川嶋あい、20周年企画で1日限りのI WiSH再結成！新曲「スノードーム～春～」もライブ初披露

■スペシャルゲストとして、2003年に川嶋とともにI WiSHとしてユニットデビューしたミュージシャン・naoが登場！

デビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎えている川嶋あいが、2月18日に東京・淀橋教会にて20周年記念イベント『Ai Kawashima Church little events-Hope＆Thanks-』を開催した。

イベントには、スペシャルゲストとして、2003年に川嶋とともに「I WiSH」としてユニットデビューしたミュージシャン・naoも登場。1日限りのI WiSH再結成にファンからは喜びの声が上がった。

川嶋にとって今回の公演は声帯の手術から9ヵ月、ステージに立つのは半年ぶりとなる。2022年5月に声帯の手術を行って以来、声の回復のため歌うことを控えていたが、その間も変わらず応援してくれていたファンのため、今回のイベントが開催された。

教会の礼拝堂のステージに設置されたグランドピアノの前に川嶋あいが登場すると、客席から大きな拍手が起きる。

弾き語りスタイルで披露されたのは、卒業ソングの定番曲である「旅立ちの日に・・・」。川嶋は、ブランクを感じさせない透き通った歌声で観客を魅了した。

続く2曲目では、スペシャルゲストとして、I WiSHのメンバーであり音楽プロデューサーのnaoが登場。

naoのグランドピアノの演奏に乗せて、aiのボーカルでI WiSHとして15年ぶりの新曲である「スノードーム～春～」がライブで初披露された。

続くMCで「I WiSHの中で思い出の曲は？」とnaoから聞かれると川嶋は「ふたつ星」を挙げ、「MVを初めて撮ったときに展望台に行ったのがとても神秘的だった。naoさんと一緒に作ったことも印象深く、メロディができて歌詞ができたときに、どういうタイトルがいいですか？　と聞いたとき3秒くらいで『これはね、ふたつ星だね』と返ってきた」と、感慨深く当時の思い出を振り返った。

I WiSHとしてふたりがステージに立つのは10年ぶりとなるものの、そのやり取りからは年月の壁を感じさせないふたりの絆の強さを感じさせられた。

3曲目には、その思い出の曲で、I WiSHの2ndシングル「ふたつ星」を披露。

そして、ファンへのプレゼントコーナーを終えて、最後に披露されたのはI WiSHのデビューシングルであり、彼らの代表曲である「明日への扉」。

I WiSHデビュー20周年を飾るライブにふさわしいラストソングに、ファンの感動も最高潮となった。

また最後には、川嶋あいが毎年行っている8月20日の恒例のライブについても触れられ、「今年も何がなんでもやりたい」と意気込みを語るとともに、20年という月日を支えてくれたファンへ感謝のコメントで締め括った。

終演後は、川嶋あいが握手によるお見送り。声帯の手術から9ヵ月ぶりとなるライブは幕を閉じた。

20年の活動を通じて、応援してくれるファンを大切にし続けている川嶋あい。終始、彼女のファンとの絆の強さを感じさせるライブイベントとなった。