■「私たち3人でJISOOの分まで頑張るので、思いきり楽しんでほしい」
BLACKPINKが6月3・4日の2日間、大阪・京セラドームで『BLACKPINK WORLD TOUR [BORN PINK]JAPAN』を開催。
これに先立って4月、東京ドームで11万人のファンを魅了したメンバーは、大阪で10万人を追加。2都市4回公演で計21万人の観客を動員した。
京セラドームはBLACKPINKが海外ガールズグループ史上、デビュー最短期間での開催という新記録を打ち立てた会場であるだけに、アーティストとファンに双方にとって特別な意味を持つ。今回チケットは全席売り切れ、ポップアップストアも大盛況だった。
今回の公演でJISOOは新型コロナウイルス感染症により欠席となったが、JENNIE、ROSÉ、LISAは長い間待っていたファンとの約束を守るため、3人で舞台に上がることを決めた。JISOOはファンに申し訳ないという気持ちを伝え、「舞台の上で熱心にパフォーマンスをしてくれるメンバーたちの大きな応援と力になってほしい」とコメントした。
爆発しそうな歓声に応えるかのように、BLACKPINKはそれを上回る強烈なエネルギーの中「How You Like That」でオープニングを飾った。メンバーは「また日本に来れたことがうれしい」「JISOOが今回参加できずとても残念がってファンの皆さんに会いたがっていた。私たち3人でJISOOの分まで頑張るので、思いきり楽しんでほしい」とメッセージを送った。
JISOOがいない空間をも圧倒的なパフォーマンスで埋めるメンバーは、「Pretty Savage」「WHISTLE」「Lovesick Girls」「Kill This Love」「Shut Down」「DDU-DU DDU-DU」などのメガヒット曲を繰り広げ、そこにYGエンターテイメントの公演のノウハウが集約された豊かなライブバンドサウンドとレベルの高い演出が加わり、客席をさらに熱くしていった。
色とりどりの魅力が込められたソロパフォーマンスからアンコールまで休まず走ったBLACKPINKは、変わらぬ愛を送るファンに感謝の挨拶。ファンはステージのあちこちを回りながら交流したメンバーたちに向かって拍手と歓声を送り、再会を約束した。
BLACKPINKは現在、約150万人を動員するK-POPガールズグループ最大規模のワールドツアー『BLACKPINK WORLD TOUR [BORN PINK』を開催中。日本ドームツアーを盛況に終えたメンバーはこの後、ROSÉが幼年期を過ごしたオーストラリアのメルボルンとシドニーに足を運ぶ。
なお、7月には英国音楽フェスティバル『ハイドパークブリティッシュサマータイムフェスティバル』にK-POPアーティスト初のヘッドライナーとして出演する。
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