■「(「Angel」の)歌詞は、世の中の苦しんでいる人々の支えになるようなものが書きたかった」(YOSHIKI)
X JAPANが7月28日に新曲「Angel」をリリースした。
X JAPANが新曲をリリースするのは、2015年の「Born To Be Free」以来、実に8年ぶり。2018年には、バンドを題材にしたドキュメンタリー映画『WE ARE X』が世界30ヵ国で公開され、米国SXSW映画祭とサンダンス映画祭で賞を受賞するなど、高い評価を得た。
YOSHIKIが作詞・作曲を手がけた「Angel」は、これまでリリースされてきた数ある名曲の中でも、最もパーソナルでエモーショナルなバラードソング。アートワークは、YOSHIKI本人が撮影したもので、7月27日にYOSHIKIのInstagramで突如公開された。
本作は、米国のMelodee Music/Ingrooves/Virgin Music Groupより、全世界配信がスタート。Melodee Musicのアライアンスからは、これまでにTHE LAST ROCKSTARSの1stシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」、そしてYOSHIKIがプロデュースを手掛けるボーイズバンドXYの「Crazy Love」がグローバルリリースされている。
YOSHIKIは、7月28日、米国大手の音楽メディア『Consequence』に英語で以下のコメントを寄せている。
■YOSHIKI コメント(英訳抜粋)
現在多くのプロジェクトを抱えていますが、そんななかX JAPANのレコーディングを進めていました。X JAPANを通して、最高のアートを創り出すために心の中で戦ってきました。時間はかかりましたが、何とかこの作品を世に出すことができて良かったです。今年10月に、YOSHIKI CLASSICALとして、米カーネギーホール、米ドルビーシアター、英ロイヤル・アルバート・ホールなどでツアーを行いますが、これは元々ソロの作品として作曲した曲です。そんななか、美しいメロディーにアグレッシブな要素を加えれば、X JAPANのスタイルに合うのではと考えました。
歌詞は、世の中の苦しんでいる人々の支えになるようなものが書きたかったんです。今、自分も含め世界中の人々は傷ついています。この曲の歌詞には“誰かを愛して、諦めないで、死なないで”というメッセージが込められています。それは自分自身へ向けた言葉でもあります。
■YOSHIKI、Twitterの名称変更に言及
YOSHIKIが、Twitterの名称変更についてコメントを発表した。
「Angel」リリース直前の7月24日に、旧Twitter社のオーナーであるイーロン・マスクが、Twitterの名称を「X」に変更することを発表。それに伴い「Twitter JAPAN」が「X JAPAN」に名称変更されるのではないかと論争が巻き起こり、「X JAPAN」がトレンド1位となる状況が続いていた。
■YOSHIKI コメント(英訳抜粋)
イーロン・マスク氏は、とても革新的でインスピレーションを与える人だと思います。自分は数十年前に、日本で“X”というバンド名を付けました。自分というよりファンのみんなが決めてくれればよいと思います。自分は、“X JAPAN”という名称については争いたくはないですし、ポジティブに考えたいです。もし1つだけ言わせていただけるのであれば・・みんなが知っているとおり、自分たちのドキュメンタリー映画のタイトルは“We Are X”です(笑)。
リリース情報
2023.07.28 ON SALE
X JAPAN
DIGITAL SINGLE「Angel」
英語コメント全文はこちら
https://consequence.net/2023/07/x-japan-angel-premiere/
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