「(w.o.d.は)どの曲もまさにグランジで、ガッツリひずんだギターのリフレインに明確なオリジナリティを感じる」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第46回となる2月19日放送で紹介した楽曲は、w.o.d.「馬鹿と虎馬」。
「2009年に結成された、神戸発のスリーピースバンドw.o.d.。スリーピースの限界を突破するオリジナリティを見せつける、ネオ・グランジバンドということで。『馬鹿と虎馬』は、昨年リリースのアルバム『感情』に収録されてます」と、紹介した小林。
「スリーピースならではの1粒1粒の音の大きさもあって、音源聴いてても、ライブ聴いてるみたいな臨場感があるんですよね」とサウンドの印象について話すと、「w.o.d.さんの曲はどの曲もまさにグランジで、ガッツリひずんだギターのリフレインにどれも明確なオリジナリティを感じて。1曲ずつ、しっかりと性格を持っているのが魅力だと思っています」と、自身の思うw.o.d.の魅力を説明。
「今回は「馬鹿と虎馬」を紹介してるんですけど。ぶっちゃけ、どの曲を選んでも同じ熱量があって、めちゃくちゃ選曲に悩みました。でも、やっぱり中でも「馬鹿と虎馬」はすごく音像もメッセージも相まって、僕に響いたんですよね」と、この曲を紹介した理由を話すと、「この曲は“人生の選択におけるギャンブル性”っていうのがテーマで。朝起きた瞬間から、何をチョイスするか? の賭け事が始まってるという、ヒリヒリとした世界観の中、“運命だって裏切って 賽を振るのさ”という歌詞に向かっていくんですよね」と歌詞のテーマについて解説した。
「本当に今の時代に合った内容で、明日どうなるかなんて、自分の手だけではどうにもならないというか。『平和ボケしてたら痛い目見るかも知んねぇぞ』っていう風に、目を覚まさせてくれる曲だなと思いました」と、歌詞から受け取ったメッセージについて話すと、「歌詞も常に文学的に紡がれていて、日本語をとても大切にされてるし。日本にこんなカッコいいバンドがいるってのが、とても誇らしいです」と力強く語った。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
2月19日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/
w.o.d. OFFICIAL SITE
https://www.wodband.com/