■「DXTEENは“DREAM”と“TEEN”をかけていて。6人の青春の、無限の可能性を表現した名前になってます」(DXTEEN・寺尾香信)
グローバルボーイズグループ101と、INTが所属するLAPONEエンタテインメントからデビューする3組目のアーティスト、DXTEEN(読み:ディエックスティーン)が、5月10日発売のデビューシングル「Brand New Day」のリリースに先駆け、ファンクラブ会員を対象としたプレデビューイベント『Predebut sp Event「Hello!DXTEEN』を3月8日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開催した。
DXTEENのメンバーは、大久保波留(おおくぼなる)、田中笑太郎(たなかしょうたろう)、谷口太ー(たにぐちたいち)、寺尾香信(てらおこうしん)、平本健(ひらもとけん)、福田歩汰(ふくだあゆた)の6名。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に参加した大久保、寺尾、平本、福田に加え、朝国でのトレーニング経験がある谷口、幼少期からダンサーとしてキャリアを積んできた田中が合流。2022年1月から1年以上におよぶ韓国でのトレーニングを経て、デビューが決定。
プレデビューイベントでは、「Brand New Day」を含む2曲を初パフォーマンス。表題曲のMVも会場で先行公開された。そのほか、プロフィール紹介やゲームなども行われ、それぞれのメンバーをより詳しく知ることができる内容となった。
■オフィシャルレポート
学校を想起させるチャイムが鳴り、手を振りながらステージに登場した6人はまず「Follow Your Deam! DXTEENです」と挨拶。
田中「山梨県出身17歳、メンバーカラーはバープル。DXTEENのクセが強い、田中後大部です」
平本「兵庫県出身18歳、メンバーカラーはブルー。DXTEENのやんちゃモンキー、平本健です」
大久保「僕の地元、福岡から来た人はいますか? 18歳、メンパーカラーはピンク。好きなケータリングはハッピーターン! 大久保波留です」
谷口「奈良県出身20歳、メンバーカラーはレッド。小柄な恐竜、DXTEENリーダー、谷口太一です。みなさん、今日という日を待ってましたよね! たくさんの幸せを持って帰ってください」
寺尾「みんな元気? 香信お兄さんも、元気! 広島県出身19歳、メンバーカラーはグリーン、寺尾香信です!」
福田「栃木県出身19歳、メンバーカラーはイエロー、福田歩汰です! 最近の目標は花粉症に勝つ! 今日は思い出に残るような楽しい日にしましょう」
とそれぞれの個性をアピールしながら自己紹介した。イベントの司会は古家正亭。グループ名について聞かれた寺尾は、「DXTEENは“DREAM”と“TEEN”をかけていて。夢に向かって一歩一歩、拡張と拡大をしながら成長して、努力と挑戦を重ねていく。6人の青春の、無限の可能性を表現した名前になってます」と説明。さらに福田が「かわいらしさもあり、カッコよさもあって。僕たちにいちばん似合うグループ名だなと思いました」と言葉を重ねた。
デビューを目前にした今の気持ちを聞かれた大久保は「たくさんつらいこともあったんですけど、諦めずにがんばってきて。デビューが発表されたときは、やっと夢が叶った!と思って、めちゃくちゃうれしかったです」とコメント。さらに1年に及んだ韓国合宿の思い出について谷口は、「韓国で年越ししたんです。31日の夜遅くまで練習して、みんなでスーパーに行って、ごはんを作って。カウントダウンしたのを覚えてます」とエピソードを明かした。
また、DXTEENのデビューに対して、先輩グループのJ01、INIからメッセージを送られたという話も。
平本が「デビューの報告をJ01のみなさんからいただいて、とてもうれしかったです。その翌日、INIのメンバーさんがたまたま国に来ていたので、僕たち全員で挨拶しました」と明かした。
ここからはメンバー全員を深堀りする「プロフィール紹介」のコーナー。得意なこと、チャームポイント、DXTEENでやってみたいことなどの項目をもとに、6人にキャラクターを紹介した。
チャームポイントは笑ったときの目という寺尾は、「友達から”優しいけど、たまに変人”と言われる」と告白し、平本が「自分で笑いを取りにいこうとしなくても、ふとしたときに破壊力のある言葉を言うんですよ(笑)」と説明。さらに福田が「香信じるは何に対しても全力。ダンス練習のときも、ごはん食べた後、最初に練習に戻るのは香信なんです」と寺尾のストイックな姿勢を紹介した。
今ハマっているのは“二度寝”というのは、福田。「性格が“謎”」と言われることに対して、「その場の要囲気や気分でテンションを変えちゃうというか。静かめなときもあるし、ふざけちゃうこともあるので、“不思議ちゃんだね”「謎だね”って言われます(笑)」とコメントした。そんな福田に対して大久保は、「すごく頼りがいがある。緊張しそうな場でもドシツとしてますね」と称した。
大久保が得意なことは、「美味しそうに食べること」。“スーパー能力がひとつ手に入るなら?”という質問に「時間を止めたいです。食べることが大好きなんですけど、ゆっくり食べ過ぎて、みんなが早く食べ終わっちゃうので」と答え、会場からは笑いが起こった。平本の「波留は天然。大事な場面で水をこぼしちゃったり、かわいいです(笑)」という言葉からも、大久保の愛らしいキャラが感じられた。
