■「ふくしま12市町村の今を知ることができる 動画を撮りました! 『移住に興味あるかも!?』『自分の夢と照らし合わせる、わくわくする』と感じていただける動画になっていたらうれしいです」
(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営する「ふくしま12市町村移住支援センター」が、東日本大震災から13年目を前に福島第一原子力発電所の事故により避難指示などの対象となった「ふくしま12市町村」(※)の現状と移住の魅力をPRするため、俳優・創作あーちすとであるのんとコラボレーション動画を制作。
※「ふくしま12市町村」とは福島第一原子力発電所の事故により、避難指示などの対象となった南相馬市、田村市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指す。
その発表の場として『ふくしま12市町村 移住PRイベント』を3月9日に東京・渋谷スクランブルスクエアで開催した。
イベントでは、のんが「ふくしま12市町村」を訪れ、移住定住している方々を取材した様子を収めた動画のダイジェストムービーをお披露目。
「ふくしま 12市町村」を訪れたのんは「自分のやりたいことの実現に向けた準備や、夢を見つけられる場所」とコメント。それに対して、ふくしま12市町村移住支援セン ター センター長の藤沢氏は「やりたいことを実現できる場と捉えて移住してくださる方が増えているということをのんさんに知っていただけてうれしいです」と応じた。
“移住定住している方々への取材を通して感じた「ふくしま12市町村」の魅力をひと言で表すなら”との問いかけに対してのんは「好きを包んでくれる」と回答。「ダメなことはダメと教えてくれる優しさが、地元の皆さんにありました。それは拒否ではなくて、移住された方と一緒に生きようとしてくれているからこその優しさなのだと思います。移住をした人の好きを包んで受け止めてくれる。そんな包容力のある場所だと感じました」とコメントした。
それに対して、藤沢氏は頷きながら「ステキな言葉ですね。ふくしま12市町村に住む方の多くは、自らも避難先で受け入れてもらった経験をされています。一度はよその地域で暮らす 経験をしているからこそ、移住者の新しい挑戦を応援しようという気持ちを持って います」と伝えた。
さらに、のんは「ごはんがとにかく美味しかったです。レストランを営む吉川夫妻に朝食と昼食を作っていただき、古谷さんの営むシェアハウスでも郷土料理をいただきました。幸せな食事で、今年いちばんおいしかったです」と動画制作の思い出を振り返った。
また、自身がふくしま12市町村でチャレンジしたいことを尋ねられると、「創作あーちすと の活動の一環で、リボンアートをつくり続けているんです。ふくしま12市町村の街の 中に溶け込むようなリボンアートをやってみたいです」と目を輝かせた。
動画を観る人に向けてのんは「ふくしま12市町村の今を知ることができる 動画を撮りました! 『移住に興味あるかも!?』『自分の夢と照らし合わせる、わくわくする』と感じていただける動画になっていたらうれしいです。ぜひ観てください!」と熱いメッセージを送った。
そして、藤沢氏が移住を検討している人に向けて「長く住んでいただくために、自分の好きを大事にしていただけるように意識しています。動画を観て、ふくしま12市町村は新しいチャレンジができる場なのだと多くの方に知っていただきたいです」と語り、イベントを締めくくった。
のんやろが!ちゃんねる
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