ざきのすけ。が、シングル「彼は誰どき」でメジャーデビューを果たす。
ざきのすけ。は北海道・札幌出身、2001年生まれのシンガー。「彼は誰どき」は、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』の主題歌として書き下ろされた一曲だ。
高校在学中から地元札幌で音楽活動をスタートし、ヒップホップ、R&B、ロック、ジャズ、ソウルなど多彩なジャンルを吸収した楽曲を発表してきた彼。2021年に行われたオーディションプログラム『THE FIRST TAKE STAGE』でファイナリストとなったことで注目を集め、昨年にはEP『Identification』をリリースするなど着実にキャリアを進めてきた。
大きな飛躍を果たすタイミングとなった今、新曲について、そして自分自身について、語ってもらった。
■自分自身の人生と重ねて、暗いところから明るいところに行けるように
──まず『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』の主題歌の話を受けての第一印象はどんな感じでしたか?
最初は喜びよりも驚きが勝っていました。ただ、徐々に覚悟というか、しっかり書き上げなきゃなという責任感も出てきて。ワクワクした気持ちで臨ませていただきました。
──ドラマの主題歌を書くこと自体が初めてですもんね。
音楽をやっていくうえでいずれこういうお話が来たらいいなというのはずっと考えていたんですけど、タイアップ自体が初めてだったので。想定とはスピード感から何から全部違っていて。実際やってみるとすごく難しくて、試行錯誤しながらという感じでした。
──どんなところから取り掛かったんでしょうか?
原作を読んで、そこからイメージを膨らませていきました。シリアスでありながら、ところどころに人間の面白さみたいなものが散りばめられていたので、自分に重ね合わせることもできて。気持ちがリンクする部分が多かったです。
──どういう気持ちがリンクしたんでしょう?
僕自身、東京に出てきて音楽をやっていくうえで、いろんなもがきや不安や葛藤もあったし、決して明るいとは言えない過去もあって。主人公たちふたりが、それぞれに過去を抱えたまま葛藤して、そのもがきで人が救われていくみたいな物語の設定は、自分が音楽を通して人に届けたい部分とリンクするんじゃないかと思いました。
──曲の制作はどういう感じで進めていったんでしょうか。
今回の曲はLASTorderさんという方にトラックとメロディを手掛けていただき、歌詞を僕が書いていきました。サウンドから得られる世界観も、自分が原作を読んだときにファーストインプレッションとして感じた世界観も、どっちも心の中の揺れ動きのような、熱いものがグーッとくる印象が合致していたので。それを一貫したテーマとして書いていこうという感じでした。
──タイトルの「彼は誰どき」、夜明け前の時間帯を意味する言葉もそのテーマから出てきたんでしょうか。
そうですね。自分自身の人生と重ねて、暗いところから明るいところに行けるように、というのは考えていました。
──ざきのすけ。さん自身の人生と重なる部分というのは?
僕自身、音楽を選択する前はわりと真面目な、勉学をしっかりやって大学を出てみたいな考えだったんです。いわゆる進学校に通っていて、僕以外はみんな大学に行くし、僕も大学に行こうとは思っていたんですけど、進学校の中では下の方にいたので、このままやっていても誰にも勝てないなと思って。そこで音楽に舵を切ったんですけど、周りを見るとみんないい大学に行っていたりして。僕だけ綱渡りをしているというか“ここをミスったらもうダメかもしれない”という内心の焦りがあったので。聴いていただいた方から「めっちゃよかった」と言ってもらえる安堵感もありつつも、東京に出て誰にも頼れない状況だったので、“もしこの聴いてくれている人がいなくなっちゃったら”と考えたら、また自分の中での焦りが大きくなっていって。そういうもがきをうまく音楽に表出して、なおかつ人の心に届くように、揺さぶれるように、というのはすごくありました。
──失礼を承知で言うと、ざきのすけ。さんのここ数年って、周囲から見たら順風満帆なシンデレラストーリーのように見えると思うんです。『THE FIRST TAKE STAGE』でファイナリストに選ばれて、上京して本格的な音楽活動が始まって、という。でも、そういう状況とは別に、内的な心情として、暗闇の中でもがいている感じというものがあった?
