■TBS『ザ・ベストテン』、フジテレビ『夜のヒットスタジオ』をオマージュし、細部まで昭和感に拘って制作した「淋しい熱帯魚」MVも115万回再生を突破
Winkの名曲「淋しい熱帯魚」(1989年)のカバーを収録した新作EP『淋しい熱帯魚』を6月21日にリリースするClariSが6月3日に放送されたフジテレビ『MUSIC FAIR』に出演し、「淋しい熱帯魚」を初歌唱した。
当時のWinkを彷彿とさせる電飾が散りばめられたドレス衣装に、原曲の振り付け、楽曲の世界観を再現した表情など、その完成度の高いパフォーマンスに原曲を聴いていたWinkファンはもちろん、初めて楽曲を聴いた若年層も巻き込みSNSでは大きな賑わいを見せた。
『MUSIC FIAR』の演出を手掛けたフジテレビのプロデューサー・浜崎綾さんは「今回ClariSが『淋しい熱帯魚』をカバーすると聞き、ならば映像からも“昭和の残り香”が感じられる演出にしようとWinkが出演した歌番組のカメラワークを研究し、構図、アングルなど実際にWinkが撮られていたものを抽出しClariSに当てはめてみました。まるで時代がタイムスリップしたかのような映像と、ClariSの被写体としての圧倒的な強さがマッチして不思議な映像に仕上がったのではないかと思います」と、並々ならぬ想いとこだわりで番組演出を手掛けたことを明かしている。
また、5月6日に公開され、すでに115万回再生を突破している「淋しい熱帯魚」のMVも80年代を彩ったTBS『ザ・ベストテン』、フジテレビ『夜のヒットスタジオ』をオマージュし、細部まで昭和感に拘って制作。
その再現性の高さにも注目が集まっており、MV公開直後には、原曲の作詞家・及川眠子が「30年以上前に作った楽曲に、Winkへのオマージュも含みながら新しい命を吹きこんでくれている。感謝。」とSNSでコメント。
原曲の振付師・香瑠鼓(Kaoruco)も「こんだけやってくれると創ったかいあるし確かに古く感じない!感謝」とMVの感想を投稿。オリジナル楽曲のクリエイターがすかさず反応したことでも大いに話題となった。
プロフェッショナルな人たちの拘りや熱い想いが結集され、原曲発売から30年以上の時を経てあらたな命が吹き込まれたClariSの「淋しい熱帯魚」。ぜひチェックしてみよう。
■『MUSIC FAIR』演出&プロデューサー・浜崎綾さん コメント
「淋しい熱帯魚」が発売された1989年は昭和から平成へ時代が移り変わった年で、「夜のヒットスタジオ」や「ザ・ベストテン」、「歌のトップテン」など“昭和的な”歌番組が最後の力を振り絞っていた時代。今回ClariSが「淋しい熱帯魚」をカバーすると聞き、ならば映像からも“昭和の残り香”が感じられる演出にしようとWinkが出演した歌番組のカメラワークを研究し、構図、アングルなど実際にWinkが撮られていたものを抽出しClariSに当てはめてみました。まるで時代がタイムスリップしたかのような映像と、ClariSの被写体としての圧倒的な強さがマッチして不思議な映像に仕上がったのではないかと思います。■MVディレクター・本吉祐士 コメント
このカバーのお話を聞いて、ClariSは完全にハマり役だと思いました。MVを制作するとなった際に、昭和風の歌番組にしたいというオーダーをいただき、当時の雰囲気を壊さないよう、フィクションのような、ノンフィクションのような独特な作品を作るよう心がけました。その時代を知ってる人も知らない人も何か引っかかるようなMVを作ったつもりです。ぜひ見ていただけると嬉しいです。■作詞家・及川眠子 コメント
作詞家はいつも「その時代を捉えて」詞を書く。だから時が経つうちに「歌が古くなる」のは当然。 でも30年以上前に作った楽曲に、Winkへのオマージュも含みながら新しい命を吹きこんでくれている。感謝。■振付師・香瑠鼓(Kaoruco)コメント
[淋しい熱帯魚]がカバーされて振付も! 歌がうまいClariS、昭和感でぴったりと高評価コメントが多数
[ストップ!]の肘がほんとはもっと曲がっている振付で、そこがオシャレだと思っていたので、ちと残念だが、こんだけやってくれると創ったかいあるし確かに古く感じない!感謝
リリース情報
2023.06.21 ON SALE
EP『淋しい熱帯魚』
『MUSIC FAIR』番組サイト
https://www.fujitv.co.jp/MUSICFAIR/
ClariS OFFICIAL SITE
https://www.clarismusic.jp/