■「自分の夢の一つが叶ったことを幸せに思っています」(Kis-My-Ft2・千賀健永)
Kis-My-Ft2の千賀健永(読み:せんがけんと)が、個人のライフワークとして取り組んでいるアート分野での作家として、これまで手掛けてきた作品群が一堂に介する、自身初となる個展『FiNGAiSM』が、5月19日より表参道ヒルズ スペース オーにてスタートした。
千賀のアートはこれまでもTV番組等を通じて高く評価されてきたが、ここ数年はiPadを使ったデジタルアートをベースに、手描きドローイング等、数々の作品を制作。
今回の個展では、テーマとして「手」や「指」をモチーフとした“FiNGAiSM”(読み:フィンガイズム)というコンセプトを立ち上げ、彼が発案した「FiNGA」なるオリジナルキャラクターの立体フィギュアや、素材から集めて、イチから制作したスニーカー等、作品のほとんどが新作となる渾身の110点超に及ぶ千賀作品が初披露される。
展示は全64体からなる「FiNGA」立体フィギュアの展示からスタートし、ゲートをくぐった先の会場内にはメイン展示のひとつとなる等身大の「FiNGA」立体フィギュアとキャンバスが配された「FiNGA HOUSE」が展示される。会場内は他にも、フィギュアの原型となるグラフィック作品や、デジタルアートならではの映像作品、オリジナルスニーカーの創作の日々を追ったドキュメント映像も展示される。
【主要作品紹介】
◇デジタルアートが、3Dフィギュアに進化!
千賀が考案したオリジナルキャラクター「FiNGA」が、全64体もの立体フィギュアとなって会場エントランスの壁面を埋め尽くし、来場者を出迎える。様々な色や衣装で彩られたFiNGAは、千賀の自由な発想を表現している。千賀は、立体造形の制作監修、並びに一部フィギュアの彩色を手掛けた。
◇等身大フィギュアとドローイングを体感できる“HOME”
個展会場の中央には、4体の等身大「FiNGA」キャラクターと、本展のために描き下ろされた4枚の大型ドローイング(1940×1303ミリメートル)が展示された“HOME”が出現。
「“情けない瞬間、ダラけている瞬間”。誰にでもある、人には見せたくない弱い部分、パーソナルな部分を見て、共感して、愛おしい存在として感じる」と語った千賀が作り上げた、唯一無二の空間。“HOME”は高さ4メートル×幅9メートルの壁に囲まれており、外壁を彩るウォールアートも千賀が描き下ろした。
◇イチから作り上げた、オリジナルスニーカー
ファッション、ストリートカルチャーを愛する千賀のもうひとつのライフワークであるスニーカー制作。グループ名にちなんだ“足”に関連する創作活動として当初は既製品のリメイクから始めたが、本展では材料を集めてイチから自らの手で制作した私物スニーカー作品5点が展示される。
◇個性豊かなオリジナルグッズの数々
千賀健永のオリジナリティ溢れる色彩感覚を楽しめるラインナップが登場。会場内特設ショップの他、オンラインショップでも購入できる。
さらに、本展にて作品のひとつとして展示されるTシャツを、“持ち帰れる作品“として展示会場限定で販売する。
※予定枚数に達し次第終了。
※Tシャツはオンラインショップでの販売予定はなし。
上記以外にも、会場限定動画として、創作の日々に迫ったドキュメント映像が楽しめる。
また、本展開催にあたり、5月18日に本人登壇の会見が行われ、開催に向けた意気込みが語られた。
■千賀健永 コメント
いよいよ開幕を迎えようとする今、期待と不安の気持ちが入り混じっています。こうして作品をご紹介するということは、自分の内側をさらけ出すこと。初めての個展ということもあって100%自信があるわけではないですし、そこに少なからず不安を感じているのかもしれません。
でも、これまで想像の世界で描いてきたことを昇華させてお披露目できる喜び、自分の夢の一つが叶ったことを幸せに思っています。さらにポジティブな面で言うと、作り上げる過程の中で何度か達成感を得られたことも事実です。
創作期間中は、日々、FiNGA君のことを考えていて、どんどん愛着が湧いてきました。今はまるで人格のある生き物のような、ペットのような存在になりつつあります。このキャラクターを、皆さんにも興味を持って、同じように可愛がっていただけたら嬉しいですね。
PHOTO BY Kazuki Nagayama
(C)KENTO SENGA EXHIBITION「FiNGAiSM」
イベント情報
千賀健永展『FiNGAiSM』
05/19(金)~06/04(日)東京・表参道ヒルズ スペース オー
※計17日間
イベントサイト
https://fingaism.jp
Kis-My-Ft2 OFFICIAL SITE
https://mentrecording.jp/kismyft2/