そうですね。僕自身、いただいているお話がすごくありがたいというのは常にあったんですけれど、だからこそこのスピード感に僕自身が追いついていけてないというか、もっともっと頑張らないと追いつけないのに、次から次にいろんなことが進んでいってしまって。気持ちが追いつかないままで、ちょっとした孤独みたいなものはずっと感じていました。
──この「彼は誰どき」の時間帯を自分の人生の中で表すなら、いつぐらいの時というイメージですか?
暗い時期はいっぱいあったんですけど、不安だけでなく、「彼は誰どき」は朝が来る直前の期待感みたいなものもあるので。やっぱり上京してから1年半ぐらいの焦ってしまっているような気持ちは本当に重なると思います。
──この曲はドラマの主題歌だし、物語に寄り添っている曲でもあるけれども、ざきのすけ。さん自身が自分の歌として歌える曲でもある、と。そういうことも作るときにイメージしたりしていましたか?
もちろん初めてのタイアップなので、どう寄り添うかというのは考えていたんですけど、あまりにも寄り添いすぎると、僕自身の言葉ではなくなってしまう気がしていて。今後自分がこの歌を歌うこととか、ここに原点として立ち返っていろいろ考えなきゃいけないって考えたときに、やっぱり自分の言葉で書かれたものでないと、胸を張ってここが出発点だというのは言えなくなってしまう気がしたので。そこは意識して書きました。
■緩急がすごくて、心を揺さぶられるような展開だと思う
──ドラマはこの取材をしている段階では第2話まで放送されていますが、ご覧になっての印象はいかがでしたか?
原作のほうはもうちょっとシリアスなイメージだったんですけど、すごく面白かったです。ちょっとしたギャグみたいなのも散りばめられているのに、その直後に急に重たいワードが出てきたりして。緩急がすごくて、心を揺さぶられるような展開だと思います。で、そのエンディングで自分の声が聴こえるという。そこはちょっと不思議な感覚で見させていただいてますね。
──第1話のエンディングで主題歌の詳細が発表されたわけですが、放送後の反響はどんな感じでしたか?
放送まで自分が歌っているということが明かされずに、でもSNSでは「誰が歌っているんでしょう?」みたいな盛り上げ方をされていて。それも僕の中ではすごく不安でした。SNSの反応を見たら、トレーラーで僕の声が流れているのを聴いて、いわゆる有名アーティストさんの歌じゃないかという予想がいっぱいあって。“この人たちの期待を裏切っちゃうことになるかもしれない”という気持ちもちょっとありました。でも、いざドラマが放送されて、ハッシュタグの企画でツイートしてもらうというのをやっていたんですけど、ドラマに合っているという声だったり、認めてくださる温かい声が多くて。報われたというか、僕自身すごく不安だったのもあって、ちょっと泣いちゃったんですけど。安心しました。
──この「彼は誰どき」という曲は、ざきのすけ。さんの音楽活動の中で、どういう位置づけの曲と言えるでしょうか。
僕の今や直前までの心情を歌っている曲なので。将来音楽をやっていくうえで、ふとしたときに立ち返って、何度でもそこから出発できるような曲になってほしいなと思っています。
■自分の中で今までなかった視点を切り開く唯一の曲
──曲調や音楽性という面においてはどうでしょう?これまでに発表してきた楽曲も聴かせてもらったんですが、いろんなジャンル、いろんなタイプの曲を作ってきましたよね。ざきのすけ。さんはもともと幅広いルーツやセンスを持っているシンガーソングライターであると思うんですが、それを踏まえてのこの曲というと?
