吾郎)を製作してきたモボ・モガプロデュース。
4作目となる最新作は、稲垣吾郎主演『多重露光』。劇作家・横山拓也による書き下ろし、演出には読売演劇大賞演出家賞を受賞の俊英、眞鍋卓嗣を迎える。
【ストーリー】
「生涯かけて撮りたいものを見つけなさい」
親からの漠然とした言いつけに、僕は呪われている。町の写真館を細々と営むカメラマンに、本当に撮りたい写真なんかあるわけない。鬱々とした日々の中、突如現れたのは、あの家族写真に写る“お嬢様”だった。
山田純九郎(稲垣吾郎)は、写真館の2代目店主。戦場カメラマンだった父(相島一之)には会ったことがなく、町の写真館の店主として人気のあった母(石橋けい)からは理不尽な期待を背負わされた子供時代。写真館で育ち、写真に囲まれた人生は、常に写真に苦しめられてきた人生でもあった。
毎年、愛に溢れた家族写真を撮る裕福な同級生の一家があった。45歳になった純九郎の元に、その憧れの一家の“お嬢様”であった麗華(真飛聖)が訪ねてきた。純九郎は、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感をもつ。親の威光、無関心、理不尽な期待、そして、隠し持った家族写真…それらが多重露光の写真のように純九郎の頭の中に常にあって、幸せという未来の焦点がなかなか合わない。幼馴染(竹井亮介)や、取引先の中学校教員(橋爪未萠里)が何かと気にかけてくれるが、純九郎に欠落した愛情が埋まることはなかった。純九郎は、自分の求める愛を、人生の中に収めることができるのだろうか。
■稲垣吾郎 コメント
僕は最近、写真に興味を持っています。オフでも身近にカメラのある生活をしているので、この企画を伺い、『多重露光』という作品に縁を感じました。稽古は始まっていませんが、まだ見たことない自分に出会えるような予感がします。皆さん、楽しみにしていてください。
イベント情報
モボ・モガプロデュース『多重露光』
10/06(金)~10/22(日)東京・日本青年館ホール
脚本:横山拓也 演出:眞鍋卓嗣
出演:稲垣吾郎
真飛聖 竹井亮介 橋爪未萠里/石橋けい 相島一之 他
イベントサイト
https://tajuroko.com/
新しい地図 OFFICIAL SITE
https://atarashiichizu.com/