あだ名は“けんび”という平本は、「2004年にタイムスリップしたい」と回答。「僕が生まれた年なんですけど、そのときに流行っていたもの、街の風景とかも変わっていくじゃないですか。それを見たいなと思って」という話に対し、司会の古家は「ロマンティスト。歌詞を書いたらよさそう」と評した。そんな平本に対して谷口は、「外見はカッコいい系だけど、プレイベートになるとめちゃめちゃ甘えたがりです。ひとりで買い物も行けない」と暴露。平本は照れたように「喋る人がいないとちょっと心細い…..」と話した。
キリッとした目がチャームポイントの谷口は、「友達からどんな性格と言われる?」という問いになんと「ポンコツ」と回答。「ふだんはリーダーとして、練習のときも頼りがあって。でも、私生活は本当に抜けてて、めちゃめちゃかわいいです」(寺尾)「ごはんにふりかけをかけるときも、“健、どれくらいかけたらいい?”って聞いてくるんです。好きにしろよ!って(笑)」(平本)「カップ麺の粉をとかも、『これ全部入れていいの?よって…」(大久保)と次々とエピソードを披露。谷口も「美味しく食べたいので…」とちょっと恥ずかしそうに笑顔を浮かべた。
プロフィール紹介の最後は、チャームポイントは“笑顔”という田中。「表情の練習のときとかに、口角を上げる練習とかもしてるんですけど、ほぼ自然な感じです」とチャーミングな笑顔を見せた。そんな田中に対して寺尾は「笑太郎は面白いです。DXTEENの笑いが誰から始まるかって言われたら、笑太郎が一番多い。面白い動きだったり、いろんな変顔だったり。さっきも楽屋で、歩汰が一眼レフを借りて(田中を)撮っていたんですけど、一瞬で20種類くらい変顔してました(笑)」と明かした。
メンバー同士の仲の良さが感じられるトークの後は、グループの結束力を試すゲームで盛り上がる。そして、デビューシングル「Brand New Day」を初パフォーマンス。
「最初の一歩の胸の高まりをフレッシュに描いた、レトロポップサウンドになっています。僕たちの爽やかさ、エネルギーをみなさんに伝えられる曲になっているので、ぜひ聴いてください!」(寺尾)
「曲の最後のほうにある、6人が中央に集まって行う振り付けがあって。振り付けもかわいいですけど、僕たちの表情にも注目してほしいです」(大久保)という紹介の後、本邦初公開となるステージへ。キレのいいダンス、緻密にしてパワフルなパフォーマンスと歌によって観客を魅了した。
初パフォーマンスを見事にやり遂げたメンバーは、改めてファンに向けて挨拶。
田中「全力でパフォーマンスできたし、みなさんにも楽しんでもらえたんじゃないかなって思います。このステージに立ってみて改めて思ったのは、この6人でよかったなって。これからもDXTEENをよろしくおねがいします! 大好きです!」
平本「こうやってステージに立てることも、本当にファンのみなさんのおかげだと思っています。待っていてれて、本当にありがとうございます。1年間、韓国で練習してきて。不安や悩みもたくさんありましたど、今日、それが報われた気がします。また会いましょう!」
大久保「一生忘れらない景色になりました。本当に1年間、たくさん辛いこともあって、落ち込んだ時期もあったんですが、みなさんがずっと応援してくれたから、待ってくれたから、がんばってこれたなって思います。みなさんがいないと僕は輝けない。これからも僕を輝かせてください」
谷口「今日は来てくださり、本当にありがとうございます。僕にとっての夢が叶いました。この6人で一緒にステージに立てたこともそうですし、こうしてファンのみなさんの前でパフォーマンスして、お話できているのが今でも夢みたいです。これからもっとたくさんのDXTEENを見せていくので、よろしくおねがいします」
寺尾「会場に来てくださったファンのみなさん、配信でご覧のみなさんも本当にありがとうございます。僕は練習のときも、曲に入り込むときにみんなのことを思って、ちょっと泣いちゃったりすることがあって。それくらいみんなのことが大好きなので、これからも応援よろしくお願いします! また会いましょう」
福田「ここに立てているのが夢みたいですし、改めて、この環境に感謝したいなと思いました。僕たちを長い間待ってくださった方々いて。ずっと応援し続けてくれるみなさんには感謝しかないです。今度は僕らが思返しできるように、もっともっと努力して、一緒にいろんな思い出を作って、一緒にいろんな景色を見に行きたいです。これからもよろしくお願いします!」
ここでイベント本編は終了。YouTubeでのライブ配信も終了したが、会場ではアンコールを求める手拍子と歓声が鳴りやまず、6人は再びステージに登場した。まずは「Brand New Day」のMVをファンと一緒に鑑賞。メンバー自身も初めて観たということで、鑑賞中はファンと共に歓声をあげたり、かっこよく出来上がったMVに抱き合いながら喜びを見せた。観賞後には、「泣きそう」「報われたね」としみじみ語り合い、いよいよデビューに向けて気持ちが高まっていた。さらにデビューシングルのカップリング曲「Come Over」の初パフォーマンスも行われ、会場に足を運んだファンを歓喜させた。
さらにイベントでは、彼らのファンネームの募集を公式HPでスタートすることを発表。イベント直後にYouTubeで公開された「Brand New Day」のMVは、現在200万回再生を突破している。
リリース情報
2023.05.10 ON SALE
SINGLE「Brand New Day」
DXTEEN OFFICIAL SITE
https://dxteen.com