僕自身、いわゆる“ザ・J-POP”みたいな曲は今まで作れていないというか。僕自身の中で唯一武器として存在していなかったのが、このJ-POP感みたいなものだと思っていて。それで言うと、新しい扉を開く曲になるのかなと思います。自分の中で今までなかった視点を切り開く唯一の曲という感じですね。
──改めて音楽を志したきっかけからお伺いできればと思うんですけど、今の表現スタイルに辿り着いたターニングポイントはどこになりますか?
ちゃんと音楽を作ろうと思ったのは、ヒップホップに傾倒してからですね。僕が中学生ぐらいの頃に、ちょうど『フリースタイルダンジョン』が流行り始めて、そこでラップというものを知って。ヒップホップは曲を作る敷居が低くて、商用利用しないんであれば自由に使っていいよみたいな状態のトラックがYouTubeにたくさん置かれていて。そこに歌を乗っけてSoundcloudに上げるみたいなことをやり始めたのが中学生だったので、そこがターニングポイントかなと思います。
──それ以前から楽器を演奏されたりもしていた?
ドラムとギター、あとベースをちょっと軽く触っていたぐらいですね。
──いわゆるバンド活動とラップやトラックメイキングというのは、子どもの頃から自分の中ではシームレスなものでしたか?
僕の世代だと時代遅れと言われるんですけど、僕が最初にトラックを作り始めたのはパソコンじゃなくて、マルチトラックレコーダーで作っていたので、トラックを作るにも演奏が必要で。そこはあんまり分け隔てなかったです。
■歌とラップの境目がない感じにグサッときて。そこが大きかった
──影響を受けた音楽として大きかったのは?
ラップをやっていく中ですごく影響を受けたのは、日本のラッパーだと鎮座DOPENESSさんです。ラップなのか歌なのかわからないようなことをやられていて。チャンス・ザ・ラッパーとかアースギャングを知ったときにも、歌とラップの境目がない感じにグサッときて。そこが大きかった感じですね。
──東京事変もルーツということですが、それはどのあたりだったんでしょうか?
中学生の頃ですね。それまで洋楽のロックが好きだったんです。リンキンパークとかスリップノットとかをずっと聴いていて。あんまり日本の曲を聴いていなかったんですけれど、何かのプレイリストをきっかけに「丸ノ内サディスティック」を知って。日本語でこういうグルーヴが出せるんだということにすごく衝撃を受けました。日本語って、子音が強くて、崩さないかぎりはリズムを出しづらいと思っていたので。そこをやってしまえるんだというのに衝撃を受けて。そこから東京事変さんや椎名林檎さんをよく聴くようになった感じでした。
──だから今回のシングルのカップリングでも「丸ノ内サディスティック」をカバーしているんですね。
そうなんです。僕にとっての日本の音楽との架け橋が椎名林檎さんと東京事変さんだったという感じでした。
──ヒップホップって、ある種、ジャンル意識の強い表現でもあると思うんですけど、そういうところは今のざきのすけ。さんのスタイルとはちょっと違いますよね。そのあたりはどうだったんですか?
ヒップホップというジャンルで見たときに、縄張り意識というか、ジャンルの壁が厚い文化だと僕も思っていて。ロックを取り入れたり、ジャズを取り入れたり、音楽としてやってることはすごく幅広いのに、その中での縛りが激しいジャンルだと思います。だから、その界隈に飛び込んだときに、“これ、壊しちゃったほうが絶対面白いじゃん”っていう感覚が僕はずっとあって。それこそラップはフィクションを歌っちゃいけないとか、そういうのが僕の中では窮屈だったので。
──プロフィールには近代文学の影響を受けたということを書かれていますが、これはどういうところですか?
僕が好きで読んでいた作家さんが夢野久作さんという方なんですけど。言葉の独特のリズムというか、日本語独特の美しさというか、硬いけど柔らかいバランスがあると思っていて。そういう音の美しさみたいなものを感じていました。
──文学とラップというのはご自身の中では結びつくものとして考えていらっしゃった?
