■ヒロイン波瑠も二宮和也の演技を絶賛! 「二宮さん自身の魅力が悟という人物にすごく自然に流れ込んでいる」
10月6日公開の映画『アナログ』の場面写真が解禁された。
ビートたけしによる原作小説を映画化した映画『アナログ』は、二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきの恋愛を通じて、コロナ禍を経た今だからこそ改めて気づかされる、いつの時代も変わらない愛の原点=<好きな人にただ会える喜び>を描いた懐かしくて新しいラブストーリー。
今回解禁されたのは、悟のキャラクターがよくわかる場面写真。
ヒロイン・みゆきに一途に思いを寄せる悟は、優しい佇まいでありながら、人一倍手作りの温もりを大切にするこだわりの強いキャラクターだ。朝起きると飼っている魚に餌をやり、窓から差し込む柔らかな日の光に目を細める。部屋は雑誌や模型、工具などに溢れ、悟はデザインという仕事が本当に好きなのだと伺い知ることができる。そして眠そうな表情で向かうのはキッチン。焼き魚、味噌汁、納豆など手際よく朝食を作り、顔を綻ばせながらご飯に舌鼓をうつ。またキッチンに置かれた小さなプランターではいくつかの葉物野菜を栽培し、漬物を自作で漬けるなどその暮らしぶりは丁寧かつ豊かだ。
そしてその性格は仕事ぶりにもよく表れている。悟が手掛ける建築物のデザインはグラフィックではなく模型を作り、デザインイラストも自ら鉛筆で線を描き、水彩で色を付けるというこだわりっぷりだ。みゆきとの出会いの場となった喫茶店「ピアノ」も悟がデザインを手がけた店舗であり、こだわり抜いた店内の装飾品にみゆきが気づいてくれたことがきっかけで、ふたりは関係を深めていく。
みゆきを演じた波瑠は二宮が演じた悟について「二宮さんだからこの悟のキャラクターがうまくいったというか、嘘に見えないんです。二宮さん自身の魅力が悟という人物にすごく自然に流れ込んでいるようなところがありました。でも、二宮さんが狙っているのか、狙わずにそうなっているのかが分からないっていう。だからすごいなと思うばかりですね」と感服のコメントを送っている。
映画情報
『アナログ』
10月6日(金)全国ロードショー
出演:二宮和也 波瑠
桐谷健太 浜野謙太 / 藤原丈一郎(なにわ男子)
坂井真紀 筒井真理子 宮川大輔 佐津川愛美
鈴木浩介 板谷由夏 高橋惠子 / リリー・フランキー
原作:ビートたけし『アナログ』(集英社文庫刊行予定) ※2023年6月20日予定
監督:タカハタ秀太
脚本:港岳彦
製作:「アナログ」製作委員会
配給:アスミック・エース=東宝
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映画『アナログ』作品サイト
analog-movie.com