「サビから入ってくるベースが、めちゃくちゃイカしてます! ちょうど歌の隙間を縫ったフレージングで、無駄のない計算された音楽だなと思いました」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第45回となる2月12日放送で紹介した楽曲は、DATS「Sorry」。
「MONJOEさんを中心に2013年に結成されたバンド、DATSの12ヶ月連続デジタルリリース第9弾として、2022年にリリースされた楽曲です。この曲を一聴しただけでも、その12ヶ月の密度と気迫がすごく伝わってくる内容だなと思いました」と、「Sorry」を紹介した小林。
「曲の冒頭がまるでライブのSEのような『これから、なにかすごいことが起こるぞ!』と予感させるイントロで」と楽曲冒頭について話すと、「イントロのリフをずっとループしておくだけでも十分カッコよさそうな曲なのに、じっくり聴いてると、このリフが曲を通してすごく細かく変わってくるんですよね。そういうところに、音楽家としての本気を感じました」と、リフから感じた本気度を語る。
さらに、「トラックがとにかくカッコよくて、“最大級のごめんね”ってサビから入ってくるベースが、めちゃくちゃイカしてます! ちょうど歌の隙間を縫ったフレージングで、無駄のない計算された音楽だなと思いました」と、トラックの聴きどころを挙げ、「デジタルとアナログの音色調和ってのが、とても魅力的な楽曲だと思います」と話した小林。
歌に関しては、「ボイスエフェクトもふんだんに使われてるんですけど、歌に魂がしっかりと乗っているので、リアリティが霞まない塩梅というか。芯の通った声質だから出来る、メッセージがあるからこそ出来るパフォーマンスだなと思いました」と感心した。
また、「作詞はソングライターのCanchildさん。『歌詞っていうのは韻、リズム、世界観、意味、キャッチーさっていうのを複合的に考慮して、最適な言葉を無限の言葉の中から探し出す宝探しなのさ』とTwitterでおっしゃっていて。まさにこの曲も、韻を踏みすぎない妙ってのがあって」作詞に関して説明しつつ、「そうすることで、より見え隠れする言葉の意味だったり、メッセージがあるよなって。説得力がすごくあって。僕もこのバランス感覚はとても大事だと思ってるんで、それを体現されていて素晴らしいなと思いました」と、感想とともに自身の考えを述べた。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
2月12日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
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