萩原利久＆八木勇征（FANTASTICS）、Ｗ主演作『美しい彼』のギャラクシー賞受賞をファンに感謝

■「たくさん、たくさん『美しい彼』を愛していただいて本当にありがとうございます」（八木勇征）

『劇場版　美しい彼～eternal～』の『祝・ギャラクシー賞受賞！記念イベント』が5月31日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、W主演を務めた萩原利久と八木勇征（FANTASTICS）が登壇した。

『劇場版　美しい彼～eternal～』は、国内のみならず世界中で「ひらきよ」ムーブメントを巻き起こしているドラマ版の続編。劇場版では大学卒業を控え、人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良（萩原利久）と、俳優としての活躍の場を拡げる清居（八木勇征）というドラマ後のふたりの姿が描かれる。

今回のイベントは、2月にMBS / TBSドラマイズム枠で放送されたドラマ『美しい彼』シーズン2が、ギャラクシー賞の「マイベストTV賞第17回グランプリ」を受賞したことを祝して開催された。

サプライズで客席を通って登場した萩原と八木は、観客の大歓声を受け「おめでとう！」の掛け声に「ありがとう！」と返し、満面の笑み浮かべた。

受賞を受け、萩原は「（シーズン1に続き）2連覇！　本当にびっくりしました。本当に皆々皆々皆様のおかげです。こうしてまた名誉ある賞をいただいて“美しい彼”チームの皆さんも本当に喜んでおります。演じるうえでもこれからのモチベーションになりますし、このうえない喜びでございます」と感慨深げ。

八木は「利久が言ったように、2回目もギャラクシー賞を受賞させていただくことができてうれしいですし、この機会でまたこうして利久と一緒に皆さんと直接お会いできてうれしいです！」と受賞を喜んだ。

ふたりは、この日は受賞式のために正装姿で登場し、お互いに「いいよね！」「似合ってるよね」と言い合う。照れる萩原に八木が「照れんなよ（笑）」とツッコミを入れると、萩原は「何を着ても美しくなってしまうんだね、いつもどおり美しいわ！　あなたは。今日も足長いし、スタイルいいし、顔面きれいだし！」と褒めたたえ、早くも仲のよさをうかがわせる。

イベントでは、『劇場版美しい彼～eternal～』の最終ステージということで「『ひらきよ 500人アンケート』対決！」と題した、客席を巻き込んだ企画を実施。

ふたりがどれだけ観客の気持ちとシンクロしているか、本作にまつわる二択質問を問い、どちらを選択する方が多いのかをふたりに当ててもらうというものだ。

「1日だけ自分が“平良”か“清居”を生きられるとしたらどちらになりたいか？」という質問は、お互いが相手を選んだが、観客も半々の意見でドロー。

「ひらきよのふたりに行ってほしいデートスポットは？“舞台観劇”or“大自然でキャンプ”どちら？」には、ふたりとも“キャンプ”と答え、観客も同じ答えに。思わず八木は「ファンの皆さんの気持ちになってみました（笑）」と笑顔を見せた。

「LINEの返信が早いのは“清居”or“小山”のどちらか？」には、萩原は「清居」、八木は「小山」と回答。観客は“清居”のほうが多かった。選んだ理由を聞かれると、萩原は「だって、清居だよ。平良にでしょ？シーズン１ならまだしもシーズン2、劇場版を経て、もはや遅い理由ってなんですか？」と八木に詰め寄る始末。八木も「たしかに･･･。ま、清居か。清居だよね」と萩原の勢いにタジタジになった。

「清居がたまに外食しようと“平良”を誘うとしたら“焼肉”or“寿司”のどちら？」には満場一致で“焼肉”。ちなみに萩原が八木を誘うとしても絶対“焼肉”と答え、八木が焼肉好きであることが伺えるやりとりみられた。

ラストの質問は「カメジロウのほかにペットを飼うとしたら“猫”or“犬”のどちらか？」。決着をつけるためにラストは、勝ったほうに1万ポイント･･･改め1兆ポイントを獲得できることに。

萩原は“猫”、八木は“犬”と回答。会場は“猫”が多数となり、萩原の勝利になるも、必死に自分の答えに観客を引き込もうとするふたりに会場は大盛り上がり。

萩原は「犬にすると、犬と清居と分割されてしまうじゃん。猫は自由に動きまわっているので、平良が清居に集中できるから」と理由を説明。

“犬”を選んだ理由を八木は「他の取材でも話しているんですが、清居を演じるときは“猫背”を意識していたので。もう（平良の前には）猫いるじゃんって。だったらもうワンちゃんだけでよくない？と思って」と理解を求めたが、萩原が１兆4ポイント獲得、八木は3ポイント獲得し、勝者は萩原となった。

ポップコーンが大好きなふたり。勝者に「プレミアムポップコーン」がプレゼントされると伝えられ悔しがる八木が「あとでちょっとちょうだい」と萩原におねだりすると、萩原は優しく「いいよ」と返した。この終始仲睦まじいふたりのやりとりに、会場の観客からは“エターナル”“尊い”という心の声が「吹き出し」となって充満していた。

最後に、八木は「ふたりで登壇したり、それぞれひとりで登壇したり。そして今日は久しぶりにふたりで登壇させていただき、これもギャラクシー賞を受賞させていただいたからできた記念すべき登壇です。こうやってふたりを会わせてくれる機会を設けてくれたのは間違いなく、ここにいる皆さんをはじめ、『美しい彼』を応援してくれるファンの方々のおかげだと思っています。たくさん、たくさん『美しい彼』を愛していただいて本当にありがとうございます。これからもこの作品も、僕のことも利久のことも応援していただけると嬉しいです」と気持ちを込めて感謝を伝えた。

萩原は「いつも、いつもありがとうございます。僕も映画のお仕事をしていて、（ひとつの作品で）これだけの回数を皆さまの前に立つ機会は今までなかったです。皆さんの前に立てたのは夢のような素晴らしい時間でした。たくさんの方が『美しい彼』を愛して観てくださっていますが、最近は僕の周りでもこれまで『美しい彼』を知らなかった方が観てくれたりしています。それはたぶん、皆さんがいろんな人に作品を勧めてくれたり、発信してくださったからこそだと実感しています。皆様の力をこの1年半くらい日々感じていました。感謝の気持ちでいっぱいです。たくさん愛してくださり、観てくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします」と言葉の限りを尽くし、感謝のメッセージを送った。

イベントの最後にはギャラクシー賞を祝い、晴々とした笑顔でくす玉を割ったふたり。
最後には、別れ惜しそうに観客のなかを走り回り、そして走り回る萩原を八木が手で引っ張り、劇場版のラストシーンを観ているかのようにふたりで手を繋ぎ、笑顔で会場をあとにした。

『劇場版美しい彼～eternal～』は、TOHOシネマズ日比谷他にて大ヒット上映中。