■「(カレーは)『自分でも作れるんじゃない?』と思ってスパイスから作ってみたら『できんじゃん!』みたいな感じでガッチリとハマり、いまに至るという感じです」(黒沢薫)
ゴスペラーズの黒沢薫が、2月27日の文化放送『おとなりさん』(毎週月~金 8時~11時)に登場。
番組パーソナリィのアルコ&ピースの平子祐希、坂口愛美・文化放送アナウンサーに、 大のカレー好きとしても知られる黒沢が、「カレー」や「音楽」について幅広く語った。
なお、この日の放送の様子は、radikoのタイムフリー機能で放送終了後1週間視聴が可能だ。
【番組レポート】
平子:カレーにドハマりするきっかけはなんだったんですか?。
黒沢:もともと料理をするのが好きだったというか、母親に仕込まれまして。最初に作った料理がカレー、というのもあるんです。あと子供のころ、いとこの洋食屋さんへ行くと必ずハンバーグカレーを出してもらえて。ハンバーグも好きだったんですが、『カレー食べられるんだ!』というのがあって、そこからですね。あとミュージシャン仲間ってカレー好きな人、多いんですよ。そこから影響も受けました。
坂口:へえ~!
黒沢:2002年ぐらいですかね、サポートメンバーだった松本くんというのが、食べ歩きが好きで、一緒に食べ歩いているうちにハマってしまって。そしたら『自分でも作れるんじゃない?』と思ってスパイスから作ってみたら『できんじゃん!』みたいな感じでガッチリとハマり、いまに至るという感じです。
黒沢はこのあともカレーに関するエピソード、インドのものと日本のもの(日式カレー)との違いなど、詳しく解説。もちろん音楽活動についてもトーク。ゴスペラーズが来年でメジャーデビュー30周年と聞き、そのキャリアの長さに平子も感嘆の声を上げる。
平子:僕なんかもコンビを組んだり、何度も解散したりを重ねながらのいまなんです。大人の男性5人が集まって、言ったら普通の会社でプロジェクトチームがあれば流動的に回るものだし、固定されたメンバーでそこまで長く続くって、周りでも少なくないですか?
黒沢:確かにあまり聞いたことないな、という感じですね。
平子:秘訣みたいなのはあるんですか?
黒沢:お互い自我もあるし、承認欲求もあります。いろんなことをメンバーも考えていたと思うんですけど、なんていうんでしょうね。いまはもう『君は君のままでいいんだよ』みたいな感じです。個性もあるし、自分が悪いと思っているところが相手の悪いところかどうかもわからないし。あとはギャラが5分割というのも大きいですね(笑)。
平子:珍しい(笑)。コンビで片方だけ仕事してもふたりで割る、みたいなのはありますけど。
黒沢:それこそブレイク前に決めたので。レコード会社の人に『どうします?』と聞かれて、『5分割でいいです』と。我々も学生のままデビューしたし、そんなに稼いでいませんでしたから。そのままずっと来て。
平子:はあ~!。
黒沢:でもそうするとよかったのは、たとえばQueenの映画『ボヘミアン・ラプソディ』でこういうエピソードがあったんです。『俺はこの曲、全然よくないと思っているのに』『収入のバランス悪くなるから、こいつのこの曲入れる。そういうのがイヤなんだ!』と、フレディ・マーキュリーがキレるシーンがあるんですよ。そういうことが起きないんですね。作品ファーストになれるというか。
平子:なるほど! お金の面だけでなく、派生するバランスというものがありますね。
黒沢:あと5分割って、悪いことしなければ何してもいいわけです。例えば僕はソロもやっていますけど、それも『行っといで、行っといで』と。そういう寛容さも生まれますね。
リリース情報
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番組視聴はこちらで ※radiko
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