「mol-74はアルバムごとにかなり濃くコンセプトを持って作っている、アーティストとしての姿勢に一本筋の通ったカッコいい人たち」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第47回となる2月26日放送で紹介した楽曲は、mol-74「%」。
「京都発の4ピースバンド、mol-74。この難しいバンド名、化学用語の“Molecule(モルキュール)に由来するそうです。『%』という曲は、2016年にリリースされた曲で、メジャーデビューを果たした2019年のアルバム『mol-74』にも収録されてます」と、バンドと楽曲を紹介すると、「僕ら、緑黄色社会は何度も対バンさせていただいたことがあって。たまたまイベントの遠征の行程が同じだったバンド何組かで、モルカルさんも一緒にバーベキューをしたのをめちゃくちゃ覚えてます。メンバーさんとアニメの話ですごく盛り上がりました」と、バンドとの思い出を楽しそうに振り返った小林。
「モルカルさんは、アルバムごとにかなり濃くコンセプトを持って作っていて、アーティストとしての姿勢に一本筋の通った、カッコいい人たちだと思います」と、改めてバンドの魅力を語ると、「そんななかでも、僕は『%』って曲が当時から大好きで。ライブでやってるのを見るたび、『この曲を聴くためだけにでも、ライブに行きたいな』と思うぐらい好きです」と、この曲を選んだ理由を話した。
「というのも、お客さんとの一体感というか、そのストイックな画がすごくおかしくて。お客さんはみんな知ってると思うんですけど、この曲の手拍子が名物で。このテンポの速さで、パパパパパパッてやるクラップにお客さんも参加するんですよ」と、さらにライブでの様子を楽しそうに説明すると、「そこにはみんなでライブをしているっていう感じがすごくあって。しかも、すごく難易度の高いクラップをみんなでやるっていう。みなさんにもぜひライブで体感してほしいです」とライブ体験をリスナーに勧めつつ、「1月18日にリリースされたばっかりの新曲「花瓶」もすごい美しい曲だったんで、ライブで聴きたいなって思いました」と話した。
「『%』の話に戻るんですけど。この曲、サビに入るまでリードギターが我慢してるんですよね。それがすごいなと思います」と語るサウンド面に関しては、「僕だったらAメロの折り返しぐらいでピロ~ンとか、ピロピロ~みたいに効果音的に弾きたくなっちゃうんですけど。それを我慢して、サビでしっかりと空間を広げるためにギターを使ってくるというのが素敵だなと。僕も我慢を覚えようと思いました」と、その効果について解説。
最後は、「こういう“聴いただけで良さが伝わる曲”って、どう紹介したらいいか、本当に分かんないんですけど…」と、どこか嬉しそうに話した小林。「もう、十分に良さは伝わってると思うんで。みなさんもmol-74『%』をぜひチェックしてみてください」と番組を締めくくった。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
2月26日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/
mol-74 OFFICIAL SITE
https://mol-74.jp/