■「息を呑むような“これぞ地獄”と思う極彩色や、禍々しさやおどろおどろしさも感じつつも妖艶な美が画面からはみだしそうで最高です」(マハラージャン)
マハラージャンの楽曲「地獄 Part2」を、イラストレーターの江川あきらが描く動画が、YouTubeチャンネル『EGAKU -draw the song-』にて公開された。
『EGAKU -draw the song-』は、マンガ家、イラストレーター、アニメーターなど絵のプロフェッショナルたちが、お気に入りの一曲を一枚のイラストに描き出す様子が、その楽曲とともに届けられるYouTubeチャンネル。
今回はアプリゲームやカードゲームなどのイラストを数多く手掛け、2022年には『イラストに馴染む 質感の極意』という技法書も出版した、人気イラストレーターの江川あきらが登場、マハラージャンの「地獄 Part2」を描く。
インド叙事詩にハマっているという江川あきらによって描かれる、美しく燃え盛る地獄を、マハラージャンの軽快な楽曲とともに楽しもう。
■江川あきら コメント
◇楽曲をテーマにイラストを描くにあたって意識したこと
夜に見上げた窓の中、揺られる電車、冷たいライトの寒色に照らされた街を見渡すと、小さな人々が街の細胞のように行き交っているように感じられます。その胸の中には、大小さまざまな苦しみや情熱が燃え盛っており、口から出る火はわずか、本当は全身が焦げ付くほど激しく燃えているように思います。
でも、燃え上がるからこそ、苦しさ、悲しさに留まらず、艶やかに夜を泳ぎ、力強く蓮華のように混沌に咲くのです。
地獄で、火のゆらめきの中から新しく生まれる物語や人間を夜の絵空に浮かべて、一つ一つの火の先に生きる力を込めて描かせて頂きました。
◇今回の企画に参加された感想と視聴者へのメッセージ
これまで洋楽やインストゥルメンタル系ばかりを聴いていたので、今回の企画を機に見知らぬアーティスト様の曲に出会うぞ! と意気込みつつ、何度も名前のインパクトに目が惹かれながら、“この方だけは選んでは駄目だ”とあえて避けようと思ったアーティスト様が居ました。そんなマハラージャン様。気づけばその力強くシャープな音同士の響きにすっかり浸かってしまいました。
他の楽曲も大好きな曲ばかりなのでぜひ皆さまにもお聞き頂けたら嬉しいです。実はこっそり過去に一瞬ミュージシャンを夢見た一人として、日頃から音楽の刺激をパワーに借りて絵を描くエンジンにして生きているので、音楽の魅力に絵でご一緒できる素晴らしい企画に参加でき大変光栄です! ありがとうございました。
■マハラージャン コメント
今回、自分の曲のイメージからイラストを作っていただき本当に光栄です。
僕もこの曲には頭の中にぼんやりとビジュアルのイメージがあって、それは風景、色合い、温度感とか、かなり抽象的なイメージなのですが、江川さんのイラストは僕のイメージよりもさらに詳細で密度が濃くて、ゾクゾクしました。
息を呑むような“これぞ地獄”と思う極彩色や、禍々しさやおどろおどろしさも感じつつも妖艶な美が画面からはみだしそうで最高です。僭越ながら僕も曲を聴きながら絵を描くことがあって、聴いてる時に入り込んでいる状態でしか出せない線だったり色合いだったり、そういう感覚があると感じていました。音楽とイラスト、表現は違うけど、その世界に入り込むと同じ意識を共有できるのかも…。江川さんがどんな風に入り込んで作品を作り上げているのか感じられて、とても貴重な動画だと思います。
素晴らしいイラストをありがとうございます。
リリース情報
2021.07.16 ON SALE
DIGITAL EP『僕のスピな人』※「地獄 Part2」収録EP
2023.07.14 ON SALE
DIGITAL EP『蝉ダンスフロア』
『EGAKU -draw the song-』公式サイト
https://bio.to/EGAKU
マハラージャン OFFICIAL SITE
https://maharajan.love/