■「この楽曲(『イヌ』)は、シンガーソングライターを始めていちばん初めに書いた曲です」(きゃない)
路上ライブを活動の基盤にし、現在では都内はもちろん、大阪、愛知、北海道、福岡などの路上ライブにも、多くの若者が押し寄せているシンガーソングライターの“きゃない”が、本日9月15日に待望の1stデジタルシングル「イヌ」をリリース。同日22時からMVのプレミア公開も行われた。
誰しもが身に覚えのある感情や経験、人には言えない痛いほどの真実や本音を綴ったリアルな歌詞が人気を博し、デモ音源にもかかわらず、配信サイトでは、数多くのメジャー楽曲に混じってのチャート入りを記録するなど、多くの若者の支持を得てきたきゃない。
そのなかでも、今回リリースされた「イヌ」は、歌詞の内容が多くの女性の共感を生んでいる楽曲。今年3月にTikTokで投稿した動画が、即時200万回以上再生されるなど特に注目を集めていた。
カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に日本最年少での正式出品を果たした、映画監督の井樫彩が手がけたMVは、「人間」の繊細な心情が存分に詰まった作品に仕上がっている。
聴く人、観る人によって曲の解釈が変わる内容で、誰もがどこか心当たりのある自身の本音に気づくこと間違いなしだ。
■きゃない コメント
この楽曲は、シンガーソングライターを始めていちばん初めに書いた曲です。
すでに存在している「人間」という言葉は「人の間」と書きますが、その「人の間」を維持するために、人でしか満たされない僕ら人間は、誰にも会わない孤独感に敏感になりながら生きていると思います。
忘れられない誰かと自分との間にあった「何か」を他の誰かに求め期待して生きている。
その期待が叶わない日々に自分が壊れていくことを自覚しながらも繰り返し他の誰かを欲しがらずにはいられない。
誰かに飼われて、ある日捨てられ、新しい飼い主を探して生きるしかない。
そんな状態の「イヌ」みたいなあなたや僕自身を歌っている曲です。
聴く人、観る人によって解釈も変わる作品になっていると思いますので、たくさんの人の心に届くといいなと思っています。■井樫彩 コメント
きゃないさんの楽曲を初めて聴いたとき、ひと目惚れのような感覚を受けました。
繰り返し聴けば聴くほど旨味が増すようなこの楽曲に、いろいろな演出を散りばめました。
ぜひ、楽曲とともにMVも楽しんでいただけたらうれしいです。
リリース情報
2021.09.15 ON SALE
DIGITAL SINGLE「イヌ」
「イヌ」配信リンク
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