■「今回は解散という形にはならないと思いますので、末長くよろしくお願いします」(FUNKY MONKEY BΛBY’S)
10月1日、FUNKY MONKEY BΛBY’Sが、2013年6月の東京ドーム以来のおよそ8年ぶりのワンマンライブ『WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S in 日本武道館 -2021-』を日本武道館にて開催した。
今年3月11日の音楽特番で、DJケミカルを含めたフルメンバーで一夜限りの復活を経て、ファンキー加藤とモン吉の2人で活動を再開。9月22日には再始動後初のニューシングル「エール」を発売。表題曲となる「エール」は、“頑張れ”の言葉を伝えにくい今の世の中に、ど直球のタイトルから溢れる渾身の応援歌でその存在感を令和の時代に改めて示した。
そして新生ファンモンの船出ともいえるワンマンライブ。8年という長い期間を経ての再会に、悪天候の中で日本武道館に詰めかけたファンはもちろん、ファンキー加藤もモン吉も様々な想いで開演時間を迎える。
ファンキー加藤が「ただいまーー!」と最初のMCで日本武道館全体に響かせると、続けて「ライブハウス武道館へようこそ」と叫ぶと、モン吉も「よっしゃー!」と呼応し息の合った新生ファンモンを見せつける。
1曲目の「アワービート」からはじまり「LIFE IS A PARTY」「ナツミ」と畳みかけるようにスタート。さらに「希望の唄」「告白」「あとひとつ」に「ありがとう」と、事前に2人が各メディアでのインタビューで語っていたとおりのベストアルバム的なセットリストを展開。そして、この8年でファンキー加藤、モン吉がソロ活動として積み重ねてきたソロ楽曲の中からファンキー加藤は「MUSIC MAGIC」をモン吉と、モン吉も「WONDER DAY」をファンキー加藤と2人での歌唱バージョンでそれぞれ披露した。
MCでは、「今日、この日をみんながこの先も誇れるようになったら良いなと思います。今回は解散という形にはならないと思いますので、末長くよろしくお願いします」と堂々と宣言。楽曲だけでなく、言葉でもこの日詰めかけたファンに大きなプレゼントを贈った。
あっという間に時が過ぎるのを体感するかのごとく本編が終了。コロナ感染対策で声が出せない分、大きな大きな拍手で迎えたアンコール。「太陽おどり ~新八王子音頭~」で日本武道館を八王子色に染め、「大切」で会場全体がひとつになると、ここで大きな発表が待ち受けていた。
ファンキー加藤が「来年の話ですが…」と観客席に語りかけると会場全体が静かに騒つく。そして「みんなが今日、日本武道館に来てくれたから、今度はFUNKY MONKEY BΛBY’Sが皆さんの街にツアーで行きます」と叫び、2022年2月から全国11公演のホールツアー『YELL JAPAN』の開催を発表。この日いちばんの大拍手が会場中にこだまし、ツアー発表の喜びをわかちあった。
そして、新生ファンモンの初ワンマンのラストソングは「西日と影法師」。メンバーも好きなこの楽曲で記念すべき新生ファンモンの船出を飾った。
なお、この日のライブの模様は、10月3日にMUSIC ON! TVにて全編余すところなく放送される。
PHOTO BY AYAMI KAWASHIMA / HIJIRI KATO
番組情報
MUSIC ON! TV(エムオン!)M-ON! LIVE FUNKY MONKEY BΛBY’S『WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S in 日本武道館-2021-』
10/03(日)17:45〜21:00
リリース情報
2021.09.22 ON SALE
SINGLE「エール」
FUNKY MONKEY BΛBY’S OFFICIAL SITE
http://www.funkymonkeybabys.com/