■萩原利久&八木勇征(FANTASTICS)、『劇場版 美しい彼~eternal~』の公開記念舞台挨拶イベントに登壇!「国境を超えてこの作品が愛されてるんだなと、改めて実感しました」(八木)
『劇場版 美しい彼~eternal~』の公開記念舞台挨拶イベントが4月8日、東京・TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12で行われ、W主演を務めた萩原利久、八木勇征(FANTASTICS)、そして酒井麻衣監督が登壇した。このイベントの模様は、全国151館の劇場で生中継もされた。
2021年にスタートしたドラマ版から約2年が経ち、ついにクライマックスを迎えた本作の劇場版。無事に公開を迎え、見事、W主演を務め上げた萩原と八木は「やっとこの日を迎えることができました」「今日1日楽しんでいきましょう!」、今回が『美しい彼』シリーズの舞台挨拶への初登壇となる酒井監督は「皆さんの応援のおかげで劇場版ができました。ありがとうございます。すごく緊張してます」と、それぞれ挨拶した。
イベントは、SNSで事前に募集し、集まった3771通もの『美しい彼』ファンからの質問に答える形でスタート。
「萩原さん、八木さんは酒井監督が描かれるイメージどおりの演技をされましたか? 想像していなかったけれど、おふたりの演技が素晴らしくて、そちらを採用したというようなシーンがありますか?」という1問目の質問がMCから読み上げられると、萩原は即座に「もしかしたら反省会になるかもしれない(笑)」と少し緊張し、八木も「可能性はあるね(笑)」と同意。
しかし酒井監督からは「ほとんどのシーンが、おふたりは想像以上のお芝居をしてくださいました」「特にびっくりしたのは“写真撮影のシーン”ですね。萩原さんに実際にカメラを持っていただいて、フォーカスとシャッターを切りながら、とてもそれは難しい撮影だったと思うんですけど、萩原さんには『ひとりのカメラマンとして撮ってください』、八木さんには『ひとりの俳優として演技してください』とお願いしたんですが、あれは平良の目線でしか取れない清居だったと思います」「本当に素晴らしかったと思います」と、ベタ褒めされ、萩原と八木が、グータッチをしながら喜び合うひと幕も。
そして萩原も、酒井監督は「僕らに道標をくれたので、僕らが振り切った演技をしていても絶対に大丈夫なんだろうな、っていう信頼関係のもとで撮影してたんだろうなと思います」と明かし、八木も「初めてのW主演で、すべてのことが初めて」だったという本作について「初めてが酒井監督で、共演する相手が利久で良かったです。本当に最高の作品に巡り会えたなと思っています」と感謝を述べた。
劇場版のタイトルにちなんで、「これがないと生きていけな“エターナルなもの”を教えてください」という質問に対して酒井監督は「撮影とか、作品作りですね。撮影がないとほんと生きた心地がしないので」と回答。
八木は「サウナかな? 実は、整ったらエターナルって言うんですよ…嘘です(笑)。僕の日常を頑張るモチベーションのひとつになっています」と笑いを誘った。
萩原は「サッカーとバスケの試合の観戦ですね。ここへくるときも歩いて観ていました」と答えた。
続けて「どのような高校生活を過ごされましたか?」と言う質問に対して萩原は「帰宅部のエースでした。『ジャンプ』読むことしか考えてなかったです(笑)」と苦笑い。
「僕は部活に3年間を注いでいて、サッカー漬けの高校生活でした。きつかったけど、今ではいい思い出です」と答えた八木に対して、萩原が「そういうの、言いたいな」と羨望の眼差しを向けると、八木は「でもきついよ(笑)。放課後遊びに行きたかったもん」とそれぞれの高校時代を振り返った。
劇場版の公開を迎えることで「『美しい彼ロス』に向けて、対策を教えてください」というファンからの切実な質問に対して八木は、本作には、酒井監督ならではの細かいこだわりが多数詰まっていることを挙げながら「新しい楽しみ方、細かいところを、そういうところを探しながら、また観るのは、楽しいんじゃないかなと。だからロスとか気にしなくていいと思います」と優しい言葉をかけ、萩原も「友達と観るとまた違う楽しみ方ができると思います。しゃべりながら観ると楽しいですし、自分では見つけられなかった楽しみを見つけられるのかな、と思います」と提案した。
最後には、4月21日から、上映劇場で使用可能なスマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を使用した本作の副音声付きの上映が開始されることも発表。
萩原と八木が、撮影時の裏話やお気に入りのシーン、隠された小ネタの数々など、ここでしか聞けない話が映画館で本編を観ながら楽しむことができるが、萩原は、つい映像に「見入っちゃうんです(笑)」と収録時のエピソードを話し、八木も「103分、ずーっとしゃべってました(笑)」と、息ぴったりのふたりによる副音声に期待が高まるエピソードを披露した。
締めの挨拶では、萩原は「『美しい彼』シーズン1のときから考えると、奇跡のような瞬間なんじゃないかなと。ひとりでも多くの方に『美しい彼』という作品を知ってもらって、もっともっと大きいところに広がってくれたらいちばんうれしいかなと思います。たくさん『美しい彼』を愛してくださいまして、ありがとうございます」とコメント。
八木は「シーズン1を超える気合いで、一生懸命ひとつの方向に向かって作り上げた作品ですので、本当にたくさんの方に今後もっと届いて、ロングランにできる作品になればいいなと思っています。日本だけじゃなく、ベトナムだったりとか海外の上映も決定したので、国境を超えてこの作品が愛されてるんだなと、改めて実感しました。楽しんでいただけたらうれしいです」と話した。
そして、最後に酒井監督が「まずは、この作品を生み出してくださった凪良先生ありがとうございます」と原作の凪良ゆうに感謝を述べ、「シーズン1のときは、まだシーズン2、劇場版の制作が決まっていませんでしたが、お客様の熱い応援のおかげで奇跡的に、できることになりました。本当にありがとうございます、毎日元気をもらってます」と、ファンへの感謝の言葉でイベントを締め括った。
映画情報
劇場版『美しい彼~eternal~』
大ヒット全国公開中
(C)2022 劇場版「美しい彼~eternal~」製作委員会
リリース情報
2023.04.19 ON SALE
FANTASTICS
SINGLE「PANORAMA JET」
劇場版『美しい彼 ~eternal~』作品サイト
https://culture-pub.jp/utsukushiikare_movie/
FANTASTICS OFFICIAL SITE
https://m.tribe-m.jp/Artist/index/168