そうですね、僕自身語彙がそんなに多いほうではなかったんですけど、エミネムが辞書で語彙を増やしていたのと同じ感覚で、僕は本を読むことによって言葉を学ぼうと思っていたので。ラップってリズムが大事なので、体言止めが多くて、かつ美しい日本語ってなったらやっぱり近代文学かなと思って。学びの場として小説を読んでいた感じですね。
■オーディションに参加したことによって、しっかり届ける先があるんだということがわかった気がする
──『THE FIRST TAKE STAGE』でファイナリストになったというのは人生の大きなターニングポイントになったと思うんですが、振り返ってご自身にとってどういう経験だったと考えていますか?
僕の中ではオーディションが殻を破るきっかけになったというか。それまでは内向的に物事を考えていて、音楽も全部内側に向いていたんです。だけど『THE FIRST TAKE STAGE』のオーディションに参加したことによって、しっかり届ける先があるんだということがわかった気がします。ずっとインターネットに投げ続けていたので届く側が想像できていなかったんですけど、オーディションに出させていただいたことによって、そこが明確に僕の中で見えてきたんです。そこに向かわなきゃという、今までの殻を破る原動力になりました。
──それを経て上京したわけですが、それはご自身にとってどういう変化でしたか。
上京に関しては環境的にも、すべてにおいて後戻りできなくなった感じでした。それまではバイトもしながら実家に暮らしていたんで、変な話、親のすねもかじれるじゃないですか。でも、その道は完全に断って、ひとりでやっていくとなって。音楽で食っていかなきゃいけないという覚悟は決まりましたね。
──例えば音楽を一緒にやっていく、同世代の仲間や友人関係みたいなのも増えたりしたんでしょうか。
それが全然なかったんです。「丸ノ内サディスティック」のカバーに編曲で携わっていただいている大樋祐大さんとか、今回の楽曲のLASTorderさんとかは、今はすごい仲良くさせてもらってるんですけど。上京したてはもう本当に引きこもりというか、家から出るタイミングもないし、出てもひとりで知らない土地をぶらつくだけになっちゃうみたいな感じでしたね。
──その頃、自分のアーティストとしての将来像をどんな風にイメージしていましたか?
その時点ではまだあやふやだったというか、何をするべきなんだろうという感じでした。その当時は僕自身まだ、いわゆるJ-POPのフィールドでこんなに大きな仕事をさせていただけるとはまったく思ってなかったので。当時は、クリエイティブを追求しながら、それをエンターテインメントに昇華したいというようなことを思っていました。
──昨年に発表したEP『Identification』や「In the Cell」も聴かせていただいたんですが、ジャンルや音楽の方向性は様々でありつつ、ダークなところもあって。かといって、閉じているわけではなく、開けている部分もある。そういうある種の両面性がざきのすけ。さんの楽曲にあるんじゃないかと思っていたんですが。
まさに両面性みたいなものはあると思います。ダークとポップの狭間というか。でも、周りから見たときにそれが両極的であったとしても、僕の中ではその狭間があんまりなくて、常にダークを昇華してポップにできると思っているんです。それをうまく表現できるのが音楽だったという。
──実際、ポップというのはポピュラリティのことなので、大衆性を持ってしまえば、どんなに色の濃いものや暗いものであっても、ポップになると思うんです。パステルカラーでカラフルなものがすなわちポップだというわけではない。そういう価値観や感性というものも、ざきのすけ。さんの作る曲のいろんな所に感じるんです。ノリの良さで何かを乗り切ろうとしていない、ひとつひとつ立ち止まって考えちゃう感じというか。そういう価値観が曲を作るときにもあるんじゃないかなというのは思いました。そのあたりってどうですか?
