■「カメラって、同じ設定でも撮る人が違えば全然違う写真になるし、被写体との関係値でも全然違う写真になる。昔からそういうところがカメラの好きなところです」(北村匠海)
北村匠海が出演するニコン新TVCM『できるって、無限。』が、7月13日から全国でオンエア開始となる。
CMは、光学技術の先駆者として100余年にわたって光を見つめ、光を追求し、光の可能性に挑み、光の力で幅広い分野で無限の可能性に挑み続けているニコンの企業姿勢を、北村が熱弁する内容。
ニコンといえばカメラの会社というイメージのとおり、北村はカメラを構えて登場するが、「ニコンってカメラだけじゃないんです」と訴えると、半導体製造装置や再生医療用細胞など、一般にはあまり知られていない社会を支えているニコンの技術を紹介。「光の力で、不可能を超えていけ」と語り、走り出す北村が大きくジャンプすると、『できるって、無限。』というメッセージが映し出される。
光の力を起点に、人間の創造の可能性を切り拓き続け、幅広い技術でこれからの未来と社会に貢献する、ニコンの目指す姿を表現したCMとなっている。
■北村匠海 インタビュー
――今回ニコンの様々な領域に触れたと思いますが、CMを撮影してみていかがでしたか?
北村:今回のお話をいただくまでカメラのことしか知らなくて。撮影中にお話を聞いて「こんなことしてるんだ」って驚きましたし、「すごいな」って撮影していて思いました。ニコンのスタジオがあったり、飛行機だったり風力発電だったり、宇宙まで行っていたり、撮影が楽しかったのと同時に感動もありました。自分が好きで使っていたニコンというメーカーがこんなにも幅広くいろんなことにトライして、世の中に貢献しているということを知れてよかったです。――北村さんが夏休みにカメラを持って行きたいシチュエーションや場所を教えてください。
北村:ニコンF3というフィルムカメラと、コンパクトフィルムカメラ35Tiの2つをずっと使っていたり、高校生のときに父からD300を借りて撮っていたり、フィルムカメラを使うことが多くて。夏場だったら、友達を連れて川に行って遊んでいる様子を撮りたいですね。夏はやっぱり瑞々しい写真が撮りたいです。――北村さんが自ら撮影するときに意識していることは何ですか?
北村:僕は友達を取ることが多いので、自然体でいてくれればいいなって思っています。ポートレートを撮ることが多いんですけど、被写体でいてくれる人にはポージングは強要しないと決めていて、「あくまでそこで呼吸してくれればいいよ」と声をかけて撮るようにしていますね。カメラって面白いのが、同じ設定でも撮る人が違えば全然違う写真になるし、被写体との関係値でも全然違う写真になるし、昔からそういうところがカメラの好きなところです。――写真を撮りに行ってみたい場所はありますか?
北村:樹海とかめっちゃ行ってみたくて。富士の樹海って(地面が)溶岩で、地面の土がMAX10センチくらいしかないんですよ。でも木々が生えていて、ヤドリギといって倒れている木々にまた木が生えて樹海が出来上がっているんです。普通に考えたら根っこをすごく下までは生やして太い木が生えていると思いきや、たった10センチしかないなかでたくさんの生命が生きている富士の樹海とかは写真を撮ってみたいと思いますし、訪れてみたいと思います。――ニコンは「光の可能性」に挑戦していますが、北村さんが今年の夏に挑戦したいことは何ですか?
北村:いろんな趣味があるのでいろんなことに挑戦してみたいんですけど、カメラが第一の趣味で、自分がいちばん最初に持った趣味といっても過言ではないので、ニコンのカメラを握りしめて、アイデアを振り絞って挑戦的な写真を撮ってみたいと思います。あとは旅に出てみたいなと思います。少しずつ年齢も重ねて、仕事もゆとりを持てるようになってきたから、自転車とカメラをぶらさげて旅に出て、町のちょっとしたごはん屋さんとかでおじいちゃんおばあちゃんに「写真撮ってもいいですか?」(と声をかける)とか、そういう人の優しさをカメラで残していくのも面白そうだなと思っています。初めて写真の個展を開いたのが20歳のときで、ニコンのデジカメで撮ったんですが、漠然と高校生のときに「20歳になったら個展を開く」と思っていたんです。そこから5〜6年経って、改めてどういうテーマで写真と向き合うかと考えたときに、長期的に人の優しさを残していくというのは、チャレンジを続けていつか世に出したいと思っています。――俳優活動で挑戦してみたい役はありますか?
北村:教師ですね。自分の役者人生の中で小学校4年生のとき、中学校1年生から2年生、18歳から19歳にかけての3つの大きなキーポイントで学園ドラマに出ていて、そのときの先生役だった方々が本当の先生と生徒みたいに、ものすごい人生経験を踏ませてくれるんですよね。自分も年齢を重ねてきたなかで、自分よりもっと年下の役者の後輩と、教師と生徒という立場で触れ合ってみたいと思います。僕が出てきた作品は社会派のドラマだったり、片や青春モノだったりしたので、生徒と一緒に何かを考えたり議論的なことはやってみたいです。見ている人も一緒に考えられるし、演じている自分も考えられるし、生徒役の皆さんが僕もそうだったように、役者人生のなかで「あのときこの作品に出会えてよかった」「この先生に出会えてよかった」と思えるものがいつかやりたいなと思います。
リリース情報
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DIGITAL SINGLE「ウェディングソング」
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EP『HAPPY』
ニコン コーポレートサイト
https://www.jp.nikon.com
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