■クリープハイプ・尾崎世界観は、劇中の重要な場面で登場!
映画『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画をつくったら〜』『くれなずめ』と2021年も注目作が続いている松居大悟監督が、主演に池松壮亮と伊藤沙莉を迎えたラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』が2022年早春に公開。
そしてこのたび、本作が10月30日より開催される第34回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出、併せて豪華追加キャストの一部が発表された。
本作は、クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得た新曲「ナイトオンザプラネット」を受けて、松居大悟監督が書き上げた、初の完全オリジナルラブストーリー。
怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松壮亮)と、タクシードライバーの葉(伊藤沙莉)を中心に、様々な登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す、ちょっぴりビターな恋愛物語だ。
恋人と過ごす夜に感じる、“世界に今、私たちだけ”というあの感覚。映画『くれなずめ』で日が暮れていくあの誰もが輝く時間を切り取って描いた松居監督が、今作では誰しも孤独と不安を感じたことのある夜に少しだけ無敵になれる一瞬の永遠を切なく映し出し、やがて夜が明けて再び世界が動き出す直前の澄んだ空気を見事に表現している。
34回目を迎える東京国際映画祭(TIFF)は、日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。今年はメイン会場を六本木ヒルズから東京ミッドタウン日比谷に移動して開催される。松居監督が熱望した東京国際映画祭コンペティション部門、初選出で受賞にも期待がかかる。上映の日程や会場は追って発表される。
■豪華追加キャスト解禁!
今回発表されたキャストは6名と1組。
Netflix全世界配信ドラマ『全裸監督シーズン2』『KATE』(2021年)や『MINAMATA』(2021年)など近年も話題作に出演し、海外作品にも多数出演する國村隼が演じるのは、主人公のふたりが行きつけのバー「とまり木」のマスター・中井戸。親身に相談に乗り、悩める若者たちの心の拠り所となりつつも、自身も恋愛相談を葉(伊藤沙莉)にするなど、お茶目な一面も見せるバーのマスターをコミカルに演じる。
NHKドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』で本作の主演の池松壮亮とも共演している永瀬正敏は、公園で妻を待ち続ける男・ジュンを、映画『37セカンズ』(2020年)などに出演し、舞台・ドラマ・映画で幅広く活動する神野三鈴はその妻として、夫婦役で出演。永瀬は1989年に公開された、ジム・ジャームッシュ監督作品『ミステリートレイン』で演じた役名と同じ名前の「ジュン」役を演じる。
さらにクリープハイプが、劇中で演奏するバンド役として出演。尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」が本作の主題歌となることが先日解禁され、このたび出演が発表された。尾崎世界観は劇中の重要な場面で登場するということで、その役どころにも注目だ。
松居大悟監督の前作『くれなずめ』(2021年)で主演の吉尾役を務め、ドラマ・声優など多岐にわたる活躍を見せる成田凌も、中井戸(國村隼)のバーの常連であるフミオ役として出演する。
その他にも、『#ハンド全力』(2020年)以来の松居監督作品参加となる篠原篤、国内外問わず名匠による作品に出演する実力派俳優・菅田俊も登場。さらに、第3弾キャストも近日発表! バラエティに富んだキャストが解禁される予定だ。
【あらすじ】
怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの彼女・葉(よう)。
めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない7月26日。
特別な日だったり、そうではなかったり…。でも、決して同じ日は来ない。
世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、
“ちょっと思い出しただけ”。
映画情報
『ちょっと思い出しただけ』
2022年早春公開
監督・脚本:松居大悟
出演:池松壮亮、伊藤沙莉
國村隼 永瀬正敏 尾崎世界観(クリープハイプ )
成田凌 菅田俊 神野三鈴 篠原篤
主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」(ユニバーサル シグマ)
配給:東京テアトル
(C)2022『ちょっと思いだしただけ』製作委員会
映画『ちょっと思い出しただけ』公式サイト
choiomo.com