そうですね。確かにノリだけでっていうのはあんまり僕の中ではなくて。どれだけグルーヴとかノリを追求しても、結局、僕自身もネガティブというか、暗いので。そこに付随するものは自分のこの暗さがあるという感じだと思いますね。
──なるほど。ただ、それは暗いというだけじゃないところがあるような気がするんです。たとえば、自分の判断基準をその場の空気や雰囲気に委ねるんじゃなくて、あくまで自分の価値観を貫くというのは、決して社交的ではないから「暗い」と思われがちですよね。けれど、言ってしまえば、それは美学があるっていうことだと思っていて。おそらくざきのすけ。さんに関しても、曲を作るっていうことももちろんですけど、日常を過ごしている中で、譲れないことや、自分はこういう生き方をしたいという、そういう感覚があるんじゃないかと。
そうですね。あります。もちろん、自分の中で曲げられないものはたくさんあって。その集積が自我だと思っています。具体的に何かが曲げられないとかではないんですけど、やっぱり自分の思っている美であったり、ベストなものっていうのは曲げたくはないなと思います。
■音楽でも、目で見るものも全部そうなんですけど、歴史を感じるのに新しいものはすごく美しい
──そのうえで、美を感じるものとか、自分がこういうものが美しいと思う瞬間って、たとえばどういうものがありますか。
音楽でも、目で見るものも全部そうなんですけど、歴史を感じるのに新しいものはすごく美しいと思います。脈々と受け継がれてきたものを昇華して、さらに良いものを作ろうとしている感性というか。それ自体がすごく美しく感じます。
──誰も見たこともないんだけど、ちゃんと歴史を踏まえているという。ざきのすけ。さんが作るものもそういうものであってほしいという考えがある。
そうですね。カルチャーだったり、いろんなものを踏まえたうえで、自分なりに昇華した作品を作れたらいいなというのは常々思っています。
──今おっしゃっていただいたことで、すごく納得した感じがありました。いろんなジャンルの音楽を作っているわけですけれど、じゃあ何がいちばんやりたいの?って聞かれたときに「歴史を踏まえていて、なおかつ新しいもの」と言われたら、確かにそういう感じの音楽性だなって思います。
ありがとうございます。
──それを踏まえての質問ですけれど、そういう考えをもったうえで、この先、J-POPというフィールドでどんな曲を作っていきたいという考えがありますか?
音楽としてJ-POPを見ると、僕はどの音楽ジャンルよりも、J-POPをJ-POPたらしめる要素が強固にある気がしていて。僕自身がヒップホップとかR&B界隈にいたからそう思うのかもしれないですけど、メロディーが先に耳に入ってくる、トラックは暴れていてもメロディーがしっかりしていると成立するっていうのが、僕の中でJ-POPのイメージとしてあります。誰でも鼻歌で歌えたり、聴いたときにいちばん耳に残っているのがメロディーであるという。かつ、J-POPたらしめるコード進行もすごくいっぱいあって。僕はそれを踏まえたうえで遊び心のあるものというか、その要件をうまいことクリアしたうえでの引き算みたいな美学がある楽曲を作りたいなと思っています。
INTERVIEW & TEXT BY 柴那典
PHOTO BY 大橋祐希
リリース情報
2023.5.31 ON SALE
SINGLE「彼は誰どき」
ライブ情報
ざきのすけ。 1st ONE MAN LIVE TOUR -NIGHT CRAWLER-
11月25日 (土) 大阪なんば新設のLIVE HOUSE
12月2日 (土) 東京 渋谷TOKIO TOKYO
プロフィール
ざきのすけ。
北海道札幌市出身の21歳。小学生時代、音楽好きな父のすすめで、ドラムを習ったことが原体験となり、音楽にハマっていく。中学生時代、バンドを組んでボーカルをつとめながら、鎮座DOPENESSの楽曲に出会い、ラップや曲作りをはじめる。 大好きな東 京事変や近代文学から受けた影響を作品に落とし込み、R&B、HIP HOP、SOUL、 ROCK、JAZZなど、さまざまなジャンルを織り交ぜ、懐かしくも新しい世界観を創出していくシンガー。
ざきのすけ。 OFFICIAL SITE
https://zakinosuke.com